6月25日(土)は,小田急(小田原)線本厚木駅 北口から徒歩数分のところにある Jazz and Live place Cabin で行われた 『 Grace Mahya Birthday Show 』 へ.
 
 
 
 1週間前の 6月18日(土)は,横浜の老舗 Jazz Spot Dolphy での 『 Birthday Show 』 で,この日は,本厚木での 『 Birthday Show 』 という事で,2週連続で,神奈川県でライヴを観れるのはラッキーでした.

 1週間前のカルテット編成とは異なり,この日は,ピアノ&ヴォーカルの グレース・マーヤ(Grace Mahya)さんと,ギターの マサ小浜(Masa Kohama)さんによるデュオ編成でのライヴ.

 この日のライヴは,17時30分開場予定,18時00分開演予定と言う,かなり早い時間設定.
 居酒屋含めて,コロナ禍以来,早い時間設定をそのまま継承しているお店が多いですね.

 私用を済ませて,15時40分頃に会場のある 本厚木駅へ向かいます.
 横浜駅相鉄線にて 海老名駅へ,海老名駅小田急(小田原)線に乗り換えて,本厚木駅 へ.
 会場の Jazz and Live place Cabin到着は,開場予定時刻の 10分前.

 

 開場予定時刻の 17時30分まで外で待機して,開場予定時刻になったところでドアを開けて会場内へ.
 受付をして案内された席へ.

 

 席には,9月11日(日)の丹沢山 ヤビツ峠青山荘でのライヴのフライヤーが!
 
  カメラの影や光の関係で上手く撮影できてないですが(苦笑)

 後日,過去 青山荘でのライヴに参加したことのある方に郵送されてくるであろう案内葉書も!
 
 

 ドリンクとフードを注文し,開演を待ちます.
 と言っても,開場から開演予定まで 30分なので,そんなに大した時間でもありません.

 

 定刻を少し遅れてスタートした 1st Set は,開口一番の 「 暑いですねぇ 」 に続いて,2nd アルバム 『 Last Live at DUG (ラスト・ライブ・アット・ダグ) 』 に収録されており,ライヴの定番で,オープニングとして演奏されることも多い シャーデー・アデュ(Sade Adu)の ”Kiss Of Life” がオープニングを飾り,続けて,自身のオリジナルで 「 クラブでハッとするような相手を見つけ,その相手に視線も心もロック・オンされ,もう何を言われても耳に入らない .ときめき感 」 を歌った ”Lightning” が演奏されました.
 この日は,神奈川県を含め全国的に暑く,群馬県の伊勢崎で 40.1℃ という気温を記録.その関係もあったのか 1曲目の ”Kiss Of Life” の終盤部では,シームレスに ”Summertime”(触りのみ) に移行するというサプライズ.

 

 自身のオリジナルで,過去の MC で「 夢に向かって歩こうと思っていても,考え始めると迷いが出たり,進む方向を誤ったりする.そうなったら考えるのを止めて,自身の夢を思い出して,シンプルに歌ってね.曲自体がストーリーになっていて若い娘(こ)に捧げた歌 」 と言っており,10年近く前に演奏されていた ”To Be Loved" のメロディーに乗せて歌詞をリメイクした ”The Young Girl” ,同じくオリジナルで 「 カップルが付き合ったり,別れたり,くっ付いたり,離れたり,行ったり来たりする,ラヴ・ソング 」,「 腐れ縁の歌 」 とMCで言っていた ”On And On”.

 
 
 最近の定番となりつつある サザン・オール・スターズ(Southern All Stars) の ”いとしのエリー”(”Ellie My Love”) を,レイ・チャールズ(Ray Charles)の英語バージョン(終盤部少しだけ日本語詩)に続き,自身の 6th アルバム 『 Close To You (クロス・トゥ・ユー) 』 のタイトル・チューン ”Close To You”.
 ”Ellie My Love” は,昨年10月の15周年ライヴの時にも演奏しており,近くリリースされる 9枚目のアルバム(ライヴ音源,ライヴ映像)にも収録されると思います.

 

 そして,先日のバースディ・ライヴの為に作ったと言っていた 2曲の新曲の内の 1曲,”Feel” に続き,1st Set 最後は,やはりオリジナル・ソングで,15周年ライヴの後に作った ”Just Do it” で締め括り,暫しのブレイクへ.
 

 テーブルの前の椅子も空いていたので,ブレイク中にテーブル前の席に移動(笑)

 ブレイク後の 2nd Set では,何と,スタート時に,バースディ・ケーキが.

 
  因みに,このケーキ,ライヴ終了後に,マーヤさんから頂きましが,
  非常に美味しかったです.

 19時40分頃からスタートした 2nd Set は,古くからのオリジナル・ソングで,アルバムに未収録であるものの,日本全国どこに行っても知られている ”Sad Samba” からスタート.
 "Sad Samba" は,2016年10月10周年ライヴ神楽坂:The Glee)の時は,残念ながらライヴ・レコーディングが,幻に終わりましたが,昨年10月15周年ライヴ丸の内:Cotton Club)で,ライヴ・レコーディングできて本当に良かったと思います.

