日光(東照宮)初めての安心旅行情報記~日光駅から東照宮二社一寺~ | 飛び猫

日光(東照宮)初めてさんの安心旅行情報記~日光駅から東照宮含む二社一寺の観光~

日光東照宮
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インドアだけど、アグレッシブな私。

年に1度は旅行に行かないと頭おかしくなってしまうんで、今回はお友達と「主婦旅行」と称して、日光に一泊旅行に行ってきました。

ともかくゆっくり鈍行で千葉から日光へ。

そして肉と湯葉で体と心を満たし。

日光東照宮目の前の旅館で、熱々の温泉に浸かっていざ……。

朝から日光東照宮へ!!

意外にも日光東照宮は二社一寺といって、東照宮の他に二荒山神社・輪王寺という寺院仏閣があり、かなり広大。

見落としがないように、ぜひこちらを読んでぐるっと回っていってください。

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日光駅から東照宮までも観光スポットが……

日光東照宮は日光駅から歩いて大体30分くらいのところから始まります。

始まる……としたのは、私がそうだったんですが、日光東照宮って眠り猫とか見猿聞か猿言わ猿のお堂がポンポンと建ってる、比較的広い神社……と思っている方おりませんか?

実は日光東照宮って、二荒山神社や輪王寺という一つ一つが広大な敷地をもつ寺院仏閣を含めた、山まるごと建造物群みたいなもの。

一応東照宮と書かれた入り口っぽい柱とかありますが、駐車場側から上がったら「いつの間にかお寺が?」みたいな状況になるので、事前に地図を用意して、歩きやすいスニーカーと夏なら飲み水の1つも用意して行きましょう。

千夜
千夜

間違ってもサンダルとかヒールの彼女を連れてデートがてらに行かないように。

足まめ潰れて血が吹き出して、彼女の見てはいけない逆鱗に触れるかもしれません。

そんな東照宮に行くまでに、ちょこっと見ておきたい観光スポットがこちら。

お城みたいな旧日光市役所日光総合支所

日光駅から東照宮の方面には「山に向かって」道なりにまっすぐなんですが、その途中でお城みたいな真っ白な建物が見えます。

こちら「旧日光市役所日光総合支所」。

中には入れないようでしたが、フォトジェニックな感じで、絵の資料にもなりそうなのでバンバン写真撮っちゃいました。

超レトロ!!昔の電話ボックス

⬆の旧日光市役所日光総合支所を過ぎて少しすると、今度は、これまたフォトジェニックな建物が……。

今の子は電話ボックスとかわからないだろうな。と思いつつ、私もこんなカワイイ電話ボックス見たことないので、これはこれで写真撮りまくり。

ちなみにこの電話ボックス、お土産屋さんの前の敷地にあるので、ついでにお土産も覗いてみましょう。

霊場の始まり⁉神橋

これは日光観光するなら一度はパンフやら案内やらで見たことがあるであろう『神橋(しんきょう)』。

神橋
かみはし……ではなく「しんきょう」

日光の霊場(?)への入り口とされていて、昔は恐らく神社仏閣のある日光東照宮と、市民が普通に生活していた場所との、文字通り架け橋だったんだろうなぁと思います。

今は渡る事ができないのですが……。

渡った先がもろ車がビュンビュン走る上に、カーブの先という『ガチ霊場』みたいになっているので、多分霊をこれ以上増やさない為の配慮かな……なんて思います。

千夜
千夜

もちろんここを渡らなくても普通の大きな橋があるので、反対側に行けますが、カーブの山道で車もめっちゃ飛ばしている上に『歩道がない』ので本気で気を付けてください。

神橋、大体100メートルくらいの距離しかないのですが、入場料が300円ほどかかります。

橋の修繕費や管理費がかかるので、そこはお布施のつもりで……と思っていたのですが、中に入ったら入ったで、普通にお布施箱(お賽銭箱)もあるし、しかもそれがPayPay払い可能ってところに令和を感じました🤣

