381系 最初で最後の特別展示の記事なのですが、まずは一緒に展示されていた クモヤ145形の写真を、UPしておこうと思います。
特別展示のイベントは12月12日~17日の6日間だったので、4日前に既に終幕しています。
もういろんな方々が、ブログやSNSへUP済みであったり、ニュース系鉄道サイトがレポートを公開されていたりと。
年末も押し迫り、私のブログのパターンもイレギュラー化するので、だんだん″今更感″は増していきますけれど、そこら辺は毎度のことと言うことで、宜しくお願い致します。
山陽新幹線50年の企画展も、セットで更新して行くので、年明けでも381系と新幹線の記事が、続くことになります(笑)
余談なんですけれど、少し離れて正面がちに見るとそうでも無いのですけど、オデコの方向幕の「回送」の文字。
近くで見上げる形で見ると、どうしても「向洋」と見間違えてしまう、高齢者の広島県人あるあるなんですけれど(笑)
岡山駅で227系Uraraや213系の記事でも同じことを言っていたのですが、還暦で目も衰えてくると、私もその仲間となってしまって笑ってしまうばかりです(爆)
こうして写真で見ても、何度でも一瞬「向洋」に見えてしまうのですから、凄いですよね(驚)
さてこの事業用車のクモヤ145形なんですが、この車両もそれなりな高齢であるものの、引退前のお別れ展示な訳ではありません。
381系電車を出雲の車庫から京都まで、自力走行による往復回送は、法定距離を稼いでしまうので。
引退前の車両には致命傷となるばかりか、現役車両でも入場検査のサイクルを狂わせてしまうため、機関車による牽引で配給となります。
日本では電車の連結器と客車や貨車の連結器は形状が違うので、機関車と電車を連結することができません。
よって、写真のような2wayとなっている、双頭連結器を搭載した車両が必要な訳で、クモヤ145形は出雲から、381系に随伴してやって来ました。
事業用車も身近でなかなかじっくり見られる車両ではないため、こういった機会に一緒に展示されるのは、貴重な体験となります。
上からクモヤ145形とクロ381形の連結状態、そして双頭連結器を左右から撮ってみた写真を、4枚並べてみました。
クモヤ145形と381系の解説パネルが設置してあったので、こちらはスマホで写真を撮って、記事へUPしました。
最近マイブームな1枚ずつを3連でUPしているので、PCでもスマホでもしっかり文字が読めると思います。
そして151系から続く最後の国鉄特急の血脈と言うことで、特急雷鳥60周年と兼ねて紹介パネルには、ご覧のような写真を選択されていました。
特急雷鳥は東京~新大阪開業によって、北陸地方とを結ぶ特急列車として誕生しましたが、特急やくもも当初は新大阪から新幹線接続特急として、福知山線経由で誕生した特急列車でした。
クモヤ145形は説明板にもある通り、101系電車をベースに造られた事業用車で、旅客を乗せて走ることは認可されていません。
101系は京都鉄道博物館 本館1階で、列車や駅の安全装置や新性能電車のメカ解説に使われていますが、プロムナードの103系電車と合わせて、貴重な存在です。
そしてクモヤ145形とは従兄弟と呼べるクモル145形も、かつてはここへ展示されたことがありますが、残念ながらもう廃車・解体されて現存しない形式だったりします。
クモル145形は、顔立ちが101系そのものでした。
さて、機関車と電車を連結させるための双頭連結器を搭載したクモヤ145形ですが、どのような列車になるのかと言えば。
ツイッターから、今回の送り込み回送の写真と動画をUPされていたので、リンクを貼らせて頂きました。
形態説明には理想的な形式写真を撮られていたので、参考資料として引用させて頂きました。
では次回は新年を迎えてから第3回となりますが、381系そのものへと戻ります。
-安芸もみじ⛩️広島-