久しぶりにキレたカード会社 | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

【転載、複製、自主発言を禁止します】

Hi everyone!

お元気ですか?

先日、バイデンのこのツイートを見て、めちゃ頷いてしまった。


「現在、クレジットカード会社は、期日内に払えないと平均31ドルの遅延金を課す。その上に利子が付く。

遅延払いの分をプロセスするのに31ドルもかかれへん。政府では遅延金を8ドルに抑える方向で進めています」


なんで「そやそや!」と共感したかというと…。

次男は、クリスマス前にバナナリパブリックでスーツを買った。

クリスマスディナーで着ていたコレがそう。



お会計時に、店員に勧められてバナリパのクレジットカードを作ったんですな。


カードを作ると割引かなんかあったんでしょうが、以前に私が割引に負けてULTAでつい作ったんと同じ。


ほんでなぜか次男はその支払いに、柄になくチェックを送ったらしい。


息子たちの世代は、基本的にチェックブックを持ってない。カードでも光熱費でも、彼らが大人になった時は、すでに支払いはすべてオンラインの時代になってたから。


だからチェックを切るには、まず銀行に行ってカウンターチェックをもらわなアカン。


カウンターチェックというのは、ほんの数枚だけ銀行が無料でくれるチェックのこと。


以前に何かでもらって残りがあったんかどうかは知らんけど、とにかく次男はこのチェックを送ったんやと。


その後マイアミに3週間行き、帰って来たらカード会社から手紙が来てた。


チェックが落ちへんかったから連絡をくれとの内容。遅延金40ドルが加算されるとあった。

なんで落ちへんかったか、という理由が、ですね。


「口座がキャンセルされてたから」やと。びっくり


次男のチェッキング口座はその大昔に開設したもので、今もずっと使っているもの。


それでカード会社に電話した。


次男が係とスピーカーにして話してるのを、私は料理しながら聞いてたんですが…。


相手は「手元には口座がキャンセルされてたとあるから、それなら銀行に連絡しろ」というばかり。


聞いてておかーさんは、久しぶりにキレた。爆笑


「私は母ですけど、次男のチェッキング口座はもう何10年もコレだけ。キャンセルなんかしたことない。そっちの手違いやねんから、そっちで解決して。遅延料は取らんといてよ」


と言っても、「銀行に連絡を」とさながら壊れたレコード。


話になれへんと思い上司を出してもらった。


ところが上司も同じことを繰り返すだけ。


「ほんならこうして。今この場で口座番号を言うから、今落としてみて。同じ口座のチェックやねんから、それでキャンセルされてるかどうかわかるでしょ。その代わり遅延料は取らんといてや」


それで次男が口座番号を教えたら…。


当然ですがちゃんと落ちた。


けど私は、有りもせん理由を付けて遅延料を取ろうとしたこの会社に対して、すでに不信感でいっぱいに。


それもなぜかザーザーと雑音が入って超聞きにくい。それを、やね。「そちらの回線が悪いので雑音でよく聞き取れません」と、こんなことまで「アンタが悪い」にしてしまう厚かましさ。


おかーさんはすっかりキレてしもて、


「落ちたんなら、このアカウント、キャンセルして」


爆笑爆笑爆笑


カードをキャンセルするとクレジットスコアが下がるけど、こんな会社相手ではこの先何があるかわかれへん。とっととキャンセルしてた方がマシ。


私「これで全額払ったんでしょ?」


カ「利子が14ドル残ってます」


プンプンプンプンプンプンプンプンプンプン


あり得へん。


次男の支払い額は500ドルちょっと。この会社は、それに40ドルの遅延金と14ドルの利子を取ろうとしててん。プンプン


それも何カ月も放りっぱなしにしてたわけとちゃうよ。


マイアミに行く前にチェックを送って、帰って来てすぐに電話してるねんから、1カ月も経ってない。


どんな会社やねん。ムカムカ


こんな会社と取引してたら、クレジットスコアは落ちるばっかりに違いない。


「もうエエから、それも決済して残高ゼロにしてキャンセルして」


次男に向かって、


「それは私が払ったげるから」


14ドルも決済できたという彼女に、


「ほんならちゃんとキャンセルしてよ」


「もうキャンセル済みです」


爆笑爆笑爆笑


電話を切ってから次男に、


「Don’t you ever get a store credit card ever again!」

もう2度とお店のカードは作りなや!


爆笑爆笑爆笑


このコンドを買った時のこと。

次男を登記上の名義に入れたので、最初はローンも次男と一緒に組もうと思ってたんですよ。


それで次男のクレジットスコアを調べてもらったら、めちゃ低かってん!