ちなみにこちらの営業時間は

4月~10月 ⇒8:30~16:00
11月~3月⇒ 9:30~15:00

となっていますが、15分もあれば十分な広さなので、結構ギリギリに行って誰もいない神橋を堪能しました。

神橋
夜の方がキレイ……
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二社一寺で広大な日光東照宮

さてさて、本題の日光東照宮。

多分多くの方が知っていると思いますが、あの江戸幕府を作った『徳川家康公』を東照大権現という神として祀った神社。

東照宮だけでも相当広いんですが、二荒山神社・輪王寺も隣接しており(それぞれ入館料かかりますが……)、全部回ると多分3~4時間かかるので、本当に1日かかりで見るつもりで行きましょう!!

日光東照宮の地図
赤線内を大体うろうろしていました

関東在住なら一度は見ておきたい『日光東照宮』

日光東照宮ホームページ
日光東照宮は、日光霊峰の山懐聖地恒例山にあり、中禅寺湖から流れる大谷川と女峰山から流れる稲荷川との河合いの山岳水明の地に鎮座します。神域は、樹齢400~800年神杉につつまれ、その中に点在する社殿群は自然環境と見事に融合する宗教的文化空間で【続きを読む】

言わずと知れた日光東照宮。

かごめかごめの歌から、徳川の隠し財宝がここに眠っているのではないかと本気で思っている人も少なくはないはず。

東照宮
ちょっとプレデターみたいな空間が生まれてますが人を削除しただけです

まずは表参道を通ったら……

①石鳥居

石鳥居
ここが入り口的なポジション

パワーを直接受ける場所と言われていて、こちらは左右の柱の太さが若干異なり、一番美しく見える方向から見ると、同じ太さに見えるよう設計されているという、現代の匠でも考えないような気遣いがスゴイ鳥居。

頭を下げて通りましょう。

②五重塔

五重塔
この日は特別公開されていました

こちらは五重塔。上には干支の彫刻が施されて、心柱が10㎝ほど(?)宙に浮いていて、免震の機能を果たしているとか、色々不思議な塔。

この日は特別公開とかで、重心柱を見ることができたのですが、別途300円の入場料を払って、白い着物を着たお爺があれやこれやと説明し、気がついたらクリアファイルを渡して去って行ったという、狐狸に化かされたような体験ができました。

千夜
千夜

ちなみに下の方の写真はNGでしたので、撮ってません。

③表門

ここから日光東照宮の有料エリア。

日光東照宮拝観料

大人・高校生 1,300円 1,170円
小・中学生 450円 405円

カードやパスモ、PayPayも使えて、マジで近代化を感じましたが、恐らく東照宮が作られたそのときも「最先端じゃ~!!」となっていたと思うので、きっとここは最先端を置く重要文化財なんだなと思います。

④三神庫

表門をくぐるとすぐに出てくるのがこちら。

三神庫
下神庫、中神庫、上神庫があります

こちらには、想像で作られた象がいて「あ~近いけど惜しかったねぇ!!」という感想を抱けるので、見てみる価値あり。

象
似てるけどちょっと違う感じがいい

⑤神厩舎(見ざる、言わざる、聞かざる)

神厩舎
正面と横にお猿さんたちの彫刻が施されてます

こちらは元々神馬の生活の場所だったのですが、馬を猿が守ってくれるということからお猿さんたちの彫刻が彫られた……みたいなことが書かれていました。

見ざる聞かざる言わざるだけではなく、お猿さん(人)の一生が描かれているので、ぐるりとみると非常に感銘します。

神厩舎
凹んでいるのを慰めるお猿さん
千夜
千夜

私的にこの凹んでいるところを慰めるお猿さんの図が好きです

⑥唐銅鳥居

悲しいことに写真を撮り忘れ。

実は知る人ぞ知る、有名なパワースポットで、鳥居の中心から8枚目位の石畳がある場所が全てのパワーが集まる場所と言われていたのですが、ええ、当日は他の場所からのパワーがすごすぎて立つことすら忘れてました。

