コロナでも青森。奥入瀬の春の流れを追いかけて 21 - 奥入瀬渓流⑤(白絹の滝、白糸の滝、不老の滝、姉妹の滝)(2021年5月14日/2日め)
2021年5月14日 奥入瀬渓流・「雲井の滝」で。滝の近くまで歩いて行った夫です。笑(青森県十和田市)
【お知らせ】
10月15日から、田中本家博物館に行ってきます。
ブログは、少しお休みをいただきます。
5月14日
奥入瀬渓流です。
全14キロのおよそ2/3まで来ましたが、
ここまでで、
紫明渓
三乱の流れ
石ヶ戸の瀬
屛風岩
馬門岩
阿修羅の流れ
九十九島
平成の流れ
飛金の流れ
千筋の滝
雲井の滝
岩菅の滝
玉簾の滝
…と、見てきました。
次は、3つの滝、
「白絹の滝」「白糸の滝」「不老の滝」
が並んでいるところへいきます。
それぞれが近い位置にあるので、
渓流沿いに歩いて、
3つを一気に見てしまおうと考えました。
「白絹(しらぎぬ)の滝」という道標の前に着きました。ここに「白絹の滝」があるはずなのですが、滝が見えません。
夫といっしょに、一生懸命探したのですが、全然わかりませんでした。笑
【白絹の滝】
絹糸をさーーーと落としているような感じなので、「白絹の滝」なのだそうです。「季節限定の滝」とも言われます。この滝は、普段はまるっきり見ることができないのですが、木々の葉が無くなるとよく見えてくるのだそうです。ただし、真冬は木の枝に雪がつもるので、やはり見えづらい。ということで、一番よく見えるのは11月ごろのようです。
11月頃の「白絹の滝」です。上の写真の木の葉がすべてなくなると、こんなふうに現れてくるそうです。(画像をお借りしました)
ということで、白絹の滝はあきらめて、渓流を歩きました。
少し歩くと、渓流の向こうに滝らしきものが見えてきました。
白糸の滝に到着です。
【白糸の滝】
糸のように細く流れ落ちる、落差10mほどの滝です。渓流を挟んだ反対側にあるため、近くへ行くことはできず、遠くから眺めるだけになります。冬期には滝一面が凍りつき、見事な氷の柱に変わります。
白糸の滝です。
奥入瀬の冬はとても厳しく、谷の両側にかかる滝は、青く透明な氷の柱となります。その時期になると、雪の上には、ニホンカモシカ、キツネ、タヌキ、ノウサギ、テンなどの足跡が見られるそうです。
そして、さらに歩いて不老の滝へ。
遠くから撮ったので、心細そうに見えますが、実は大きい滝なんです。
【不老の滝】
奥入瀬で、落差(約35m)が最も大きい滝です。一度も水枯れしたことがなく、「滝の水は不老不死の仙薬で、飲むと長生きができる」といわれていることから、この名が付きました。
これも不老の滝です。夫、なんとか滝を撮ろうとし、あたりをウロウロしていました。笑 少し向きが変わると、滝の表情も変わりますね。^^
渓流沿いに歩きました。
水がきれいで、気持ちもはずみます。
この流れを見るだけでも、奥入瀬に来る価値はあると思います。^^
このとき、道路の反対側には、
「双白髪の滝」があったはずなのですが、
渓流に見とれて歩いているうちに、
通り過ぎてしまったようです。😅
「双白髪(ともしらが)の滝」です。仲の良いおじいちゃん、おばあちゃんのように穏やかなので「共に白髪の生えるまで」という願いを込めて、名づけられました。(画像をお借りしました)
滝を見逃したことにも気づかず、機嫌よく歩き続けました。笑
そして、「姉妹の滝」にやってきました。ふたつの滝が並んで流れています。
車に乗ってズルをしながらも、時々散策らしきものをやっては、滝めぐり。ハイシーズンだったのですが、コロナのせいか、歩いている人はほとんど見かけず、今回もまた、「奥入瀬渓流貸し切り状態」となりました。
あともう少しなのですが、訪れるスポットが多すぎて、なかなか先に進めません。😅
とりあえず、3/4くらいのところまでは
過ぎたようです。
あともう少しです。^^
(つづく)