【グッドフライデー】指標にはドル安反応、パウエル講演で持ち直す | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

・日本消費者物価指数[東京都区部・除生鮮][前年比]2.4%(予想2.4%  前回2.5%)

・日本失業率2.6%(予想2.4%  前回2.4%)

・米個人所得[前月比]0.3%(予想0.4%  前回1.0%)

・米個人支出[前月比]0.8%(予想0.5%  前回0.2%)

・米PCEコア・デフレーター[前月比]0.3%(予想0.3%  前回0.5%)

・米卸売在庫[前月比]0.5%(予想0.2%  前回-0.2%)

 

▼ニュース、要人発言

債券は下落、日銀の国債買い入れ減額を警戒-2年債入札は無難な結果

29日の債券相場は下落、日本銀行が近い将来国債の買い入れを減額するとの見方が重しになった、同日行われた2年国債の入札は無難な結果だった(ブルームバーグ)

「バフェット指標」が上昇、2年ぶりの高水準に

バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェットのお気に入りの市場指標が、2年ぶりの高水準となる184%まで急騰し、過大評価された株式が、壊滅的な暴落に見舞われる可能性を示している(MONEY INSIDER)

円安「水準ではなく変化に注目」、財務相 152円迫る

鈴木俊一財務相は29日の閣議後の記者会見で、外国為替市場で進む円安を巡り1ドル=152円が円買い介入に踏み切る水準かと問われ、「水準が問題ではなく動き、変化に注目している。具体的な防衛ラインはない」と述べた(日本経済新聞)

FRBファシリティーへの外国中銀預け入れ増加-日本が介入警告の中

米金融当局が外国の中央銀行向けに整備したリバースレポ(RRP)ファシリティーの利用額が2週連続で増加したことが、連邦準備制度理事会(FRB)が28日発表したデータで示された、こうした中、日本の通貨当局者は今週、円安に歯止めをかけるため対応するとの警告を強めている(ブルームバーグ)

中国不動産の龍湖集団、投機的等級に格下げ フィッチ

格付け会社フィッチ・レーティングスは28日、中国2位の民間不動産開発会社、龍湖集団を投機的等級に格下げした、龍湖集団や業界全体の販売低迷が続いていることが背景(ロイター)

ウクライナGDP、23年は5.3%成長

28日のウクライナ統計局の発表によると、2023年の同国国内総生産(GDP)は5.3%のプラス成長となった、ロシアが侵攻した22年は、約30%のマイナス成長だった(ロイター)

日本経済、好循環の「転換点」に 25年末の金利0.25%予想―フィッチ担当者

格付け大手フィッチ・レーティングスのソブリン債格付け責任者のジェームズ・マコーマック氏は29日までに時事通信の取材に応じ、日本経済は賃上げと適度なインフレの好循環が続く「転換点を迎えた可能性が高い」と分析した、日銀は「かなり緩やかに利上げを進める」と見込み、政策金利は2025年末に0.25%に達すると予想した(時事通信)

米2月物価、2.5%上昇 伸び率5カ月ぶり拡大

米商務省が29日発表した2月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月より2.5%上がり、伸び率が5カ月ぶりに拡大した、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数上昇率は2.8%と2021年3月以来、2年11カ月ぶりの低水準となった、PCE物価指数、コア指数ともに市場予想と一致した(共同通信)

FRBが重視するインフレ指数、前月から伸び鈍化-消費は回復

2月の米個人消費支出(PCE)統計によると、連邦準備制度理事会(FRB)が基調的なインフレを判断する上で重視するPCEコア価格指数は、伸びが1月から鈍化した、一方で、実質ベースの個人消費支出はプラスに回復した(ブルームバーグ)

パウエル議長、「利下げを急ぐ必要はない」-慎重姿勢繰り返す

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、当局は利下げを急いでいないと改めて表明した、インフレ抑制を示す証拠が増えるのを待ちたい考えだ、議長は29日、サンフランシスコ連銀で開催されたイベントで登壇、司会者の質問に対し「米経済が非常に堅調なペースで成長し、労働市場も極めて強いという事実は、われわれが利下げという重要な一歩を踏み出す前にインフレ率の低下についてもう少し確信を強める機会を与えてくれる」と回答した、「利下げを急ぐ必要はない」と議長は語った(ブルームバーグ)

 

東京前営業日比

 

03/29 15:15

03/30 06:00

円換算

ドル円

151.43

151.38

-0.05

NY金

2,273.00

2,266.50

-34

NY白金

917.50

916.50

-6

(時間は東京タイム、NY金、白金はJPX価格より算出)

 

昨夜公表された一連の米経済指標に対する市場の反応はややドル安となり、151円30銭台で推移していたドル円は一時151円17銭まで下落。

その後のパウエル講演では「慎重姿勢」が強調されており、ドル売りも一服しています。

グッドフライデーに伴いキリスト教圏はおやすみ、為替や債券市場のみ開いていましたが、大きな動きには至っておりません。

 

▼株式

「グッドフライデー」のため休場

 

▼債券

米10年債利回り:4.200%(+0.010)

実質金利:1.870%(-0.005)

期待インフレ率:2.330%(+0.005)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

03/27

2,212.70

1.877

03/28

2,238.40

1.875

03/29

-

1.870

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

右軸:期待インフレ率(上下逆注意)

 

米債券市場は短縮取引、まちまちの動きでしたが逆イールドは大きく拡大しています。

 

▼原油

「グッドフライデー」のため休場

 

▼金

「グッドフライデー」のため休場。

今朝の国内金は、34円安10,925円で終了しています。

 

 

「グッドフライデー」直前のNY金6月限は2,254.80ドルで終了。

今朝のNY換算は2,266.50ドルとなっており、日本時間月曜日7時の入電が注目されます。

 

▼白金

「グッドフライデー」のため休場。

今朝の国内白金は、6円安の4,412円で終了しています。

 

 

「グッドフライデー」直前のNY白金7月限は917.50ドルで終了。

今朝のNY換算は916.50ドルとなっており、大きな動きには至っておりません。

 

今週もありがとうございました。

 

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