千夜
千夜

みなさんはぜひ立ってみましょう

⑦陽明門

陽明門
別名『日暮しの門』

とんでもない彫刻が施された、美しすぎる門。

こちらが柱の1本が逆さにつけられて「完璧な物は滅びるだけだから」と未完成の美を知らしめた門。

お守りにもなっていて、商魂すら感じられますが、私的には陽明門の天井に書かれている龍の絵が好きすぎて、こちらをお守りにしたいくらいでした。

龍
撮影時に何もなかったのに1枚だけ光の線が入ったお気に入りの1枚

⑧唐門

唐門
細かすぎてヤバイ唐門

この白さは貝殻をすり潰して塗られた白さで、当時の人幾らもらってたんだろう……とブラック企業が乱立する現代の私が心配してしまうほど、精密な造り。

こちらにも、門の模様が一つだけ異なっている箇所があるらしいので、ぜひ見つけて見てください。

千夜
千夜

私はわからんかったです

⑨拝殿・本殿

こちらが日光東照宮のメイン。本殿なのですが、中に入れるもののここから先は写真NGなため、ぜひ皆さんお越しをお待ちしております🤣

千夜
千夜

昔の匂いを感じられたよ!!

⑩神楽殿

⑪東廻廊

眠り猫
色々な七不思議のある猫さん

猫好きなら絶対行きたい『眠り猫』の門がある場所。

意外にも眠り猫が小さくて「え?こんなん?」と思いましたが、猫が彫られている場所はここくらいしかなく、そりゃ珍しいよなぁと思いました。

ちなみに、眠り猫のお守りが人気です。

⑪石階段&奥宮拝殿

石階段
207段とかそういうのいい

できることなら行っておきたいけど、膝が怖くなる石階段。

眠り猫の門をくぐって奥宮に行くためにはここを登るしかない。

昔は歴代徳川将軍しか入れなかった場所なので、こんな平民が入れるなら文句を言わずに上るしかないのですが、途中で「人の一生は荷物を負うて、遠き道を行くが如し、急ぐべからず」という教訓が札に書かれてまして、『はっ!!』って思いましたね。『ハッ!!』って。

奥には徳川家康公のお墓などもありますので、雪や雨の日は死にそうなので辞めた方がいいと思いますが、ぜひ足腰に負担がない方は行ってみましょう。

千夜
千夜

ちなみに子どもですら息を切らして、途中のセーブポイントで呼吸を整えるレベルです。

⑫神輿舎

御神輿
御神輿が安置されてました

⑬本地堂(薬師堂)

奥宮まで行って戻って、そろそろ疲れた頃に登場するのが薬師堂。

ここは鳴き龍のある有名なお堂ですが、撮影禁止。

とはいえ、中に入れさせてもらえて、龍の絵の下で拍子を打って「ビョイイイィィィン」と龍が鳴く音を聞かせてもらえたり、「こちらが新色の鳴き龍のお守りで、限定品もございます」と綺麗な営業もされていい感じ🤣

眠り猫の鈴は結構音量が大きいので、お守りとして財布などにつけたい場合は鳴き龍のお守りの方が静かでいい音です。

疲れたら東照宮の上島珈琲

上島珈琲
お昼前ですがお腹ペコペコに……

これで大体ぐるりと東照宮を観てきた感じなんですが、それで2時間ほど。

かなり広くて、私と友人は卓球を日頃からやって体力には自信もあるし、さかさか歩けるのですがそれでも疲労困憊……。

そんなわけで、休憩したいな……と思ったところ、日光東照宮宝物館に上島珈琲を発見!!

