寺地VSユーリ阿久井/オラスクアガVS京口/岩田VSサンティアゴ/坪井VSブーンルエン

もう明日なのですね、UNEXTには加入しているので観れるはずだが、月額1000円で入ったはずが知らぬ間に2000円・・・
私はいつかサブスクリプションにスッカラカンにされてしまうのだろうか

展望です。

WBA&WBC世界フライ級王座統一戦

WBC王者・寺地拳四朗(BMB)VSWBA王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)

距離感よくハイテンポ、自在に戦える寺地が圧倒的に有利だろうが、ユーリ阿久井はカルロス・カニサレスに寺地ほど苦戦するだろうか?寺地拳四朗はアーテム・ダラキアンを圧倒できただろうか?とおもうと戦ってみないとわからない。俊敏な桑原拓を阿久井は再戦でさらに突き放して勝っている。

阿久井の魅力はフィジカルとパンチ力だが、最近は判定勝利ばかり。寺地は攻撃偏重でなんとか倒しきっている。リングで対峙してみないとわからないところがある。

寺地が才能で優勢に試合を進めるも、阿久井のフィジカルやピンポイントは強いので一発でひっくり返ることもありえる。

予想としては寺地の後半KO勝利か判定勝利

寺地にはバムとの闘いを見届けたいから。

内容

互角かユーリの方がいいくらいの序盤
ケンシロウは過信か髪がモジャモジャで顔が大きく見えて不利。
細かくみるとケンシロウの手数が出ているが、どっちが効かせられるか。

7回までわずかにユーリが上回っているような激闘ながら8回からケンシロウが手数はそのままに距離をとりはじめた。
そこからはケンシロウが手数もヒットも多くなってきた。

12回、ケンシロウのアッパー、右でユーリが遂に効いてしまい、根性で倒れないがレフリーがストップ。

ケンシロウの最近のパターンがはまったが、ここまでスコアでどっちが上回っていたかわからないし
こんな激闘続きではケンシロウの身体が心配だ。

WBO世界フライ級タイトルマッチ

王者アンソニー・オラスクアガ(米国・帝拳)VS同級14位・京口紘人(ワタナベ)

かなり面白い組み合わせ。京口はこれがラストチャンスかもしれない。勢いもパワーもオラスクアガにあり、この男は本格王者で強いが、やや正直で打たれる激闘派だ。京口も下の階級ではそういうところがあったが、3階級目で体格、パワー優位で戦えなくなった今は技術で捌くような柔軟なファイトにシフトしてきた。

オラスクアガの若さ、青さをうまく捌いてポイント有利な展開に持ちこめれば京口勝利もあるだろう。
オラスクアガは打たれるが、パワー勝負でなく、京口はなんとしてもボディで相手を削りたい。

京口を応援するが、やっぱりオラスクアガかな。

結果

オラスクアガ3-0
11回のダウンは間違いだとおもう。
技術は京口、だがパワーも耐久力もオラスクアガが上で、見栄えの差だけだろう。
京口は悔しいがやりきった感がある。

WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ

王者岩田翔吉(帝拳)VS同級2位レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)

これはサンティアゴの実力次第だが、岩田は欠点の少ないいい王者だとおもうので岩田かな。

結果

サンティアゴの3-0
ジョナサン・ゴンザレス戦と同じような内容でした。
岩田の方がプレスをかけて攻めているがパンチの精度はサンティアゴ
引き分けでもいいような内容でしたが、ヒット率が悪すぎた。

岩田は良くも悪くも、型にはまっている、殻を破れない。
大橋ジムの桑原にも言えるが、これがいわゆる帝拳イズム。

選手を特定の型にはめてしまい、柔軟性や対応力がない。

117ポンド(約53.07キロ)契約8回戦

坪井智也(帝拳)VSWBOアジアパシフィックバンタム級2位ブーンルエン・ファヨン(タイ)

アマチュアの到達点としては井上尚弥より上といえる坪井のプロ転向だが、どんなプロ適正があるかで変わる。当て逃げアマチュア仕様の非力だとプロは厳しい。フィジカルやパワーがどの程度あるのかが重要。

28歳と若くないし、世界選手権を制して、どうしてパリ五輪を辞退するほどの不調を招いたのか、あれはなんだったのだろう?

