お買いモノ考

-欲望なすがまま-

J.M.WESTON 598のフルメンテ

2021-08-12 | リペア・メンテナンス


2年半ほど前にラクマで買ったウエストン598(ロジェII)です。
元々、状態はあまり良くなくて雨が追い打ちをかけてムラだらけになってしまいました。
いつもお世話になっている上野御徒町のFreeportで磨きのイベントがあり、お願いしてきました。

ちなみに上の写真が到着してすぐの状態。ワックスでギトギトの状態でした。

ワックスを落としフルメンテしたのがこちら。キレイに見えますが。。。

踵の黒ずみが酷い。。。ワックスを塗りたくって誤魔化していました。

ショックで何枚も写真撮ってましたね。

この靴を買ったのはTakafumiAraiのタッセルとキルトに合わせるためでした。
新品で買うと10万超えですから、中古靴でいいやとを探しまくっていました。
我慢して履いていましたが、雨に打たれるとトップ画の状態に。。。

油シミのような箇所が多く、預かりでの対応となりました。そして先日、手元に帰ってきました。

見事に復活です!
状態を比較してみます。
↓上が施工前、下が施工後です。




施工後写真の色調が鮮やかなので良く見えがちですが、ムラが無くなっているは分かると思います。
靴の前側はすごく良い仕上がり。

(2018年9月)
踵の黒ずみは完全には除去できず。。。以前の状態と比較すると薄いシミは取れ、元の色が戻ったせいか少し目立つような気も。。。

(2018年9月)
ちょっと分かりにくいですが、明るいタンカラーが戻っていますね。黒ずみをボカしていたのがよく分かります。


比較してみると黒ずみは結構取れています。磨きで色を入れている印象もないのでワックスを取り除いてもこの状態でしょう。
気になったのが職人氏曰く「敢えて黒い部分の残して磨いた」とのことで、取れなかったのか、或いは取るには予算が足りなかったのか。。。ちょっと確認した方が良さそうです。

踵の黒ずみは若干気になりますが、全体的には素晴らしい仕上がりです。
靴が生き返ったようです。

キレイなヴィンテージシューズになって復活を遂げました。

ストームウェルトは所々色が抜け、アンティーク調みたいな仕上がりに。これがとても気に入りました。
何だか履くのが勿体ない気もしますが、更なる活躍を期待しましょう!
ちなみに料金は5,500円。これを高いと見るか、安いと見るか。。。踵の黒ずみは何とかしたいなぁ。。。


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