No.876 こころのメモ625(ACアダルトチルドレン札幌)


AC:自分への手当〜 お母さんとの戦い


大なり小なり戦いはあって、お母さんとの戦いが自分を強くしたり、敗北感に打ちのめされたりと、お母さんと戦うことで身も心も削れる思いで生きてきたアダルトチルドレンたち。

そんな歴史が今の自分をつくっているとは言え、できればもうちょっと優しくして欲しかったなあ〜😂と、ふいに泣きたくなる夜もあるかと思います。



そうですよね、本当は世界で一番わかってほしいのに、冷たくされたりバカにされたりして傷ついてきましたものね。


お母さんはそんなつもりがないとはいえ、無神経なことを言うとか、気が利かないとか、勝手すぎるとか、押し付けてくるとか、配慮がないとか、暴言や暴力があるとか、無関心といった戦いから、なんとも言えないムカつきが爆発しそうで、何度我慢したかわからなかったですよね。


「なぜ自分は弱者なんだ」

「なぜ自分はいつも傷つけられないといけないんだ」

「なぜ自分の手当を自分でしなければならないんだ」と、


理不尽な母からの攻撃や冷たい無関心さに、気持ちが萎えて立ち直れないくらい落ち込む体験があったんですよね。


なぜ自分の方が大人にならなきゃいけないとイライラしたりもしますし、顔を合わせればケンカしたり冷戦だったりと忙しい🤣


謝ってくれることがないから余計にムカつきますね。



今回はそんな、お母さんとの戦いについて考えていければと思います。よかったら見てください。




人間関係の始まりは母:人は成長過程で親から(親代りから)人間関係の育み方を学ぶ。体験していくことで、自分という存在を認識していく。その最初の入り口が大抵の場合、母親であることから子どもにとっての母は絶対的な存在であり、本能的に母との関係性が自分の生命と直結していることを知っている。成人になり人間関係につまずきを覚えるアダルトチルドレンは、子ども時代に必要な愛情を本人が満足するだけ与えられなかったことで、いつも満足できない飢餓感や渇望感を持ち続ける。自力で立ち直らなければならない「としか思えない」ことが、人間的な成長を妨げ自分の特性を活かせない原因となり、路頭に迷うような、「こんな自分はダメだ」としか思えないような、自分を肯定的に支持する意識が弱いままである。





母からの攻撃と無関心:アダルトチルドレンの失望感や絶望感が解消されない原因としては、母からの攻撃や無関心さが与えたトラウマが挙げられる。現在の自分の対人関係や出来事に対する反応が、過剰か無反応である場合、適切な応答ができず、その結果を受けて本人は他責になったり自責になったりする。トラウマを抱えている人は、常に緊張していると考えられ、リラックスとは対極にある状態であるため心身共に疲弊しやすく、慢性的に不眠や摂食に問題を抱えやすくストレス過多なため、いつも倦怠感があったり身体にも病を抱えやすい可能性がある。母親からリラックスする時間を与えられなかったため、体験が伴わないことから「これで充分」という安心感がない。現在は攻撃されていないにも関わらず、いつ攻撃されるかわからないという緊張と不安によるストレスで目の前のことに集中しづらい。身構え続けることで意識も体もこわばってしまい、考え方に硬直性があったり、変化を恐れる。こういった体験をしている人は、人間関係における重要課題の一つである境界線について確認してみるとよい。境界線は健全な人間関係により身につくことが望ましいが、アダルトチルドレンの場合は身についていない可能性があり、そうなったのは母親から一方的に侵入され攻撃されたという被害者の意識を植え付けられ、健全な境界線を身につけられなかったからであり、身も心も傷つけられ且つ放置された悲しみがあり、母親から攻撃や無関心な態度で育てられた自分という存在は、人として無価値であるという孤独感が歳を重ねるたびに深まっていく。





回復には社会と傷つきを共有することが必要

トラウマを回復させるには、自分の傷つき体験を社会と共有することが前提条件であると考える。なぜなら本人は一方的に傷つけられ手当されず、『助けてもらえなかった』と思っているからであり、存在自体を否定され抹殺されたと感じているからである。このため社会に要請されることは、本人へ肯定的にかかわり体験を受容することである。また本人も同様に自らを肯定し受容することが立ち直るには必須である。共有方法としては、本人が社会へ体験を繰り返し話すことであり、段階的に時間をかけて記憶を肯定的に書き換える必要がある。自分は悪くなかった、自分は見捨てられたわけではなかったと繰り返すことで、自分を支持できるようになっていくとアダルトチルドレン専用カウンセリングでは考える。





重いテーマですよね。お疲れさまです。


まさか子どもの自分がお母さんから攻撃されたり無関心な態度で育てられただなんて思わないですよね。


だけど大人になっていくにつれ、あれ?自分はなんだかおかしいなと周りと比べて感じ始めて、色々と調べていくうちに、だんだんと自分が抱える生きづらさの原因がわかっていっちゃうんですよね。


様々な情報に自分の体験を当てはめていくと、いかに自分はお母さんから攻撃を受けていたってことや、冷たくあしらわれたり、無関心だったんだなってわかって、血の気が引いたり怒りにはらわたが煮えくり返るような思いをして、収集がつかなくなっちゃうんですよね。


そんな好ましくない答えはいらないし、望んでもいなかったお母さんの正体がわかってしまい、愕然としてどうやったら立ち直れるのかわからず途方に暮れるような思いになったことはないでしょうか?





ふーーーーーー、、。。深呼吸


力を抜いてリラックス


鼻から吸って…口から吐いて



3秒鼻から吸って


6秒かけて口から吐いていきます


3セットくらい続けて


足りなければ落ち着くまで深呼吸しましょう




大丈夫でしょうか しんどくないですか?




こんな体験をしているのはあなただけではないし、混乱するのも無理はないと思います。


このようにお母さんとのかかわりを丁寧に見ていくことも癒しになります。



今はまだ自分を肯定したり受け入れたりするのが難しく感じるかもしれません。


それも当たり前のことだから心配しないでください。


一緒にゆっくりと時間をかけて心に受けた傷を回復させていきましょう。



今日も読んでくれてありがとう

また明日👍🏻







あなたは悪くないしダメじゃない。








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