WATCH: @FLOTUS Dr. Jill Biden just surprised the 2021 National Teacher of the Year @JulianaUrtubey3 in Las Vegas. ⭐✏️ #NTOY21 pic.twitter.com/FdbauSMa7k
— CBS This Morning (@CBSThisMorning) 2021年5月6日
ドクター・ジル・バイデンは、今もコミュニティカレッジで教える教育者。
アレはどこの新聞やったかな。イケズな男が、医者でない限り「ドクター」のタイトルを名乗るのは変や、とイチャモン付けたんです。「ドクター・バイデン」じゃなくて「ミセス・バイデン」にせえと。
どんだけ失礼。
ドクター・バイデンは、教育学で博士号を持っているから、タイトルにドクターをつけてナニが悪い。
尊敬するマーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師だって、英語ではドクター・キング。神学で博士号を取ったから。ドクター・キングのことを英語で「ミスター・キング」と呼ぶのは聞いたことがない。
ブッシュ政権の国務長官だったコンデリーザ・ライスは、政治学で博士号を持っているのですが、何かの時にライスのことを「ドクター・ライス」と誰かが呼んで、超カッコいいと思った。
私も「ドクター」と呼ばれたい。
でも博士号なんかよう取らんから、それはあり得ないこと。要するに、ソコですやん。
「ドクター」の称号を名乗るだけのことを成し遂げたわけだから。ヒトの成し遂げたことにイチャモン付けるな、と言いたい。
さて。
昨日バイデン政権はこんな発表を。
コロナワクチンに関する知的財産保護の権利放棄をサポートすると。
ファイザーなどの製薬会社は、ワクチン製造に対する知的財産権を持っているですね。製薬の知的財産権は通常20年くらい保持できるらしい。
それを過ぎるとその薬を作るレシピが公になるので、他の製薬会社も作ることができるようになる。
そうやって作られた薬が、いわゆるジェネリックというヤツです。独占権がなくなって他社も作ることによって、生産量が増えるから値段が下がる。
その大昔、まだ父が10代後半だかの時に、祖父が結核になった。父は「ペニシリン」と言っていましたが、実際は「ストレプトマイシン」のことだと思う。まだ抗生物質が目新しい時代。
それまで結核は怖い病気だった。ところが魔法の薬と言われた抗生物質を服用したら治療できるようになった。でも当時は大変高額な薬だったらしい。
それで祖父母は、抗生物質を買うために田んぼを売ると言うたらしい。
どんだけ高かったん?と思うけど、それを父が「僕が掛け持ちして仕事してお金作るから、田んぼだけは売らんといてくれ」と頼み込んで田んぼを守った、という話は、父から何度も聞かされました。
なんでそんなに抗生物質が高かったかというと、ひとつには戦後の日本は円安やったし、敗戦国ニッポンの国民は食べるもんもない時代やった、というのもあると思う。
と同時に、ストレプトマイシンは産声をあげたばかり。
日本で生産が始まったのは1950年というから、ホンマにまだ新薬やったんですね。
今なんか抗生物質は安過ぎて儲かれへんから、アメリカでは作ってないらしい。ほとんどが中国からの輸入やと「60 Minutes」で観てびっくりしました。
主人の闘病中、アメリカの高齢者用保険であるメディケアのおかげで、抗ガン剤は無料やったし、腫れを抑えるための、今はコロナ治療にも使われるステロイド剤デキサメタゾンなんか3ドルくらいやったと思う。
それが一度だけ痙攣防止に処方してもらった薬が、200ドル以上してびっくりした。
薬剤師曰く、新薬やから高いんやと。
結局、200ドル以上も払ったのに効果がなくて、ほとんど使いませんでしたが…。
アメリカはバイデンのおかげでワクチン接種が進み、7カ月ぶりに感染者数が5万人を切ったとか。
全米地図で見ても、減っているか低水準で安定してる。
これはワクチンのおかげに他ならず、成人人口の41%が完全に接種を終え、半数以上が少なくとも1回目を接種したから。
けどね。
パンデミックはアメリカだけが良くなってもアカンねん。
この世の中、世界のどこかで感染すると世界中が感染する、というのは去年イヤというほど教わった。
ただ今の状態では、とても間に合えへん。特に極貧国では2024年まで接種でけへんというデータもあるらしい。
何が怖いって、ウイルスの変異ですやん。
今のところは、ワクチンは変異型にも効果があるようですが、いつどこでワクチンも効けへんような変異型が登場するかわかれへん。
変異型を抑えるには、感染者を激減させる以外に方法がない。
そこで知的財産権放棄をバイデン政権がサポートすることで、誰でも製造できるようにして生産量の大幅増しようという目論み。
しかも!
ワクチン製造のレシピだけじゃなくて、その流通や原材料まですべてに渡ってサポートしますよ、と。
ホラ、ファイザーのワクチンは極冷凍が必要だから、極貧国は流通ですら困難なところも多いでしょ。
私も、これがアメリカのあるべき姿だと思う。
知的財産放棄のサポートは容易な判断ではなかっただろうけど、大英断だと思う。
今、世界中を救わないと手遅れになってしまう。
世界を救えるのは、やっぱりアメリカしかないと思う。
こういうニュースを聞くと、
I’m so proud to be an American.
だと思える。
やっぱり選挙って大事。トップが変わるとこれだけ変わる。
と言ってもバイデンの一存で決定できることではないから、これからいろいろな交渉があるのだろうけど、バイデンがサポートを表明したことで追随する国は多いと思う。
さっきのAXIOSの記事の続き。
感染が拡大し過ぎて変異型が多く出たせいで、今後はウイルスとの共存になるやろうと。
現在のところは、ワクチンはどの変異型にも対応できるようだけど、将来的にもっと致死率の高いワクチンも効かない変異型が出る可能性もある。
確かなことは、ワクチンは効果がある。人命を救っている。今のところウイルスに打ち勝っている。将来的にウイルスの存在を最小限に抑えるには、十分な人数がワクチン接種するしかない、と。
ひとりの力は小さくても、皆んなが力を合わせれば成し遂げられる。
コロナウイルスも、元をただせば私ら大人が迂闊にも動物たちの野生居住地まで入り込んで開発してきたからでしょ。
地球温暖化にしても、これから子供たちは私らの無知無謀な行為の尻拭いをしていかなアカンわけですよ。
ワクチン接種して感染抑制に協力するのも、子供たちへのせめてもの償いやという気がする。子供たちの将来のために、皆んなで力を合わせて今のうちに感染を抑えようね。
#InThisTogether
#AloneTogether
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