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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・独製造業PMI41.9(予想41.6 前回41.6)
・ユーロ圏製造業PMI46.1(予想45.7 前回45.7)
・英製造業PMI50.3(予想49.9 前回49.9)
・独消費者物価指数[前年比]2.2%(予想2.2% 前回2.5%)
・米耐久財受注[前月比]1.3%(予想1.4% 前回1.4%)
・米製造業受注指数[前月比]1.4%(予想1.0% 前回-3.8%)
・米JOLT労働調査[求人件数]875.6万件(予想873.0万件 前回874.8万件)
▼ニュース、要人発言
日銀の黒田前総裁、足元の円安「行き過ぎ」 NYで講演
日銀の黒田東彦前総裁は1日、米コロンビア大学で講演した、日銀が3月の金融政策決定会合で決めたマイナス金利政策の解除について、正常化への第一歩だと評価した、足元の円安は行き過ぎとも指摘した、中長期的には為替相場の基調が円高に回帰するとの見通しを示した(日本経済新聞)
円安「あらゆる選択肢排除せず」 鈴木財務相
鈴木俊一財務相は2日の閣議後記者会見で、1日のニューヨーク外国為替市場で円安が進み一時1ドル=152円に近づいたことについて「過度な変動があるときには、あらゆるオプション(選択肢)を排除せず適切に対応することに今の段階では尽きる」と述べた、改めて為替介入も含めた対応を取る姿勢を示唆した(共同通信)
習主席の曖昧な国債発言、QE観測招く-人民銀はFRBに近づくか
中国の習近平国家主席が昨年行った講話がここにきて再登場し、市場の流動性を調節するために中国当局が国債の売買を始める可能性が示された、米連邦準備制度など主要中央銀行も用いた手段の活用観測を後押しする形となっている(ブルームバーグ)
英製造業PMI、3月は20カ月ぶりに50上回る 国内需要回復
英国製造業の3月の景況感は20カ月ぶりに成長を回復した、国内市場で需要が回復した、
S&Pグローバル/CIPSの3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は速報値の49.9から50.3に上方改定された、好不況の節目である50を上回るのは2022年7月以来、2月は47.5だった(ロイター)
シリアのイラン大使館攻撃、大統領がイスラエルへの報復表明
イランのライシ大統領は2日、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館周辺が空爆され軍司令官など7人が死亡したことを受け、イスラエルに対して報復すると表明した(ロイター)
ドイツ、3月のCPI速報値は前年比2.3%上昇-市場予想下回る
ドイツのインフレ率は3カ月連続の低下となり、欧州中央銀行(ECB)が6月に金利を引き下げ始めるとの期待を後押しした(ブルームバーグ)
中国不動産の碧桂園、3月販売額83%減 信用不安で不振
経営再建中の中国不動産大手、碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)は2日、3月の販売契約額が43億元(約900億円)と前年同月に比べ83%減ったと発表した、信用不安で販売不振が深刻化している可能性がある(日本経済新聞)
米製造業新規受注、2月は前月比1.4%増 予想以上の伸び
米商務省が2日発表した2月の製造業新規受注は前月比で1.4%増と、ロイターがまとめたエコノミスト予想(1.0%増)を上回る伸びとなった、機械や民間航空機の受注が増加した(ロイター)
米2月求人件数ほぼ横ばいの875.6万件、自発的な離職増加
米労働省が2日発表した2月の雇用動態調査(JOLTS)の求人件数は8000件増の875万6000件だった(ロイター)
利下げ6月の可能性排除せず、データ次第=クリーブランド連銀総裁
米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は2日、連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げに踏み切るとの見方を維持しているが、利下げが可能かどうかを裏付けるデータをなお確認する必要があると述べた(ロイター)
FRBの年内3回利下げは「妥当」=SF連銀総裁
米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は2日、米連邦準備理事会(FRB)による年内3回の利下げは「妥当な」予想との考えを示した、その上で、インフレが高止まりする場合には利下げ回数を減らし、労働市場が低迷したりインフレが予想よりも急速に低下した場合には利下げ回数を増やす用意があるとした(ロイター)
東京前営業日比
|
04/02 15:15 |
04/03 06:00 |
円換算 |
ドル円 |
151.74 |
151.57 |
-0.17 |
NY金 |
2,275.30 |
2,301.10 |
110 |
NY白金 |
918.75 |
936.85 |
80 |
(時間は東京タイム)
好調な米経済指標や当局者発言を受け、市場では米当局による利下げ期待が後退。
米10年債は昨年11月28日以来となる4.4%台を一時回復しています。
一方欧州経済指標を受け欧州通貨はしっかり、ユーロドルは1.07台後半水準をキープ。
ドル安株安債券安と、米国はトリプル安となっています。
▼株式
ダウ:39,170.24ドル(-396.61)
ナス:16,240.45(-156.38)
好調な米経済指標や当局者による発言を受け、株式市場に調整が入っています。
▼債券
米10年債利回り:4.353%(+0.044)
実質金利:1.989%(+0.020)
期待インフレ率:2.364%(+0.018)
Date |
NY金($) |
実質金利(%) |
03/29 |
- |
1.876 |
04/01 |
2,257.10 |
1.969 |
04/02 |
2,281.80 |
1.989 |
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
右軸:期待インフレ率(上下逆注意)
米10年債利回りは一時4.4%台を回復、昨年11月末以来です。
▼原油
NY原油5月物は、1.44ドル高の85.15ドルにて終了。
中東リスクの高まりを受け、NY原油は85ドルを突破して引けました。
▼金
NY金6月物は、24.70ドル高の2,281.80ドルにて終了。
今朝の国内金は、98円高の11,100円で終了しています。
NY金は時間外取引で、史上初めて2,300ドルを突破しています。
SPDR:829.00トン(+2.02トン)
▼白金
NY白金7月物は、22.90ドル高の934.30ドルにて終了。
今朝の国内白金は、43円高の4,463円で終了しています。
ドル安がNY白金相場を支援しましたが、パラは0.3ドル高と動きませんでした。
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