【日銀会合】スルーの予定が、俄然注目イベントに | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・中国貿易収支944.6億ドル(予想739.5億ドル  前回717.2億ドル)

・英鉱工業生産[前月比]1.0%(予想0.2%  前回-0.5%)

・米小売売上高[前月比]-1.9%(予想-0.1%  前回0.2%)

・米輸入物価指数[前月比]-0.2%(予想0.2%  前回0.7%)

・米鉱工業生産[前月比]-0.1%(予想0.2%  前回0.7%)

・米ミシガン大学消費者信頼感指数68.8(予想70.0  前回70.6)

 

ニュース、要人発言

ウォラーFRB理事

ブルームバーグTVのインタビューで、インフレが高止まりしている場合は、4回、5回の利上げの可能性もあると述べた(インフレ率が2.5%まで下がれば、急速な利上げは不要)

FRB人事

バイデン氏はFRBの銀行監督担当副議長にラスキン元FRB理事を指名、エコノミストで大学教授のクック氏とジェファーソン氏をFRB理事に指名(ブルームバーグ)

韓国中銀

政策金利を0.25%引き上げ1.25%にすることを決定

日銀利上げ可能議論報道

「物価目標2%達成前に利上げが可能か議論している」(ロイター)

李韓国中銀総裁

「政策金利を1.50%に引き上げても引き締めではない」

「現在の金利水準は依然として中立金利を下回る」

ドイツ経済省

昨年の経済成長率は2.7%だったと発表、統計局は昨年四半期がマイナス成長に陥った公算が大きいとの認識を示した

ラガルドECB総裁

「インフレ押し上げ要因は今年の間に緩和すると予想」

ウィリアムズNY連銀総裁

「今年の米国のGDP成長率は3.5%前後を予想」

「FEDは利上げを開始する決定に近づいている」

「今年インフレ率が約2.5%に低下すると見ている」

「FEDは政策調整のプロセスを開始する」

「インフレ率は非常に高い」

「最大雇用に非常に近い」

「FEDは確実にインフレを緩和する必要」

「FEDの金融引き締めに伴いすべての金利が上昇すると予想」

「時間の経過とともに2%のFF金利に向かって動く」

デイリー・サンフランシスコ連銀総裁

「2022年のほとんどを通して価格上昇圧力を受ける可能性」

野村HDや東芝、金融取引で量子暗号通信の実験に成功

野村ホールディングスや東芝は14日、次世代の暗号技術「量子暗号通信」を金融取引で使う検証実験に成功したと発表した(日本経済新聞)

 

市況

東京前営業日比

 

01/14 15:15

01/15 7:00

円換算

ドル円

113.74

114.19

0.45

NY金

1,826.70

1,817.35

-5

NY白金

976.80

967.05

-20

(時間は東京タイム)

 

弱い米経済指標を受け、ドル円は一時113円50銭割れまで下落。

その後は引き締め観測からドルは買い戻され、ドル円は114円台を回復しています。

リスク回避的にドルが買い戻されており、ユーロドルが1.14まで下落するなどクロス通貨は下落して引けています。

 

株式

ダウ:35,911.81ドル(-201.81)

ナス:14,893.75(+86.94)

 

 

前日に大きく下げたハイテク株は買い戻し優勢、前日に上昇した金融株は売り優勢。

ヒンデンブルグ・オーメン」が12月13日に点灯しました。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:1.784%(+0.080)

実質金利:-0.690(+0.082)

 

 

今朝の期待インフレ率は2.474、前日より0.003上昇しています。

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

1/10

1,798.80

-0.765

1/11

1,818.50

-0.836

1/12

1,827.30

-0.760

1/13

1,821.40

-0.772

1/14

1,816.50

-0.690

(過去5営業日)

 

 

実質金利はマイナス0.690%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。

 

原油

NY原油2月物は、1.70ドル高の83.82ドルにて終了。

 

 

ウクライナ情勢を受け、再び83ドルを突破して引けました。

 

貴金属

<前日内部要因>

1月14日金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Feb-22

6,677

2,516

-26

Apr-22

6,675

2,188

-29

Jun-22

6,668

2,350

-24

Aug-22

6,663

6,191

-35

Oct-22

6,666

15,493

-835

Dec-22

6,669

15,486

732

合計

 

44,224

-217

 

昨日の金は、44円安6,655円にて終了。

個人投資家売り越しポジションが確認されましたが、おそらく解消されたと思われます。

 

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、4.90ドル安の1,816.50ドルにて終了。

 

 

今朝の国内金は20円安6,649円で終了しています。

NYは上下10ドル程度の動きにとどまっており、あまり動きませんでした。

 

SPDR:976.21トン(変わらず)

 

浪風語録「ETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

1月14日白金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Feb-22

3,599

1,706

-17

Apr-22

3,599

6,823

-7

Jun-22

3,577

2,472

-3

Aug-22

3,580

5,602

-4

Oct-22

3,580

11,535

97

Dec-22

3,566

9,082

437

合計

 

37,220

503

 

昨日の白金は、15円安3,590円にて終了。

先2本逆ザヤ拡大、やや売り建ちが増えたものと推測されます。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、7.60ドル安の969.60ドルにて終了。

 

 

今朝の国内白金は6円安3,560円で終了しています。

最近の白金プレーヤーの愚痴「動かない…」。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。

4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。

 

<会員様>

 

俄然火曜日の「日銀会合」が注目されるようになりました。

 

毎年、数学と英語の最初の方だけチャレンジしています。

今日から「共通テスト」、受験生の皆様が無事に受験できますように。

 

今週もありがとうございました。

 

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