表彰式で考えてたこと

先日、職場で「よく頑張ったで賞」をもらって表彰されました。

とても名誉なことだしありがたいことなのですが、金一封とかそーいう時代ではもうないみたいで、本社にいって偉い人から表彰状をもらうだけだったので、うちのボスに「仕事があるんで欠席するわけには、いかないっすかね??」なんて言ってちょっと困らせたりしてしまったことをここで懺悔させていただきます。

でもなんか、ぼくは基本的に自己評価が低いので、こうやって客観的に評価してもらえると「あー、この世に生息しててもいいんですね?」なんて気分になれるので、ありがたいなーって思います。

就職してからも美術展にせっせと作品を応募し続けてるのにさっぱり箸にも棒にもかからないぼくですが、仕事の才能はあったのかもしれません。

才能なんていうとおこがましいですね。

相性が良かった、もしくは運が良かったんだと心から思います。

やっぱり、ありがたい。

しかしまさか、家に帰るとこんなイラストをモソモソと描いてるとはだれも思わないだろうな、なんて思ったりもします。

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前もブログで書いたことあるんですが、ぼくは職場で「りとさんって漫画とかアニメとか興味なさそうですよね」なんて後輩に言われるよーな顔して働いています。

「いや、そんなことないよ〜。鬼滅とか息子が全巻持ってるから借りて読んだよ〜。」とか「ぼくが中学高校の頃エヴァが流行っててね〜。」なんて話をしたりしてます。

でも、同時に思ったんですよ。

こんなこと思ってるのはぼくだけじゃないかもなって。

みんなお互いに「拙者があーんなことやこーんなことしてるなんで、周囲の人間は夢にも思わぬであろう〜」みたいなことの一つや四つ、腹に抱えて生きてるかもしれませんよね。

ひょっとしたら、隣に座ってるこの人も、ものすごいアニメ好きで同人誌なんか作っちゃって、イベントでは壁で行列だったりするかもしれない、ひとは見かけによらないかもしれない。

そんなことを思いながら賞状をもらったのでした。

だって、偉い人のありがたい話って、眠くなりますよね?