ありがたいことに、たくさんの脂肪吸引の相談を承っています。
脂肪吸引の経験が豊富な医師が減っていること、特に太ももやお腹の脂肪吸引で吸引量の多い(変化が大きい)クリニックは激減していることから、当院のニーズが高まっているのかなと感じています。お引き受けできる数に限りはありますが、できるだけ対応できるよう頑張ります。


さて今回の患者さん。
昨年、太もも周りの脂肪吸引を当院で承った方です。
太ももの変化に満足され、今後はお腹周りが気になるということでご相談いただきました。
他の部位のリピートをいただけるということは、前回の施術にご満足いただけたということなので、私たちとしては嬉しいですし励みになります。
キルシェクリニックを選んでいただいてありがとうございます。


【患者データ】
20代女性
身長157cm
体重52kg(BMI21.1)
BMI的にはいわゆる標準体型の真ん中ですね。
ただ、太もも周りの脂肪吸引で5000ccくらい吸引しており、その体重減があるはずなので実際には数値より少しだけボリュームが多めかもしれません。


【施術前】

腰まわりの脂肪の重たさはあるものの、術前からくびれがありそこまで太いという印象は受けません。
とはいえスカートやパンツの上に乗っかる脂肪、気になりますよね。水着も少し食い込んでいるように見えます。
さらに太もも周りの脂肪吸引を受けていただいているため、お尻周りと比べて相対的にボリュームがあるように見えてしまっているのも何とかしたいところ。
診察させていただくと、脂肪自体はしっかりあるため脂肪吸引で大きく変化が期待できると判断し、施術をお引き受けしました。

麻酔は背中からの硬膜外麻酔を眠る静脈麻酔で行い、術後は充分にお休みいただいてから近隣のホテルに戻られました。
ちなみに吸引した脂肪は2400cc。
太ももの脂肪吸引の半分くらいがお腹周りの脂肪吸引の吸引量の平均ということを考えると、まずまずの量が取れています。


【施術後1ヶ月】

まず分かるのが、水着に食い込んで上に乗っかっていた脂肪が消えました。
くびれも強調され、綺麗なボディラインになっています。
今回は写真でのご紹介はできませんが、二の腕から背中にかけての脂肪吸引を行うと、さらに全身のボディラインは整いそうです。


【並べて比較】

こうやって見ると一目瞭然ですね。

測定数値についても、
へそ周り:81.5cm→71.9cm(マイナス9.6cm)
へそ下5cm:89.8cm→82.4cm(マイナス7.4cm)
へそ上5cm:69.0cm→64.6cm(マイナス4.4cm)
と大きな変化が出ました。
特にへそ周りのマイナス10cmは私から見ても驚きです。
術後に体重が1.5kgくらい減っていたのでその効果も含まれているとは思いますが、それを差し引いても大きな変化だと思います。

上の説明の中で「2400ccって少なくない?」とお感じになった方もいらっしゃるかと思いますが、この数値はここまでしっかりと大きな変化が期待できる数値です。
3ヶ月目まで圧迫を頑張ることで、もう一回りくらいスッキリしそうですね。
今回の患者さんは術直後から圧迫を頑張ってくれているので、早い段階からここまで大きく変化しています。
マッサージと異なり、圧迫はストレートに細さに影響しますし、頑張ってくれているかどうかは1週間・1ヶ月の経過を見るとハッキリ分かります。そのくらい影響力が大きいのが圧迫です。
大変だったと思いますが、圧迫やマッサージを術後に頑張ってくれた患者さんに感謝です。
私たちも仕上がりを楽しみにしています。


余談になりますが、今回の患者さんは眠っている中でも大きく動かれまして、とても施術が大変でした。緊張や不安が強い方にときどき見られるのですが、麻酔も施術も何倍も大変になります。
麻酔を増やせばいいのにとお考えかもしれませんが、そう簡単にもいきません。
なぜなら、いわゆる一般病院で行われる入院を前提とした手術麻酔と、数時間後には歩いて自宅まで帰ることを前提とした日帰り手術の麻酔では、使える麻酔の量が全然異なるからです。
特にボディの脂肪吸引は施術時間が長く、侵襲(体へのダメージ)も大きいため、その管理は難しいと言われており、さらに今回のように患者さんの動きが強かった場合はさらに難易度が上がります。
そんな条件が決して良くない中でも安定した結果を出すためには、
・脂肪吸引の施術スピードと技術
・麻酔の経験と技術
が両方とも揃っていることが必要です。
美容外科医として12年、脂肪吸引を専門に経験を積んできており、麻酔科医としては24年で数万件の経験を積み、専門医や指導医も取りました。
この2つをあわせ持っているからこそ、どういう状況であっても安定した結果が出せていると思います。今回は難しい施術でしたが、しっかりとした変化が出せてよかったです。

安全な麻酔、大きな変化を狙うデザイン・時間をかけて向き合う相談
この3つを最優先に提供できることが、キルシェクリニックの強みです。






2023年5月の休診日
2(火)・8(月)・12(金)・16(火)・17(水)・21(日)・25(木)・29(月)

2023年6月の休診日
2(金)・6(火)・10(土)・14(水)・18(日)・19(月)・23(金)・27(火)











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