感想
日本のEV化の出遅れは目を覆わんばかりだが、各社とも加速を開始している。まず中国に食い込むのは正しい戦略だろう。
日本国内はインフラ不備で進みは遅い。
そして「eVTOL」 元々ホンダジェットでの実績もあり実現が前提。
やっぱホンダは「ひと味」違う。
内容
ホンダのある施設で社長の三部敏広がアブダビと繋がっている。
F1最終戦。ホンダ最後のレース。今年で撤退。
F1の歴史は1964年から始まる。本田宗一郎が初参加。目的は技術を磨くため。メルセデスをラスト一周で抜き逆転優勝。
8ヶ月前大きな決断をした。「2040年にEV、FCV比率を100%にする」
「脱炭素」の時代。ホンダはかつて「マスキー法」の環境基準を世界最初に達成(CVCCエンジン) 数々の名車を生んだエンジンを手放す。
F1技術者を電気自動車に投入。技術的な加速を急ぐわけ。
ライバルは自動車メーカだけではない。
テスラ(イーロン・マスクCEO)は時価総額世界一。
台湾ホンハイ、アップルも参入の兆し。100年に一度の大変革。
日本メーカはどう立ち向かう? 各社対応開始。
EV加速の要因→気候変動対策(CO2抑制)が欧州主体で厳しい規制(罰金を伴う) データ上では日本のCO2排出は23%削減している。
ハイブリッド車がこんなに売れているのは日本だけ。
今世界は締め出しを画策。ハイブリッド排除→ゲームチェンジ
中国にある青ナンバーと緑ナンバー。青は取得困難で緑は無料。
青はガソリン車、緑はEV車。
中国では新車の16%がEV車(日本は1%) 中国にはEVメーカ300社。
車体からバッテリー外し充電済みと交換するスタイルも出現。
超小型EV車もある。4人乗りで50万。
カスタマイズ前提で専用コーナー有。7割以上が30歳以下。
ホンダはどう立ち向かうか。
中国向けに5車種のEV車を発表(2024年発売)
広州のホンダ拠点。EVの走行試験(走りで勝負) 加減速の走り易さ。
中国でまず大きくする。ここで失敗すると将来がない。
埼玉和光市。ホンダ技術研究所。三部社長が「特別なものを見せる」
空飛ぶクルマの1/5モデル「eVTOL」4人乗りで400キロ飛べる。
ガスタービン発電ユニット乗せたハイブリッド式(ホンダジェットの技術)
飛行機まで手掛けているホンダのコア技術。
認証含め手の内に入っている(東弘英チーフ)
2023年に試作機を飛ばす予定。東レがカーボンで協力(もっと軽く安く)
米カリフォルニアに東チーフの姿。
ホンダジェットの購入者「ミスターX」に会う。
土地の提供をしてくれた。「新しい時代が始まる、嬉しいよ」
世界に先駆けて「eVTOL」を出すための拠点。