問題143は、労働と福祉について。
3、4、5は
そんなに難しくなかったと思うんですよね。
1と2ですが
フレキシキュリティとか
ワークフェアは
現代社会の「政策」のところで
出てくる用語です。
フレキシキュリティは
前に出題されたのが
第27回だったので、
見覚えのない方も
おられるかなと思います。
1でなくても
4の正解とあと1つの選択肢まで
絞れていたら素晴らしいと思います。
難易度分類:
残り2択まで絞れる問題(普通)
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問題144は、
障害者の雇用・就労に関する問題でした。
本音を言うと、
国家試験でこんな大雑把な出題は
ありなんだろうか…と思ってしまいました。
出典も明確じゃないですし、
時期も2017年-2019年と2年の幅があって、
(統計の都合で仕方なかったのだと思いますが)
「この5つが同じテーマだと言われれば
そう思えなくもない」ぐらいの浅い関連性で、
不正解の選択肢の数字について
暗記する意図もよくわかりません。
(「そんなに多くないはず」
「もっと少なかったような」みたいな
心の声が引き出せればOK?)
「B型の平均工賃が低いことに
危機感持ってる?」っていう、
正解の選択肢にメッセージをこめた
作問なんですかね…。
試験対策どうこうよりも
社会問題にどれだけ関心を持って
過ごしているかを
問われたような問題です。
難易度分類:
難易度調整問題(難しい)
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問題145は、障害者雇用促進法からの出題でした。
職業リハビリテーションをテーマにして
職業リハビリテーションが
そのまま答えになっているような
親切な構成でした。
さっきの問題との
コントラストがすごいですね。
難易度分類:
基本的な学習で解ける問題(易しい)
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問題146は、就労相談に関する事例問題でした。
1、2、4は
対象がわかっていれば消去できますし
3と5が残ったら
5しかないでしょうという手順ですね。
難易度分類:
基本的な学習で解ける問題(易しい)
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(まとめ)
◎基本的な学習で解ける問題→2問
○残り2択まで絞れる問題→1問
△難易度調整問題→1問
ということで
到達点の目安は
3点となりました。
この科目はもともと分野横断型なので
難易度としては例年と変わりませんが
ジョブコーチとか
障害者就業・生活支援センターとか
そのあたりが出ませんでしたね。