ダンスの格付け

あけましておめでとうございます。

元旦は、ベランダから日の出を眺め、公園で陳式太極拳老架一路を2回通し、お屠蘇を飲み、おせち料理とお雑煮をいただき、娘にお年玉をあげて(3000円)、初詣に行き、実家に行って、家族マージャンをして、お鍋をいただきました。

例年通りの、落ち着いたお正月であります。

神社では、娘が露店の福引で、おもちゃの鉄砲をゲットしておりました。昔懐かしの銀玉鉄砲ですが、今のは銀玉じゃなくて、BB弾なのですね。

実家では、テレビでGACKTさんが活躍する「芸能人格付けチェック」を見ました。

あの番組、ちょいちょい見ますが、面白いのかなあ~といつも思ってしまいます。

100万円の高級ワインと5000円のワインの差とか、米沢牛とアライグマの違いとか、テレビを見てるもんにはわかれへんやん!とおもうんですよね。

飲ませてくれたらわかると思うんですけど。

いつも500円のチリワインを飲んでおりますので、10倍旨いのと、2000倍旨いもんの違いくらい分かると思うのです。

何億円もするストラディバリウスのバイオリンと、そこそこいいバイオリンの音色の違いも、家庭用安物テレビのスピーカー越しでは、わかりません。

弾かせてくれればわかると思うのですけどねー。

20万円のコンデエルマノスと、100万円を超えるマヌエルレディスに明らかな違いがあるのは、弾けばよくわかりますし。(フラメンコギターです)

それにあの番組、結果発表まで、ダラダラと引き伸ばしすぎ!

浜ちゃん、さっさとドア開けろ! とか思ってました。

ひとつ面白いと思ったのは、ダンスの格付けです。

プロチームと、アマチュアチームのトップクラスとの比較でした。

これは、一発でわかりました。

出演しているタレントたちは、盛り上がり方が…とか、空間の使い方が…とか、演出の方に注目して、頓珍漢な答えをしていましたけど、見るところが違いますね。

私は、ダンスが始まった数秒でわかりました。

社交ダンス趣味の母は、ダンサーが登場した瞬間に当ててました。

体つき、体の使い方の違いですね。

ずーっと、お腹のあたりを見ていると違いがよくわかるのですが、プロの方は、ヘソのあたりがコマの軸のようにほとんど動かず、丹田中心に、手足や頭がクルクル回っています。

アマチュアチームも、いい動きをされてましたが、その点が若干ブレがあって、クルクル回るのも、手足の踏ん張りに頼っているところが、やや見受けられました。

私は、そこだけ注目していて、演技の構成とか、チームワークとかは全然見てませんけど、そこの違いだけで、ランクの違いは明らかですね。

母は踊りの始まる前の立ち姿で、格の違いを感じたようです。

これは、太極拳も同じだと思います。

手足を踏ん張る太極拳は、未熟です。

そんで、本当に名人は、立ってるだけで、負けそう!と感じられるものです。

なかなか勉強になりました。

今年も太極拳、精進いたします。

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