結果
坪井が余裕でオーラさえ感じる強さにみえたが、ブーンルエンというのは全KO勝利も負けも全KOで派手に倒れる人で、恐らくダウンもわざとでは?強打を食った、強打が当たったダウンにはみえなかった。つまり勝つ気なし。

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コメント一覧
  1. バムは既に一度ダウンを喫していたガジョ(どちらかといえば非力)に右を合わされてダウンしました。
    拳四朗選手のハイテンポなボクシングはバムには機能しそうで槍のような右が結構刺さる気がします。

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  2. ものすごいハイレベルな激闘なんだろうけど、申し訳ないけど私には寺地の動きはキッズにみえる。何がすごいのかわからない。

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    • 確かに、ド正直な打ち合いですね。真正面からの。しかも打ちつ打たれつですし。でも、その正直な打ち合いにめっぽう強い、確実に相手を削るわかりやすさ、誰をも倒す気持ちよさがあります。ということはシンプルにみえてめちゃくちゃハイレベルです。

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  3. 寺地は激闘王になってるな。オラスクアガ、カニサレス、ユーリ・・・こんな楽しい選手はいないが、これでバム越えは厳しい。

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  4. ユーリを絶賛するつもりでしたがケンシロウ恐るべしですね!
    ポイントでは勝ってたユーリを致命的な一発から救ったレフェリーは素晴らしい
    あのタイミングで割って入れる勇気と判断はもっと賞賛すべきだと思います
    応援する奥さんと子供たちのもとに無事返してあげたあのレフェリーにケンシロウ、ユーリとともに拍手を送ります

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  5. これがいわゆる帝拳イズム。
    選手を特定の型にはめてしまい、柔軟性や対応力がない。

    然り。

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  6. 拳四朗はやっぱり打ち合ってしまいますね。
    前回の試合の様な、アウトボクシングをベースにここぞという時に打ち込むスタイルで行くと思っていたのですが。
    拳四朗が最も勝てるスタイルはこれだろうし、PFPクラスを狙うならこのスタイルを極めるべきと思っているので、残り時間も少ない中で、一試合も無駄に出来ないし、極める為にこの試合もそうすると思っていました。少なくとも4R迄は全く思う様に出来なかったと見てますが、これは想定以上にユーリ阿久井が強かったということだったと思います。

    バム戦は是非見たいですね。

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    • そうですね、バム戦あるとしたら、遠距離でペースを握り、近距離も織り交ぜる戦い方が必要ですね。素晴らしい選手ですが、バムはもっとすごいから。寺地の強みであるジャブだけは負けたくないですね。

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  7. ユーリ実はパンチないのかな。あれだけ当てて寺地の顔キレイなままだったし。すごいKOも昔か格下相手ばかりで最近は判定続き。ユーリ自身も自分はパンチャーではないと言っていた。実に上手く戦ってはいたが。

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    • ケンシロウに右ストレートのカウンターを合わせた時、完ぺきに入ったように見えたのにダウンが取れなかった、スローで見ると手首が弱いのか猫パンチ気味でナックル正面でなく、指が先に当たったように見えた。パワーはあると思うけどそのパワーを伝える最後の最後の技術、拳の角度が甘いのかもしれない。

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  8. ユーリはスタンディングダウンでもうワンチャンス上げても良かった。ポイントでは勝ってたし。でも穴口のこともあったら、止めるのも理解出来るけど

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  9. ユーリの大健闘で熱い試合だったが、試合後の両者の顔をみると、ユーリボコボコ、ケンシロウ、あれだけ打たれたのに試合前と同じスベスベツルツル

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  10. 京口とオラスクアガのスコアカードは真逆であるべきだと思う。スタッツがどうなってるか見たい。

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    • 俺は普通にオラスクアガの勝利だと思ったよ
      京口も途中から焦りが見えたし
      オラスクアガが距離取ってからはオラスクアガはジャブでポイントを獲ってたし、8-4ぐらいでオラスクアガだと思ったよ

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    • 京口は警戒しすぎて手が出なかった。中に入り込めなかった。両者リーチ差わずかだったが、実際はオラスクアガの方が懐深くリーチも長く、パンチも強いので、階級が違う者が戦っているように感じた。

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  11. 11ラウンドの誤審がなければどっちが勝ちでもおかしくない。ダウンもらった、オラスクアガなんだろう。

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  12. パワー差はいかんともしがたいが京口かなり頭脳的に戦っている。
    後半オラスクアガ雑になれば京口チャンスあるかも。

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  13. 坪井は当て逃げアマチュア仕様なところがあります。非力かどうかはわかりません。でもそれでシャホビディン・ゾイロフに勝ったくらい極めていますので勝ち続けていくでしょう。天心より上だとおもいます。

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