国鉄特急電車でAIテストしてみた
最近、AI補正という便利な機能を手に入れました。
謳い文句に手ブレやピンボケの補正にとありましたが、それはやはり眉唾モノだろうと思いつつ、画質の向上には魅力があって試験的に使ってみたと言うところです。
確かに手ブレやピンボケには効果は無かったものの、何らかの理由で画質が粗くなってしまった写真には、その威力を発揮するようです。
粒子が粗いために輪郭がボヤケている写真には、ある程度見やすい写真になることから、昔の写真でも試してみようと思い立ち。
ネガフィルムで撮影し、低性能なスキャナで読み込んで保存していた、国鉄特急をAIにかけてみたので、ここにUPしてみます。
2017年8月の「思い出の583系-②と国鉄型特急」で掲載している写真を、とりあえず全部やってみました。
パソコン画面で見ると、どこか実写とCGの中間のような感じですが、スマホで見ると今のデジカメ写真と比べて、何ら遜色の無い画質レベルとなりました。
一番驚いたのは、EF65のナンバーが読み取れることで、EF65 502とはっきり認識できます。
これまでは502号機だと言うばかりで、写真からは読み取れ辛かったのですが、これで堂々と502号機だと言えるようになりました。
マリンビュー舞浜のヘッドマークも、しっかり読み取れますが、英字や数字に比べて漢字・ひらがな・カタカナは、補正するのがちょっと苦手なようです。
583系、189系、185系の写真が美しく甦ったことにより、当時の思い出も鮮やかに蘇ります。
今のデジタル一眼レフで撮影した写真も、使い方次第でこれまでボツにしていた写真も、使えるものが増えることは嬉しく感じます。
新潟駅で並ぶ485系 特急雷鳥と183系 特急ときの写真も、残念感がこれまでありましたが、このレベルなら時々記事へ貼り付けても良いように思います。
特に新潟駅は、上越新幹線が開業しそしてJRに変わってから、在来線特急の乗り入れが激減し、昨2022年6月には高架駅化されてまるで違う姿へと変貌しています。
上野特急と関西特急が顔を揃える、懐かしい時代の写真が美しくなったことは、本当に嬉しい。
そして新幹線工事が始まる前の、上野駅へ停車中の583系 特急ゆうづる。
はっきりとは判りませんが、同一ホームの隣に停車中なのは、12系客車を使用した急行列車でしょうか。
続いて581系の特急彗星と、特急夕月3枚ですが、特急夕月2枚目はエトセトラやトワイライトエクスプレス瑞風などで、定点撮影したので何度となく記事に貼っている写真です。
古江踏切を通過する特急夕月と、広島駅へ停車中の特急金星2枚。
発色色補正も上手くやれば、もっといい感じになるのかも知れませんが、こちらも小学生の頃を思い出します。
そう、まだ広島カープが初優勝する前なんですよね。
この3枚、上の2枚は特急つばめです。
山陽新幹線が開業する以前には、名門の特急列車も数多く走っていましたが、これも遠い過去の記憶です。