12月になって、一気に寒さが強くなってきましたね。
皆様も体調を崩されないよう、気をつけてください。私たちも年末に向けて体調も施術の準備も整え、万全の体制でお迎えできるよう頑張ります。
キルシェクリニックの2021年は、緊急事態宣言にかなり振り回された1年でした。
症例写真の更新自粛、薬剤確保で駆け回り、なんとか1年駆け抜けた感じです。
ちなみに、薬剤については問題なく確保できていますので、ご安心ください。
年末枠もまだ少し残っていますので、ご希望の方はご相談いただければと思います。
今日は（今日も？）お顔の脂肪吸引の解説ブログです。
20歳前後の方のお話なので、若い方向けでしょうか。
施術を考える際の参考にしていただければと思います。
まずは症例写真のご紹介から。
施術前後を一気に比較します。
【施術前後】
【逆向きから】
いかがでしょうか。
あご下がすっきりして、フェイスラインが出て、ホホの重たさも改善しました。
キルシェクリニックでは、あご周りもしっかりと施術していますので、あごがシャープに見えることが多いのもメリットの1つです。
1ヶ月目の経過として、とても良い感じだと思います。
3ヶ月目のゴールが楽しみですね。
患者さんは20歳で、施術としては、
・ホホ＋あご下の脂肪吸引
・バッカルファット切除
・内側フェイスバンド
の3つを同時に行なっています。
20歳前後の方の脂肪吸引の場合、40歳前後の方の脂肪吸引とは考え方を大きく変える必要があります。それは「将来的なたるみや変化を計算に入れること」です。
40歳前後の方の脂肪吸引では、主に若返りがメインの要素となりますが、20歳前後の方の脂肪吸引は若返りというよりも「小顔に・スッキリ」という部分がメインの要素となってきます。
40歳前後の方と比較して、脂肪のボリュームが多いケースが目立ちますので、しっかりと脂肪を吸引してあげないと効果が出づらくなります。
しかし、20歳前後で脂肪を減らし過ぎてしまうと、「将来的なたるみや痩け感」が目立ちやすくなる可能性がありますので、そこが心配です。取れば良いというものではない点が、脂肪吸引の難しいところ（逆に言えば、技術の見せどころ）になり、将来的な加齢による変化まで計算に入れたデザインと施術が大切です。
若い方を中心に「糸って本当に必要ですか？」と相談中に聞かれることも多いですが、内側フェイスバンド（糸）については、圧迫が3ヶ月継続して頑張れるようであれば必要ありませんが、それが難しい場合には併用する方が無難です。たるみが残ると、せっかくの脂肪吸引の変化が少なくなってしまいますし、将来的なたるみなどに不利な影響が出る可能性が出てくるからです。
特に、将来的な「老けが早く来る」「はやくたるむ」などの心配が大きい人ほど、併用しておいた方が良いと感じています。費用的にはそれなりに追加になってしまいますが、施術後にたるみに悩んで色々と治療にお金を使うくらいであれば、しっかりと仕上げた方が良いのではないでしょうか。
若い方のほうが自然の引き締まる力については大きく得られるケースが多いですが、それでも全員がたるまないというわけではありませんし、脂肪をたくさん取るときほど皮膚は余りますので、そのあたりの理解は必要だと思います。
キルシェクリニックでは、直後の変化感だけでなく、5年後・10年後を視野に入れたデザインと施術を行っています。
今回の患者さんでも、
ここからさらにホホのボリュームを減らすことは可能でしたが、将来的なことを考えるとこのくらいの変化感で（と言ってもじゅうぶん大きな変化ですが）抑えておくことがベストだと判断しました。
もちろん、「今が絶対的に大切」というリクエストの場合にはさらに吸引して直後の変化感を最大限に出すことも可能です。美容外科の施術でのゴール設定は、私たち医師が医学的な客観的判断とベストな提案を患者さんに提案して、それを元に患者さんが最終決定するというものです。患者さんの希望だけで決めても、私たちが一方的に設定しても満足いく結果は得られないことが多いです。このあたりは相談時間をしっかりと取って施術の打ち合わせを行っていますので、皆さんのご希望を聞かせてください。
2021年12月の休診日
1（水）・2（木）・6（月）・10（金）・14（火）・19（日）・20（月）・24（金）・31（金）
2022年1月の休診日
1（土）・2（日）・3（月）・6（木）・11（火）・12（水）・16（日）・20（木）・24（月）・25（火）・2６（水）・27（木）
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