猿の世界でもボス猿が健在ならその群れは平和に保たれる。人類の世界でも独裁者がいるとその世は少なくとも平穏に保たれる。しかし独裁者は必ず暴君に成り世は乱れ戦乱の時代となる。まさにこの繰り返しである。しかし、世界で日本だけが違う道を見つけてきた。日本人発生の時から神を信じそれとともにあった。神により天皇が我が国の一人者になり、世俗の権力外に置くことの成功してきた。後醍醐天皇によりように世俗の権力を欲しがると戦国時代へと突き進んでしまう。徳川により天皇本来の姿となり世が平和となったのは事実である。明治政府は一応天皇を独裁者の形をとったが、実質権力を与えることはなかった。天皇は何もしないのが一番である。神に祈っているか、この世離れの科学の研究をしているのが良い。災害の慰問などはもってのほかである。この世の第一人者をこういう形に持ってきたのはわが国だけではなかろうか?蛇足だが、上皇を設けると、二重権力構造となり世は乱れる。