小樽築港機関区

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2022年11月18日金曜日

墺太利鉄旅報告(第9回)2019.8.10  by奥

 オーストリア鉄旅報告第9回は8/10(土)午後のシュタイヤタール博物館鉄道(Steyrtal Museumbarn)訪問編です。

リンツ1152発でシュタイヤには1245に到着します。Steyrtal Museumbarnの列車は、SteyrLokalbhn駅1400発なので時間は余裕があります。OBBの駅からは徒歩20分ほどかかります。
Styer駅には定時到着でした。
 
 Styer駅の本屋です。

 駅前から市街地方向を見た所、向こうに見える市街地との間には川が流れています。

 川(Ster川の支流)を渡ります。細い路地というか、建物の中を抜けると広場に出ました。
 
シュタイヤ市民がまったりと土曜の午後を過ごすといった雰囲気のいイイ感じの広場です。
広場から坂道を上り、ロータリー、ショッピングモール、赤十字病院などの横を通り坂を下りると目指すSteyrtal Museumbarnの駅(SteyrLokalbhn)に着きます。Google Mapで位置関係は把握してますが、Googleの地図は高低差が判り難いので事前のイメージと実地では感覚が違いました。

 街外れにある始発駅SteyrLokalbhn駅に到着。かってはOBBの駅まで線路が伸びていたと思いますが、それらしき痕跡は分かりませんでした。


お目当てのリリプット製品でお馴染みのタイプのC1タンク機が停車しているので、先ずは一安心ですが、人の気配がありません。パイプから湯気がでているので火が入っているのは確かです。編成以外にも構内には貨車が留置してあります。



 暫くすると、スタッフの人が現れて、煙突の蓋を外すと煙が上がります。

 本日の編成です。窓口も開き切符を買います。往復€16.00でカードは使えません。この保存鉄道は初日に訪問したLokparkを運営しているOGEGの施設です。あちらがスタンダードゲージ部門で、ここがナロー部門という位置付けらしく、廃止された路線約17キロほどを主に週末に2~3往復運行しています。

火勢が上がって動き始めました。転線します。



転線の途中で給水を行っています。


給水が終わって編成の前に連結するのかと思ったら、側線に入り貨車を引き出しました。


貨車を編成に増結しました。入換を見ている間に乗客が乗り込んでいます。

Grunburg行き列車が組成されました。一番後ろの客車に空席があったので乗りました。
Steyr川に沿って上流にさかのぼる形の路線ですが概ね開けた地形です。


 列車は約1時間ノンストップですが、途中に駅(の跡)がいくつかあり、各駅に客貨車が相当数留置されています。

農業倉庫のような施設を通り抜けました。






 シュタイヤ川を渡り、暫くして終点のGrunburgに到着します。こちらの駅が保存、運行活動の拠点で、車庫や検修設備があります。

Grunburgに到着しました。
第10回へ続きます。



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