財布は寂しくても心は豊かでありたい

いやーそれにしても物価高騰が止まりませんね。

止まらないのはロマンティックくらいにしといて欲しいものです。

なんか、去年くらいからじわじわ来てましたがここに来て「いよいよ」って感じになってきたってきがしますね。

ぼくは地方のしがないサラリーマンで、奥さんはパート、子どもは3人な我が家ですから日々の色々なものをこの一年ほど切り詰めているのですが、なんというか「節約ばっかりもぉ良いかなぁ?」って気がしてきました。

無駄遣いをするってことではないんです。

以前から意識していた「普段は無駄遣いをせず、代わりに本当に欲しいものは遠慮しない」ってのをもっともっと今まで以上に自覚的にやろうと、先日カメキチさんのこちらの記事を読んで改めて思いました。

kame710.hatenablog.com

日本的な言い方をするならハレとケでしょうか。

ケのターンは節約節約でも、ハレのターンにはどがんと行く。

そんなメリハリがないと、なんというか、心までもが貧しくなっていくような気がします。

近所に「地域最安値」を謳っているスーパーがあるんですね。

確かに本当に地域最安値なんです。

ものすごい企業努力をされてるんだと思うんですが、その企業努力の中にはおそらく「従業員を最小限に絞る」ということもされてる様子なんです。

なので夕飯時などはレジが異常な長さになり、しかも交通整理もなされないので列が無茶苦茶で、それについて並んでいる人たちもイライラしていて、たまに店員さんにクレーム入れてる人もいるんですが、そんなクレームに対応する余裕も店員さんにはなさそうです。

なんだか見てるだけで気が滅入ります。

実はロスジェネ世代のぼくは、新卒で系列の店に就職した同級生がいるのですが「休む間もなく働から過ぎて、立ったまま寝てしまったことがある」と言ってました。(その友人はその後独立して自分の店を持ってます。よかった。)(ちなみにそれは20年前の話なので今はそこまでではないかもしれません)

「行かなきゃいいじゃん」っていうのは簡単なのですが「地域最安値」は伊達じゃないんですよね。

なので、自分が気持ちよく買い物ができる午前中の早い時間などに余裕を持って利用して、いざという時は他のスーパーを使うっていう選択肢が自分にあることが大事なんだと思うんです。

そーいう心の余裕を持ちたいなーって最近よく思います。

以前も書いたことがあるのですが、高級住宅地のゴミステーションは捨てられているものが少ないのだそうです。

それってやっぱ、本当に欲しいものを買って大事に使ってるってことなんだと思うんです。

安物買いの銭失いなんて言葉もありますし、こんな時だからこそゆっくり本当に欲しいものを選んで買うよう心がけたいなーって思います。