人生の師である大鈴佳花先生の佳花塾第5回を受講しました。

今回は感想に変えて母への感謝の手紙を綴りました。

 

 

 

お母さんへ

 

子どもの頃からお嫁に行くまで

自由がなかったと

ずっと思っていました。

 

 

 

 

通学時間が長いから

運動部は身体をこわすといって

高校の部活動は禁止、

短大のサークル活動も禁止。

 

なんでうちはこんなに厳しいんだろう?

友だちをうらやましく思っていました。

 

 

 

 

今まで、させてもらえなかったことばかりに

目がいっていました。

 

 

 

 

 

でも大切なことを忘れていました。

一番やりたかったことをやらせてもらったと。

 

 

 

 

ピアノです。

 

 

 

小学一年生のとき

駅のホームで電車を待っていると

近くの家からピアノの音が聞こえてきました。

 

 

 

素敵な音色にうっとりし

「ピアノを習いたい」とせがんだそうですね。

 

 

この願いはすんなりと聞き入れられ

ピアノを高校生まで習わせてもらいました。

 

 

とても有り難いことだったと

感謝しています。

 

 

お母さんは私の気持ちを

ちゃんと受け止めてくれていたのですね。

 

 

 

大切にしてもらえなかったと

思い込んでしまって

ごめんなさい。

 

 

運動部に入っていたら

ピアノを弾く時間は

十分にはとれなかったと思います。

 

 

これでよかったのだと

やっと思えるようになりました。

 

 

 

 

大人になっていつのまにか

ピアノを弾くことを諦めてしまったけど

本当はすごく弾きたかったことを

想い出しました。

 

 

 

またピアノを始めました。

ピアノを弾いていると

魂が喜んでいることを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

今、お母さんは先月の風邪が原因で

突然、立ちあがることができなくなり、

身体もあちこちで不自由になり

大変な想いをされていますね。

 

 

 

 

お母さんが妹と私を一生懸命

育ててくれたように

今度は妹と私が

お母さんに尽くします。

 

 

 

お母さんに尽くすことは

私が役割を果たすことでもあり、

今まで培ってきたものすべてを

役立てることができるのは

喜びです。

 

 

 

お母さんは最後の最後まで

娘たちに使命を果たせる機会を

与えてくれているのだと

感謝しています。

 

 

 

お母さんからの究極の愛

 

しっかりと受け止めています。

 

 

 

産んでくれてありがとうございます。