映画「謝罪の王様」感想 | 感想亭備忘録

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超お久しぶりでございます。

ドラマは全然見ておりません。

かろうじてWOWOWの「殺意の道程」はたのしませてもらいました。バカリズムさんの書く脚本の妙なリアリズムと登場人物が真面目であればあるほどおかしくなるというネジレが面白かったです。

 

それはさておき、「謝罪の王様」です。

エピソードはあまり面白くありませんw

登場人物の誰にも感情移入できないなんかやな感じで、もやもやするんですが、謝罪に関する蘊蓄が面白くて見入ってしまいました。ですので、終盤の謝罪の蘊蓄が関係なくなったあたりで飛ばし気味に見たのですが、バラバラのエピソードを力技でまとめ上げて回収していったのは上手いなあと感心しました。

 

個人的にはもっと色んな謝罪シチュエーションを蘊蓄を交えて見せてくれれば、興味深く面白く見れたんではないかなあと思います。

笑えるか?と聞かれると…うーん…役者さんのというか阿部サダヲさんの演技で笑わされることはあるんですが、脚本や演出で笑えるところはなかったように思います。

 

ただ、謝罪のプロって発想は面白いのでむしろ連続ドラマとかで見せてくれればよかったんじゃないかなあとも思います。

 

あ、なんだか無駄に時系列をいじっていましたがあれ必要だったんでしょうか。オチに向かって話を回収する上でも特に意味がなかったような気がするんですけど…どうなんでしょう。