パウエルさん頑張ったが、市場はドル安反応 | 浪風谷本

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Tel:06-6300-5757(代表
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・英消費者物価指数[前年比]9.1%(予想9.1%  前回9.0%)
・米MBA住宅ローン申請指数4.2%(前回6.6%)
・ユーロ圏消費者信頼感-23.6(予想-20.5  前回-21.2)
 

ニュース、要人発言

木原官房副長官
「為替は安定が重要、急速な変動は好ましくない」
米大統領がガソリン税一時停止を要請か
バイデン米大統領が連邦ガソリン税の一時停止を要請する見通し(ロイター)
アイスランド中銀
政策金利を1.00%引き上げ4.75%にする事を決定した
シティグループ
中央銀行による金融引き締めと、モノへの需要後退によって景気が悪化するとみて、世界経済がリセッションに陥る確率は50%に近づいた(シティグループのエコノミスト)
デギンドスECB副総裁
「9月の利上げ幅はインフレ見通し次第、インフレは夏以降に和らぎ始める見通し」
チェコ中銀
政策金利を1.25%引き上げ7.00%にする事を決定した
ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁
「年末までに政策金利が3%を上回ることを望む」
「政策金利の中立水準は2.5%近辺」
パウエルFRB議長
「米経済は非常に力強い引き締め策への対処可能」
「継続的な利上げは適切、決定は会合ごとに行う」
「インフレ率2%への回帰、米金融当局は強力にコミット」
「ソフトランディングがわれわれの目標、ただ、達成は非常に困難になるだろう」
「景気後退の可能性は現在は高まっていない、成長は減速」
エバンス・シカゴ連銀総裁
「6月の75bpの利上げを支持」
「FEDの政策は事前設定されたコースではなく、データに対応」
「インフレは時間の経過とともに中程度になると予想」
「経済が直面している多くのリスクはあまりにもダウンサイド」
「インフレが高すぎる、より下げる必要がある」
「7月75bpの利上げは非常に合理的」
「100bpの利上げが必要だと思うべきではない」
「利上げに関して、FOMC内に非常に強い合意がある」
「7月の会合までに50bpが正当化されるデータが届く可能性」
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「金利が上昇するにつれて、需要圧力が緩和されることを期待」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

事前の注目度が高まっていたパウエル議長による議会証言でしたが、先週FOMC後会見と比べ特に新鮮味はなく、ドル高一服の動きとなっています。
1.04台だったユーロドルは一時1.06台に乗せるなど、ドル安ユーロ高の動きに。
原油価格の下落により、資源国通貨にはやや下押しの動きが見られます。

 

株式

ダウ:30,483.13ドル(-47.12)

ナス:11,053.08(-16.22)

 

 

議会証言が警戒されたものの内容は先週と比べ変わりなく、株価は小幅な動きにとどまりました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:3.154%(-0.121)

実質金利:0.612%(-0.055)

 

 

今朝の期待インフレ率は2.542、前日より0.068低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は0.612%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油8月物は、3.33ドル安の106.19ドルにて終了。

 

 

バイデン政権によるガソリン価格引き下げ要請や景気後退懸念から、原油価格は反落です。

 

貴金属

<前日内部要因>

6月22日金相場表

 

昨日の金は、35円高7,972円にて終了。

日中は原油価格下落に連れ、手仕舞い売り優勢にて引けました。

 

<金市況>

昨晩のNY金8月物は、0.40ドル安の1,838.40ドルにて終了。

今朝の国内金は、46円高8,018円で終了しています。

 

 

時間外では一時1,825ドルまで下落したものの、ドル高一服から買い戻されました。


SPDR:1,071.77トン(-2.03トン)
 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

6月22日白金相場表

 

昨日の白金は、40円高4,033円にて終了。

4,000円台は利食い売りが出ましたが、ほぼ先限のみの取引でした。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金10月物は、13.30ドル安の926.10ドルにて終了。

今朝の国内白金は、29円安4,004円で終了しています。

 

 

パラジウムは1,837.90ドル、金との熾烈な争いが続きます。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

 

ドル/ウォンが一時1,300を越えるなどドル高期待が高まっていましたが、議会証言に対する反応はドル安でした。

あくまで米国タイムでの動き、引き続き新興国経済の先行きが警戒されます。

 

※外出しますので、夕方「投資部門別建玉内容集計表」は簡易版となります。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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