霊界から届いたハッチ判事の手紙(13)

健康長寿&安楽死を、正心調息法&らくらく毛管運動で実現しましょ。
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Raku Raku Workout no1(らくらく毛管運動)「生きている死者からの手紙」(1914年の出版、ノンフィクション)
       


「生きている死者からの手紙」(1914年の出版、ノンフィクション)
        エルザ・バーカーによる記録
        金澤竹哲・訳

第39の手紙 死についての教え(5)


「お前は何年に死んだのだ?」師が聞いた。
「1817年です」
「すると、現在の年は、キリスト紀元で1912年だ。お前は95年間、死人のように眠っていた」
「そして、私を起こしたのは、本当にあなたなんですね?」
「そうだ」
「なぜ起こしたのですか?」
「それは私の意図に適していたからだ」師の答えはかなり辛辣だった。「お前が目党めさせるに値する人間だからではない」
「もしあなたに起こされなかったら、いつまで眠っていたのですか?」
「なんとも言えない。おそらく、お前と同時に死後の世界に船出した者が、お前を後に残して進化の道をはるか先に行ってしまうまで眠っていただろう。たぶん幾世紀も、幾時代も眠り続けただろう」
「あなたはこの責任を一身に背負われたのですね」男が言った。
「お前に言われずともわかっている。私は自分の心のなかで責任すべての重みを計り、自分自身の意図のためにそうした。意志は自由なのだ」
「でも、あなたは私の意志を凌駕しました」
「そうだ。だがそれは、私の意志がお前の意志より強い力を持ち、正しい方向性とより大きなエネルギーに支えられているからだ」
「では、私をどうするつもりですか?」
「私は、お前を訓練する責任を引き受ける」
「私の訓練?」
「そうだ」
「あなたは、ものごとが簡単になるようにしてくれるのですか?」
「その逆で、お前をたいへん厳しい目に遭わせる。だが、お前は私の教えから逃げることはできない」
「あなたが個人的に指導してくれるのですか?」
「私が教えている生徒なかでレベルの高い者に指導させる。そういう意味では個人的な指導だ」
「それは誰ですか? この人ですか?」男は私を指さした。
「いや、彼にはもっと重要な仕事がある。いまからお前の教師のところに連れてゆこう」
「その人は、何を教えてくれるのです?」