久しぶりに本屋へ行った。 | メランコリーの闘病日記

メランコリーの闘病日記

自身の病気を通して学んだことや、日々感じたこと、過去の出来事を踏まえて学んだことなど様々な視点でブログを綴らせていただいてます。




こんばんは。


今日は休日だったので、久しぶりに本屋へ足を運びました。


境界性パーソナリティ障害や複雑性PTSDに関する著作は

僕がそれらの診断告知を受けた当時は本屋に並んでいることが少なかったので、


様々な図書館にまで足を運び、借りに行って読むことが多かったです。



僕はもともと心理学を特に好んで読んでいるため、心理学の本をザッと見ていたところ


本棚列に

パーソナリティ障害やPTSDの列ができているのを見て愕きました。


探したわけでもなく自然と目に入ってくるほどに著作数が増えていたのです。



今日の収穫として、



トラウマと人格障害が深く結びついている


というのはだいぶ前から言われていることで、僕が医師にも言われていたことですが、



トラウマとジェンダーが深く結びついている


というのも、まぁ以前から言われていることではありますが、


当本人がジェンダーレスであったり、トランスであったり、というのは

性的嫌悪に基づくトラウマ記憶が存在し、


トラウマとして


僕であれば身体の性別が女性なので

女性性

を特別感じさせるようなトラウマが存在することで


ジェンダーアイデンティティが曖昧になったり確立されないこともあるそうで。



これは個人的にあまり思い出したくはないなというトラウマ、

僕がPTSDの過覚醒に特に悩み


生涯に渡って薬物を頼ることでしか夜間の睡眠が摂れないということ。


それが毎晩やってくる父の性暴力が原因であったとして、


僕の確立できないジェンダーアイデンティティもそれに関係するのかということを考えていました。


僕という人間が、


本当は本当に心の性別も女だけど、トラウマ体験故に

ジェンダーアイデンティティを乖離させ、


心の性別が女であることを否定しなければならない精神状態にあるのか、ということを考えさせられた


というだけです。



もし僕のジェンダーに関する問題がトラウマに根ざした問題ならば、


トラウマが改善するということは


ジェンダーアイデンティティが確立される、人格障害が改善していく


ということに結果的に繋がる可能性が無きにしも非ずと思われるのです。




(僕がそういった病気のことを書くと、

『医療者だから知識をひけらかしたような物言いをしてるただの病人』というような受け取り方をされることが多いですが、


あくまでも、


僕が得てるそういう知識や考察は


仕事や学業という現場や環境を通して得るものではないです。


個人で調べれば誰でも得られるレベルの情報です。

国家試験も、症状に対する対処問題が多く、ましてや精神科の医療知識はなかなか出題されない時代でしたし


現場も外科と内科しか知りません。


あとは個人の特性として理屈っぽいだけです。)




本当は本当にただの女ならショックだなと思ってしまう部分はありますが、


女である自分を受け入れたくないような、


ただ少しでも生きやすくなるならということに貪欲であるために、こういった情報を漁ってしまいます。



それから、境界性パーソナリティ障害によく見られる症状が

例えば10あったとして、


僕がそれらに1つも当てはまらないということはなくて、

やっぱり当てはまるような部分はなくはないなぁと思うと


本当に治っているどうこうという疑問らは

やはり僕に診断告知をした過去の主治医に主治医を戻してもらい、


診断し直してもらうことでしか解消しようのない疑問なのではないかと。



特に『気分依存的行動』というのが、かなり引っかかってしまって



今の僕にも本当によくあることではあります。


ただ、境界性パーソナリティ障害ではない方にもよく見られることで僕には病気云々を想定もしようもないのです。




境界性パーソナリティ障害の症状の特性をいくつか挙げるならば、


僕に一番残っている部分が

『依存性』という部分だと思われます(あくまでも自己分析)。


物質依存、対人関係依存はなくなりましたが、

行動パターンの依存化があったり。



健常者にもよくみられることではあるので、

病的、病的でない、という境界線が判断がしづらい特性ではあると思います。



例えば、



約束や責任を後回しにする

判断を環境や状況、相手に頼る


などといったことです。


気分が乗ったらやるけどその気がなければやらない、その時の気分に行動を任せる


相手がこうすればやるけど、こうしないならやらない


というスタンスで行動パターンが自分自身で一貫できないということ。



自分に自信が持てないとそういった行動パターンになりやすいですし、これを繰り返すと自信を失いやすいです。


行動パターンが変化しやすいので信頼も失いやすくなります。




そういった新鮮なものに触れたことによる揺さぶられた不安もあり、



そろそろ僕に診断告知をした医師に主治医を戻す為にも病院に通わないと行けないとは思ってはいます。


が、薬もまだ足りてるし、とかって考えてしまう。