日本自閉症スペクトラム学会機関誌「自閉症スペクトラム研究」に論文が採択されました。
「河村優詞 (in press). 特別支援学級に在籍する重度知的障害を伴う自閉症スペクトラム障害児への質問応答の指導―「こっち・はい・いいえ」の獲得― 自閉症スペクトラム研究」
重度児への質問応答訓練で危惧すべき現象は、返事などが名称のタクトとなってしまうこと。
すなわち、鉛筆を見せて「これは鉛筆ですか?」と問い「はい」と言わせる訓練だけを積むと、鉛筆の名称を「はい」であると思ってしまうということ。
なので複数の刺激・反応を用い、波状攻撃的に訓練しました。
長い長いシリーズものの第一弾ですので、生暖かく読んでください。