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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

おはようございます。

注目経済指標

・米シカゴ連銀全米活動指数0.01(予想0.47  前回0.40)
・米中古住宅販売件数541万件(予想540万件  前回560万件)

ニュース、要人発言

ロウ豪中銀総裁
「さらなる金利上昇に備える必要、第4四半期にインフレ率は7%に上昇」
鈴木財務相
「日銀と連携しつつ緊張感持って相場を注視」
岸田首相
「金融政策は為替にも影響を与える」
「金融政策は今の状況を維持、具体的な手法は日銀が判断」
イーロン・マスク・テスラ最高経営責任者
米ツイッター買収計画について「幾つかの未解決な問題」が残っており、ユーザーのデータ問題の解決を待っているところだと語った
レーンECB理事
「9月の利上げ幅が0.25％を上回る可能性は非常に高い」
ゴールドマン・サックス
エコノミストらは米経済について、向こう1年間にリセッション入りする確率を従来予想の15%から30%に引き上げた
ピル・イングランド銀行チーフエコノミスト
金融政策では為替レートや経済活動の安定ではなく、主たる目標であるインフレ抑制を重視すべきだと述べた
米、新疆産品の輸入を原則禁止
「ウイグル強制労働防止法」が21日施行された、日本企業が米国に輸出する製品でも原材料などに新疆産が含まれれば対象となり、調達網の見直しを迫られる可能性もある
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「労働市場は6カ月前より減速しているが、通常よりも強い」
「インフレデータは積極的な利上げへの移行をサポート」
「FEDの75bpの利上げを支持」
「何も破壊することなく素早く利上げを行う必要がある」
「消費者はなおも堅調に支出を続けている、低所得者にいくらかのストレス」
ムニューシン前財務長官
「いまにして思えば、FRBはインフレ抑制に時間がかかり過ぎた」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

ドル円は、24年ぶりとなる136円台に突入。
CFTCによると大口投機玉の円売り越しは7万枚近くにまで減っていましたが、米国連休明けは株高もあり、高値更新の動きです。
ユーロドルも1.05レベルをしっかり推移、クロス円が大幅高です。
 

株式

ダウ：30,530.25ドル(+641.47)

ナス：11,069.30(+270.95)

連休前に3万ドルを割り込んだダウでしたが、この日は買い戻し優勢にて引けました。

「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

債券

米10年債利回り：3.277%(+0.051)

実質金利：0.667%(+0.030)

今朝の期待インフレ率は2.610、前日より0.015上昇しています。

(過去5営業日)

右軸：実質金利(上下逆注意)

実質金利は0.667%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

原油

NY原油7月物は、1.09ドル高の110.65ドルにて終了。

リセッション入り懸念により連休前は120ドルレベルから大幅下落となりましたが、連休明けは買い戻し優勢です。

貴金属

金

＜前日内部要因＞

6月21日金相場表

昨日の金は、31円安7,937円にて終了。

取引終盤、手仕舞い売りが集中したようです。

＜金市況＞

昨晩のNY金8月物は、1.80ドル安の1,838.80ドルにて終了。

今朝の国内金は、83円高8,020円で終了しています。

ドル高一服、NYは大きな動きには至っておりません。

SPDR:1,073.80トン(-1.74トン)

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

＜会員様＞

…

白金

＜前日内部要因＞

6月21日白金相場表

昨日の白金は、3円高3,993円にて終了。

出来高は4,000枚に満たず、取組も各限月で微減です。

＜白金市況＞

昨晩のNY白金10月物は、8.60ドル高の939.40ドルにて終了。

今朝の国内白金は、59円高4,052円で終了しています。

ちなみにパラは64ドル高の1,862.70ドル、金を再び上回っています。

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

＜会員様＞

…

参院選きょう公示

参議院選挙が本日公示される。物価高への対応などが争点。

日銀緩和継続の意義を含めた物価高が争点となり、閣僚や各候補からの「円安けん制発言」などが期待されます。

日本時間今晩23時より、パウエル議長は議会証言に臨みます。

こちらも注目されます。

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