転校するから学芸会で役をもらえなかった話 | 小5から中3までアメリカ帰国子女のブログ

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南カリフォルニアに4年間滞在しました。
「子供目線のアメリカ生活」
毎日のちょっとしたひとコマ、学校の様子、
子供は海外に行くことに対してどんな思いなのか、など
辛いことも今となっては笑える感じで、ご紹介します。

※過去記事整理のため、2016年に書いた記事を書き直しました。

 

 

 

私が転校するのが10月で、11月には学芸会を控えていました。

劇の台本が配られたとき、内容がとても面白かったので

 

「うわ~~~やりたかったぁぁぁぁ」

 

という気持ちに潰されそうでした。

 

 

内容は学園コメディーで、みんなで音楽に合わせて踊ったり、ギャグをやったり、ズッコケたり。

 

仲の良い友達はエアギターロックバンドの役をゲットしていました。

 

台本の読み合わせのとき、担任は

「かごめは好きな役のセリフを読んでね」

と言ってくれましたが、出演できない劇のセリフを言うのは虚しかったです。

 

 

1回仲良しグループのエアギターにも参加しましたが(まさに「参加」という言葉がぴったり)楽しい分、本番に出られないつらさが大きくなっていきました。

本格的な練習が始まると、見ているだけになりました。

 






私がいなくなったあとも、みんなこうやって楽しく日本語で学校生活を続けていくんだなぁ

 

とか

 

私がいなくなってもどうってことないんだな

 

とか考えていました。ネガティブっ笑い泣き

 

この頃になると悲しみを爆発させるよりも、自分の中でいろいろ考えるほうが多かったかもしれません。

 

 

 

ウチは転勤族で、これが最初の引っ越しでも最後の引っ越しでもありません。

 

でも間違いなく人生で1番辛い引っ越しでした。

 

友達との別れがつらすぎて、このあと高校に入るまで真剣な友達付き合いはしなくなりました。

 

転勤族の子どもは柔軟性が高そうなイメージがあるかもしれませんが、私みたいに環境の変化が苦手な子どもにとってはかなりストレスだし、何度も繰り返すと間違いなく心が壊れます。

 

年長で引っ越したときも、新しい幼稚園で早退&給食拒否を連発していた私。

 

大学の先輩たちの卒業後、しばらくウジウジ泣いていた。

 

今思えば大学生になってまで泣くか?ニヤニヤ
 

でも三つ子の魂百まで、友達との別れは本当に苦手です。

 

 

 

台本はアメリカに持って行って、何度も何度も読みました。

 

今でもセリフのほとんどを覚えています。

 


 

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