世界中にパンデミックが始まり2年近くが経とうとしています。
今回のパンデミックが人類に見せつけたのは、まさに人は孤独だということではないでしょうか。
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インターネットがもたらした世界観
人類史上最も人間という動物に変革をもたらしたのは、インターネットではないでしょうか。
20世紀後半から21世紀の今に至るまでの25年間に、現実という時間軸を極端に短くしたと言えるでしょう。
飛行機などの乗り物も、以前では1日かかった場所まで1時間で行けるようにしたのでかなりの時間軸の短縮ですが、インターネットはその比ではありません。
フランスのルーブル美術館の作品を瞬時に見ることもできるし、仮想空間で世界中を旅行することもできてしまいます。
ある意味、一言でいうと時間も空間も超越したと言えるのです。
さらにメタバースなどという、実際と変わらないようなさらに進んだ仮想空間で仕事までできるような時代が目の前に迫っているのです。
貨幣革命が始まっている
時間と空間の変革だけでなく、貨幣の価値観も全く変わろうとしているのも今なのです。
貨幣の代わりにクレジットカードを使う時代が長く続いてきましたが、今まさにインターネットと同じように貨幣も大変革しようとしています。
それは仮想通貨です。
今はいろいろな支払いは銀行とクレジットカード会社が主なものですが、今まさにそんな会社も必要としない時代に突入しているのです。
先ほどのメタバースの仮想空間で働き、その報酬をどの金融機関も関与せず直接個人でやり取りすることができる時代がすぐそこまで迫っているのです。
5年後には間違いなくそんな世界が実現されるでしょう。
人の心は不変である
そんな大変革の時代ですが、一つ全く変わっていないものがあります。
それは人の心です。
どんなに時代が変わろうとも、人の気持ちとか精神は数百年前とほとんど変わってないと脳神経学の研究で言われています。
江戸時代の人が持っていた心と、今の時代の人の心が同じであるということです。
そんな変化のない精神を持った人類が、ここ数十年の科学の激変に果たしてついていけるのでしょうか。
世界が近づくと心は孤独になる
ここ数十年の変革は、世界が縮小したということもできます。
SNSで瞬時に世界中の人と会話もできるし、ズームなどで直に顔を見て会合などもできるようになりました。
しかしどうでしょうか、そんなタイミングでパンデミックがが始まったのです。
パンデミックで人類が一番気づいたことは、人は本来孤独であるということではないでしょうか。
どんなに科学が発達して便利な社会になろうとも、結局は人は孤独な生き物で生き続けることしかできないということです。
どんなに仮想空間で大騒ぎをして楽しめることがあったとしても、それが終わると人の心は祭りの後の寂しさになってしまうということです。
孤独が依存症を助長する
このブログで依存症に関することをいろいろ書いてきましたが、最終的に人は孤独を癒すために依存症になっていくということです。
ギャンブル、買い物、浮気、性依存症など依存症の種類は数百あると言われています。
しかしその誘引は孤独というシンプルなものなのです。
そうであれば、一見孤独を癒してくれそうな現代の科学技術の進歩ではありますが、それができないとなれば何かに依存する人はますます増えていくことになるでしょう。
結論としてどんなに科学技術が発達しようとも、孤独を癒すための方法は江戸時代の人がワクワクして行っていたこととさほど変わらないということなのです。
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