No.875 こころのメモ624(ACアダルトチルドレン札幌)


AC:自分への手当〜 お母さんと「孤独」


孤独って、な〜んかイヤな感じがしませんか(笑)

実際ある大規模な調査では、タバコを一日に15本吸うのと同じくらい、孤独は心身ともに悪影響を与えるというデータがあります。


ボクにとって孤独はかなり大事な感覚で、

散々このブログでも孤独をテーマにして書いてきました。


そこで今回は、お母さんと「孤独」と題して新たな試みとして書いてみます。よかったら見てみてください。何かのお役に立てれば。




母と孤独:子どもを授かり母親という立場になったとしても、心が自動的に親になるはずもなく、母親になった人は孤独に直面する可能性が高いと考えられる。なぜなら初めての育児ではわからないことばかりであり、身近に助けてくれる存在があれば別だが、たったひとりで行う育児は、まるで丸裸のまま砂漠へ旅に出るくらい過酷な日々となる。毎日の睡眠が不足しがちになる可能性があり、不安にもなりやすく気分が滅入り、赤子にばかり手がかかるため自分のケアをしている余裕はなくなり、いつしか孤独を感じるようになる。なぜか社会から取り残されたような感覚になる場合もある。もし、自分の出発点がそんな状況で育てられたのなら、自分の母親は孤独がありながら私を育てたのかもしれないと想像が働き、微妙な心の動きを感じるかもしれない。その動きは、なぜ母親が自分に厳しく八つ当たるのかわからないという答えへのヒントになるかもしれないし、なぜか涙している母親の横顔が思い出されたり、厳し過ぎる母の態度は孤独から生まれていたのかもしれないと感じて、現在の自分が抱えている孤独とリンクし妙に安堵する人もいるかもしれない。育児は嫌でも自分と向き合わざるを得ない時間であり、気持ちが折れそうになっても何らおかしなことではない。自分がもつ最大限のエネルギーを毎日消費しなければならないのであり、出産後という過去最高に過酷な期間であるということを考慮されたし。自分自身が親になっている人ならば、骨身に沁みてよく理解できるのではないだろうか。娘から母になるとは想像以上に自分が変わらざるを得ない試練であり、育児に耐えられず虐待したり放棄したりすることを断罪するのが本当の正義なのだろうかと最近はよく考える。そこに孤独はなかったのだろうか、そんな気持ちが混乱してしまいそうな、心が千切れてしまいそうな人が、やっとの思いで乗り越える時間を裁くことが、希望ある未来につながるような判断なのかわからない。正しさとは何なのかと母と孤独を通じて考えさせられる。





孤独のイメージ:ひとりぼっち、社会性がない、つらい、話し相手がいない、塞ぎ込む、無関心、惨め、傷つき、暗い、温かみがない、無感情、他人との交流がない、楽しみがない、生きているのかわからなくなる





孤独のなかにいるのなかにある孤独

子どもの頃の記憶にまるで孤独のなかにいるような母がいて、家族のなかで暗く自分の意思を感じない母親の顔を思い出すと言うACがいる。記憶の母は、笑顔はなくいつも動き回り、自分の楽しみはなく生きているように見えるため、いつか大人になったら自分も同じような暗く孤独な人になってしまうのではないかと怖ろしく感じたイメージを持ち続けていることがある。また、孤独を抱える人というのは、周りに自分のことをわかってくれる人がいないという絶望であるため、それが転じて怒りが爆発しやすい状態とも言える。理解できない言動を繰り返す母親を幼い頃に目撃したことがトラウマになっているなら、それは自分が原因で母が狂ったのではなく、母自身の問題であったと覚えておくと心の処方箋となる。


母親のなかにある孤独を想像してみると、わかりたくはないのにわかってしまい共感している自分に気づくことがある。その心の痛みはいつか自分も受けた傷であり、本当は悲しみに暮れる母に寄り添ってあげたい気持ちもあることに気がつく。母が受けた罰は、もしかしたら自分のせいかもしれず、もしそうなら犠牲になってくれた母に謝りたいのに謝ることができず、身動きがとれないままの自分を不甲斐なく思い、時間だけが経っていることに焦りを感じる人もいるのかもしれない。なぜ自分は真っ直ぐに母を愛せないのだろうと自分自身に目を向けられるなら、母親のなかにある孤独を想像し、自分のなかにある孤独についても感じてみると、意外にも筋が通った物語が展開されるかもしれない。人の心はわからないものだが、母親の孤独について考えることが、遠回りに見えて自分を助ける近道になり得る。






いかがだったでしょうか。まあまあボリュームありますよね笑 お疲れさまでした。


孤独になんて誰だって好き好んでなるものではないし、

自分は孤独だなって感じることは、ちょっと嫌な気分になると思います。


まあボクなんかは楽して生きたい方なので(笑)

孤独さんが身近に感じられると、ああ

ちょっと思い詰めてるななんて自己観察してます。



お母さんの孤独ってどんな感じなんだろうと

想像を膨らませてみてもイマイチわからないかもしれません。それはそれでいいです。


または、想像してみて痛いほどわかるなら

まだお母さんと一体になっているのかもしれない。


それとも、わかるようなわからないような

中途半端な感じなら、微妙にお母さんのなかに入っている感覚なのかもしれない。



ここで言いたいのは、境界線のことです。


お母さんのことが頭から離れないなら、

母とのあいだに境界線があるようなないような

曖昧な関係かもしれないし、


お母さんのことが憎くてたまらないとか

恨む気持ちがあるなら、境界線がないか

壊れている状態だと考えられます。

それは返って自分を毒するので

できれば癒やしてください。



方法は自分に合っているなら何でもよいと思うんですよ。カウンセリングは万能ではないので、

運動するとか、絵を描くとか、ガーデニングをするなどの自然に触れることや、

好きな物事に触れる時間を多くもつことが

癒しになる人もいます。できれば、まずは

体を動かした方がいいかな。


まあただ、人は人との対話を通じて

気づけることもあるので、

もし興味があり必要だと思えたら

無料カウンセリングに申込んでください。

問合せでも良いのでお気軽にどうぞ。



お母さんが孤独だったという視点をもつことは

あまりないかもしれないですが、

自分の気持ちがモヤモヤしたり、問題を解決したりしたいなら、


客観的に自分や物事や出来事を捉える必要があるとボクは考える方なので、

よかったら一度、お母さんと孤独について

考えてみても損はないと思います〜



今日もたくさん読んでくれてありがとう

また明日👍🏻







仲良く、ね。







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