本当に良い休憩ポイントなので、ここで一休みすることをおすすめします。

千夜
千夜

ちなみに宝物館まで寄ると他がまわれなくなるため今回は観ていません。いつかまた行ったときは観てみたいですね。

観光客を気にしすぎな『二荒山神社』……

東照宮を見学し終わったら、参道を外れて東照宮の最奥にある、二荒山神社へ行ってみましょう。

ちなみにこちらも300円かかります。WEBでも購入できます🤣

こちら、由緒ある神社なはずなのですが、もはや『幸運アミューズメントパーク』状態。

幸運の四葉のクローバー畑やら、七福神が至る所にいたり、霊泉から何から何まで……。

これ、全部にお賽銭入れてったらとんでもない金額になるんじゃ……というレベルです。

千夜
千夜

全てにPayPayも使えるのがまた……ww

神剣
プレデターみたいな迷彩ぷりでした

初めのうちは霊験あらかた……と観ていったんですが、段々「近所の土地持ちのお父さんが、片っ端からありがたそうな物を庭に飾りだして、格言とかも勝手に書いてったら人が来るようになって、さらに調子ついてしまった」みたいな状況になってきて、しまいにはステンレス製(?)のエクスカリバーみたいな巨大な剣が刺さっている岩場に来た辺りで「よし」となってしまいました。

歴史とか、霊験とかそういうの抜きにして、スピリチュアリズムを楽しみたいならぜひ観ていって欲しい空間。

奥宮(男体山頂上)や中宮祠(中禅寺湖)だとまた違うとは思うのですが、観光スポットにしすぎだろう……という感じでした💧

一番私が心躍ったのは、昔のお侍さんがお化けと勘違いして切りつけまくった『化け灯籠』でした。

隠れた名仏閣『輪王寺』で心震わせる

二荒山神社でちょっと脱力してしまった私たちでしたが、最期に東照宮手前側の『輪王寺』へ。

輪王寺
初めに行くのもあり

三仏堂・大猷院・宝物殿セット券で1000円なんですが、二荒山神社で脱力してしまったため、「ま、せっかくだからね」という気持ちで入ったのですが……。

千夜
千夜

ちなみに中は撮影禁止

こちらは観光とか度外視の、天台宗のお寺で、卒塔婆なども飾られているのでおふざけなし。

千夜
千夜

いや、二荒山神社もふざけてなんていませんが……

堂内は家康公香の香りが立ちこめて、浄化される感じ。

そして何より、とてつもなく美しく大きな三仏の迫力に恐れを感じるほど。

なんというか「行ってよかった~!!」と思いましたので、ぜひ、日光東照宮を見学する際は、東照宮、二荒山神社、輪王寺の3カ所を回ることをオススメします。

ちなみに、これだけ回って、おやつを食べたりお土産を選んだりして、大体5時間。

結構体力も使うので、やっぱり前日に近くの旅館に一泊して、朝からがっつり観ていった方が良いかと思います!!

日光観光は1日にしてならず

東照宮

と、こんな感じで色々観てきた風でしたが、中禅寺湖や華厳の滝も観たいし、東照宮内でのスピリチュアルスポットや、ちょっとアレだった二荒山神社でも神様が降りる場所として、禁忌とされている場所を見そびれたりしていたので、やっぱり1日じゃ満足できる場所じゃないな~と。

霊場とはいえ観光地になっているので、あれこれ拝観料が取られてしまい、気がつくとお財布が軽くなっている気がしなくもないのですが(苦笑)それはそれで、この建物は修繕して後生に残すべきだと思っているのでヨシ!!

ただし……。

本当に体力がないとアレコレ見られない所でもあるので、ぜひぜひ、「行こう」と思ったときに行ってみてください!!

千夜
千夜

すっごいリフレッシュするしね!!

こちらの記事では別に、超絶美味しい日光の食べ処と、オススメのお宿について書いています。

日光旅行を考えている方は是非是非読んでみてください!!

レジャー&旅行
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川島 千夜

ライター/小説家/イラストレーター/ブロガー/漫画描き/YouTubeにハンドメイドグッズ販売やっています。
インドア派なゴリラで、外に出ないで仕事をすることをモットーにしています。

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