おかーさんは意表を突かれてメガテンになった。


というのも、次男はクレジットカードの支払いも速攻でしてたから。


私は期日前に月イチで払うけど、次男はまるでデビットカードのように使うたびにオンラインで払ってた。


それを知ってたから、絶対に高スコアやと踏んでたのでなおのことびっくり。


それで調べたら…。


次男は子供の頃に転んで折った前歯2本が変色してたので治したんですが、その時に保険が効かなかったのかローンを組んだらしい。


それが、ですね。今回のケースと似てるねんけど、1度だけなんかの手違いで落ちなかった。


住宅ローンを組もうとしてたのは2月やったけど、報告書によると前年の8月に問題が起きてた。


次男曰く、落ちてないと連絡が来て電話をしても一向に繋がれへんかったと。

それでその分が最終的に決済されたんが9月。


その1回の遅延だけで、クレジットスコアがドーーーンと落ちててん。ガーン


その時は私も電話したんですが、相手は馬の耳に念仏。暖簾に腕押し。


それで次男を入れへん方が低い利率でローンが組めたので、ローンは私1人の名義でやった。


遅延がスコアにどの程度影響するかは、クレジットカード会社にもよるんですよ。


ハワイにいた頃、当時シアーズはシアーズカード以外は使われへんかった。それでシアーズカードを持ってたんですが…。


シアーズは1日でも支払いが遅れるとスコアに響く、というので有名やった。


今回の件で、また次男のスコアはドンと落ちるねんやろな。


けどあんな会社のカードを持ってても、この先何があるかわかれへん。

膿は早めに出してしもた方が安全。


クレジットカードなんて増やしてもロクなことない、というのが私の信条やけど、最近ホンマにそれを実感する。特にストアカードなんか要らんとつくづく思う。


次男には、これからまた頑張って地道にクレジットスコアを上げてもらうしかない。


ただ先日のクレジットスコアの出し方を知って、次男はクレジット環境がイマイチなんやと気がついた。


「ローン完済で下がるクレジットスコア」


というのも、クレジットスコアは長期ローンとカードのような変動型ローンの2面から計算されるから。


結局このコンドのローンも次男は入れへんかったから、住宅ローンもない。次男は車もキャッシュで買ったから自動車ローンもない。


例の歯のローンも完済したから、次男には長期ローンというものがないねん。


日本なら借金なしで褒められるとこやけど、アメリカはクレジットスコアに不利になる、という不思議なシステム。


ちょっと調べたら、クレジットスコアは元々はビジネス社会で用いられていたモンらしい。


それが1950年代に百貨店など小売業が、個人の一般的なクレジットスコアを取り入れたらしいけど、当時はクレジットスコア会社も山ほどあったんやと。


それが次々と買収されて、今は3大クレジットスコア会社に。


その3大クレジットスコア会社が使っているのがFICOスコア。



FICOスコアが今のスコアモデルを創ったのは、1989年。次男が1988年生まれやから、あっという間に社会のスタンダードになったのがわかる。


だって息子たちが小学生の頃には、すでにクレジットスコアを気にして、全額払わんとちょっと残高を残しといた方がスコアが高くなるとか言うてたから。


上の記事でも書いたように、主人と出会ってそんなことはないと判明しましたが…。


次男のように1回支払いがひと月遅れただけで、ドンとクレジットスコアが下がると、家や車のローンを組む時に利子が高くなる。


納得いかんことが多いよね。


私は住宅ローンや光熱費などの支払いはすべて自動引き落としにしてるけど、クレジットカードだけは毎月月末にオンラインで支払っている。それにはわけがあって…。


クレジットカードの支払いって、基本的に4種類あるんですよ。


1.最低額だけ払う。

2.請求書を全額払う。

3.請求書を締めた以降に発生した額も含めて、とにかく残高を全額払う。

4.希望額を払う。


最低額だけ払うというのは、上の記事にも書いたけどほとんど利子しか払わないので、翌月は利子を含めた全額にまた利子が付く仕組みなので、借金は増える一方。


私は3のとにかく毎月残高をゼロにしたい人。

自動引き落としにしたら、どこまでそれをちゃんと決済してくれるのか不安やから、敢えて毎月月末に支払い期日落としで払う。


利子は一文も払いたくない一心ですねん。爆笑


バイデンの遅延金8ドルも、なんでそんなことに力を入れているかというと、低所得者層救済の一環なんやろなと思う。


お金のある人は増える一方で、ない人は減る一方、というのがアメリカ社会やん?


お金が足らんから期日に払われへんかったのに、そんな人らが余分に払わなアカン。トランプ遊びのど貧民大富豪とまったく同じ。


遅延金の上限も確かに第一歩ではあるけれど、個人的にはこの矛盾したクレジットスコアのシステムにもメスを入れていただきたいと思う。


エエ加減なカード会社やローン会社のせいで、なんで庶民がとばっちりを受けなアカン。


それでクレジットスコアが下がるんちゃうかとビビらなアカン。


ホンマに、責任者出てこい!と叫びたいです。爆笑


#InThisTogether

#AloneTogether

#CreditScore


ひとりでもひとりぼっちじゃないから。

皆んなでお互いを思いやり、助け合い、励まし合ったら乗り切れるから。


今日も無事に過ごせたことに感謝して、明日も一緒に頑張りましょうね。


「世にも美味しい絶品ココア」

【生地の一部を引用する時は、「ラスベガス的リタイアの法則:(タイトル)から引用」と記して、リンクを貼っていただけますようお願いします。なおリブログはご自由に】


では、お元気で。

Have a nice day!

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