英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
プレジデントになかなか興味深い記事がありました。
加藤紀子さんのこの本は注文しました。
届くのが楽しみです。
私は英語の早期教育には賛成でも反対でもありません。
やりたいと思う人はやれば良いと思います。(我が家ではやっていません)
ただ私のように地方在住だとなかなか良い指導者がいないので、地方在住者にとって良い指導者を探すことは大変です。
上記のコラムで一番印象に残ったのが自文化理解があってこそのアイデンティティという件。
言葉を学ぶことは意思疎通の手段とかツールにすぎないと言うことがよく言われますが、それはあくまで言語学習の1側面に過ぎないと私は考えています。
私達日本人は母語の日本語を通じてアイデンティティを形成し、自文化についての理解も含めていくのではないでしょうか?
英語や他の外国語を学ぶことはも重要ですが、まずは自己のアイデンティティを形成し自文化についてきちんと理解することがグローバル時代では必要だ私は考えます。
私の従兄弟は高校時代にカナダに留学した時に、日本のこと(国家、文化、歴史)について色々聞かれたけど、知識がなく質問に答えられなくて恥ずかしい思いをしたと言っていました。
グローバル時代だからといってアイデンティティがない根無し草みたいになってしまってはダメですね。
私は英語やフランス語も学んでいますが、同時に日本の歴史、伝統、文化、東洋思想についても学んでいます。
私の場合西洋について学ぶと東洋について学びたくなるんですよね。
多分西洋、東洋両方について学ぶことでバランスを取っているのでしょう。
現在の世界の潮流を見ていてもグローバル時代からの揺り戻しが起こっているように感じます。(アメリカのトランプ人気等)
今後の世界がどうなっていくかは分かりませんが、語学だけでなく、様々なことを学んでおいた方が良い様に思います。
私自身も浅学非才ですので、今後も日々学んでいきます。
御意見、感想、大歓迎です。