 

 2曲目は,今年に入って作ったで,内容的には 「 朝起きたら,貴方はいなかった 」 という詩で,2月の日吉 WWY での初披露以降,粗 毎回セット・リストに組み込まれている "That Morning".

 

 そして,何故か 「 Jazz Rock Night 」 でも無いのに,中間部のピアノ・ソロに "007 James Bond Theme" をフューチャーした クイーン(Queen)の名曲 ”We Will Rock You”
 最近,時々,セット・リストに登場するような気がしますが,自身,好きなんでしょうかね.

 
 
 再度,自身のオリジナルで 「 世界中のママと娘に書いた曲で,かなり人気の曲. 本当は,友達が結構悩んでいて,色んなことがあって,友達に向けて書いた曲.小さい頃は問題が小さいけれども,大きくなってくると段々と問題が難しくなって来て,助けてあげられない時が出てきて,親にとっては悪夢としか言いようの無い状況も発生するけど,人生はそう言うもの.頑張るとか言えないけど,そのタイミングで言葉が見付けられないこともある.でも,見付かった時には,自分のタイミングで,何時でも私に話してね.貴方も大きくなってきたし,強いし,信じてるし,凄く誇りに思ってるし,大事な子供だから,いつでも私に話してね.常に私達の魂は隣り合わせで歩いて行く,その方が楽しい,その方が強い,それが最高! この曲は,二人の絆を力付ける曲 」(「 世界中のママと娘に書いた曲 」 の部分は,「 父と子でも良いけど 」とも言っていましたし,過去のMC部分も含めて記載しています.合っているか微妙ですけど)と言っていた ”Hold On”.

 

 5月7日(土)の 『 春のタダセイ祭り & 62nd Anniversary 2022 』 で,当日の MC では「 色々な問題を乗り越えていないのに,次から次にどんどん色々なことが,起きてしまう.そういう時,頑張ろうも大事だけれども,それだけでは無い.真面目過ぎてしまう人には,行き詰った時に,この曲を歌って,立ち止まって欲しい 」,「 先ずは自分をケアして,ゆっくり行こう 」 との思いから前日に作り初披露された ”ゆっくり行こう”.

 

 ”ゆっくり行こう” は,聴いている方も楽しくなる曲で,中間部には "秦野煙草音頭" をフューチャーし,途中に 「 カンパーイ 」,「 あいつ― 」,「 青山荘 」,「 隣の芝生は 」 等の合いの手を入れる関係もあって,正直,中々難しい(笑)のですが,この日は,この曲に合いの手を入れるのに慣れている方が会場に居たので,何時もよりはスムーズにいったようです.

 

 オリジナルの中では人気が高く,良くリクエストされるとも言っており,過去の MC では 「 何時も精一杯走っていたのに,病気で動けなくなって,初めて止まって,色々なものが違う観点で見えたり,新しいアイデアだったり,考えたことのないことも色々考え,頑張って真っ直ぐ進むことだけが,答えではないんだなぁ,いろんな答えやタイミングがあり,それを探していく人生 」 とも言っていた "Answer".

 

 2nd Set 最後は,1st Set の "Feel" 同様に,1週間前に出来上がった 2曲の内のもう 1曲で,「 元々は ”夢へのレシピ” というタイトルにしようと思っていたが,自分を信じていないと,自分を愛していないと,どんなに最高のレシピがあっても無意味なので,タイトルを変えた 」 と言っていた "Love Your Self" で締め括りました.元々は英語詩で書いたようですが,この日は前回同様に 「 本当は英語詩で,アルバムに入れる時も英語だけど,今日は,伝えたいという意味で,日本語でチャレンジして歌ってみます 」 との MC から 「 もし全て手に入るなら,もし夢が本当に叶うなら... 」 と始まりました.
 この曲は,英語詩バージョンを Youtube で聴けますので,興味ある方は聴いてみて下さい.

 

 アンコールは,お客さんからのリクエストもあって,こちらも割とセット・リストに加わる機会の多い,”Yokohama Honky Tonk Blues” を演奏し,この日のライヴを締め括りました.
 何と,中間部のギター・ソロでは マサ小浜さんが、最前列のお客さんのテーブルにあったグラスを使用し,スライド・ギターを披露!ある意味,これは嬉しいサプライズ!

 

 このデュオのライヴは,何度か観ていますが,何時もながらに素晴らしい演奏でした.何と言っても,どんな音楽にも合わせられる マサ小浜さんのギターは最高です.

 MCでも告知がありましたし、席にもフライヤーが置いてありましたが、9月11日(日)には、丹沢の青山荘でのライヴも予定されているようです。大自然の中でのライヴなので、なんと言っても、マイナスイオンで癒されますし、楽しめます。

 

 [Member]
  Grace Mahya : Piano, Vocal
  Masa Kohama : Guitar
 
 [Set List]
  1st Set
   01. Kiss Of Life - Summertime
   02. Lightning
   03 The Young Girl
   04. On And On
   05. Ellie My Love
   06. Close To You
   07. Feel
   08. Just Do it
 
  2nd Set
   01. Sad Samba
   02. That Morning
   03. We Will Rock You (incl. 007 James Bond Theme)
   04. Hold On
   05. ゆっくり行こう
   06. Answer
   07. Love Your Self
      [Encore]
   08. Yokohama Honky Tonk Blues
 
[参考]