「中国DeepSeekショック」が市場を襲う | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

・中国製造業PMI49.1(予想50.1  前回50.1)
・独IFO85.1(予想84.8  前回84.7)
・米シカゴ連銀全米活動指数-0.01(予想-0.06  前回0.15)
・米新築住宅販売件数69.8万件(予想66.8万件  前回67.4万件)
・米ダラス連銀製造業活動指数14.1(予想-3.0  前回4.5)

 

▼ニュース、要人発言

米FTC委員長、全職員にオフィスでのフルタイム勤務を要求
米連邦取引委員会(FTC)のファーガソン委員長は24日、全ての職員に対してオフィスに出勤するフルタイム勤務に戻るように命じた、(略)トランプ大統領は、連邦政府職員に対してオフィスへの復帰を命じる大統領を出していた(ロイター)
レバノン停戦合意、2月18日まで継続=米ホワイトハウス
米政府は26日、同日期限を迎えたイスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラを巡る停戦合意について、2月18日まで継続されると発表した、ホワイトハウスは声明で「米国が監視するレバノンとイスラエルの取り決めは、2025年2月18日まで有効になる」と説明した(ロイター)
ベラルーシ大統領選、現職ルカシェンコ氏が7期目の当選確実に
ロシアと同盟関係にあるベラルーシの大統領選挙で、現職のルカシェンコ大統領(70)の7期目の当選が確実となった、投票が厳格に管理される中で反対勢力は見当たらず、欧州連合(EU)からは「偽り」と批判する声が出ている(ブルームバーグ)
トランプ氏、コロンビアに関税・制裁 移民送還拒否受け報復
トランプ米大統領は26日、南米コロンビアが米国から強制送還された不法移民を乗せた軍用機2機の着陸を拒否したことを受け、25%の関税や制裁などの報復措置を取ると表明した(ロイター)
労働需給ひっ迫は「バブル期以上」、サービス価格の上昇明確に=日銀展望全文
日銀は27日、23-24日の金融政策決定会合で議論した展望リポートの全文の中で、労働需給が均衡する「構造失業率」が3%程度との推計を示し、労働需給のひっ迫度合いは「バブル期より強まっている」と指摘した(ロイター)
中国1月製造業PMIは49.1、24年8月以来の低水準 予想下回る
中国国家統計局が27日発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.1と、前月の50.1から低下し、昨年8月以来の低水準となっ、景況拡大・縮小の分かれ目となる50を割り込んだ、ロイターがまとめたアナリスト予想の中央値50.1も下回った(ロイター)
米政府、コロンビアへの関税・制裁停止 不法移民送還で合意
南米コロンビアが米国から強制送還された不法移民を受け入れることに同意したことを受け、米政府はコロンビアに対する制裁と関税を停止すると表明した、ホワイトハウスが26日夜、報道官談話を発表した(ロイター)
ECB総裁、中銀の独立性喪失に警鐘 「インフレ抑制力損なう」
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は27日、中央銀行の独立性が世界の一部で疑問視されていると指摘した上で、政策に対する政治的影響力が強まれば、インフレを抑える中銀の能力が損なわれる可能性があるとの見方を示した(ロイター)
中国のDeepSeek登場でテクノロジー株にパニック―ASMLが9.4%安
中国の人工知能(AI)新興企業、ディープシーク(DeepSeek)が欧米の技術的優位性に対する懸念をあおったことで、27日に世界のテクノロジー株がパニックに陥り、オランダのASMLホールディングの株価が急落した(ブルームバーグ) 
独IFO業況指数、1月は85.1 予想外の上昇
独IFO経済研究所が27日発表した1月の業況指数は85.1と、前月の84.7から予想外に改善した、現況指数が上昇した、ロイターがまとめた市場予想は84.7だった(ロイター)
投機筋、6週ぶりに円買い拡大 米インフレ懸念一服で
投機筋の円売りが一服した、米商品先物取引委員会(CFTC)によると、ヘッジファンドなど非商業部門(投機筋)のドルに対する円の売り越し幅は21日時点で1万4673枚(約1800億円)だった、6週ぶりに、円売りよりも円買いの方が優勢な週となった、トランプ米大統領が世界一律関税の導入を見送った結果、市場では米インフレ再燃への懸念が一服し円を買い戻す動きが広がった(日本経済新聞)
中国DeepSeekのAIアプリ、米国で首位に 市場に警戒感
中国の人工知能(AI)開発企業、DeepSeek(ディープシーク)の生成AIアプリが米国のアプリストアで一時首位に立った、低コストで開発した大規模言語モデルの性能が米国製の競合モデルを上回ったと主張し、消費者らが注目している、米国のAI産業の優位性が揺らぐとの警戒感から、株式市場も反応した(日本経済新聞)
NATO事務総長、国防費のGDP比2%目標引き上げ要請
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は27日、加盟国に対し、国防費の目標を国内総生産(GDP)比2%から引き上げるよう求めた(ロイター)
中国、米からの移民送還受け入れへ 米は制裁強化などの圧力
中国は27日、トランプ米大統領が米国からの移民送還に非協力的な国に関税や制裁を科すと警告したことを受け、中国の国籍を持つと確認された者について米国からの送還に応じる意向を示した(ロイター)
日鉄との合併撤回要求へ、USスチールにアクティビスト=WSJ
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は26日、アクティビスト(物言う株主)投資家のアンコラ・ホールディングスが米鉄鋼大手USスチールを舞台とする委任状争奪戦の準備を進めており、同社に日本製鉄との合併合意を取り下げるよう求めると報じた(ロイター)
 

東京前営業日比

 

01/27 15:45

01/28 7:00

円換算

ドル円

156.14

154.54

-1.60

NY金

2,783.86

2,770.80

-196

NY白金

960.20

961.70

-44

(時間は東京タイム)

 

東京タイム序盤はコロンビアに対する関税リスクを巡り、市場は二転三転しました。
あらためて2月1日に関税が導入されるのかどうか、注目されます。
加えて「中国DeepSeekショック」が市場を襲い、リスク回避的な動きが優勢となりました。
ドル円は一時153円72銭まで下落、クロス通貨も下押しの動きです。

中国は春節入り、来月3日まで中国市場はおやすみになります。

 

▼株式

ダウ:44,713.58ドル(+289.33)

ナス:19,341.84(-612.46)

 

 

DeepSeekショックから、ハイテク株が大きく下落しています。

 

▼債券

米10年債利回り:4.530%(-0.091)
実質金利:2.129%(-0.074)
期待インフレ率:2.401%(-0.018)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

01/23

2,765.00

2.184

01/24

2,778.90

2.203

01/27

2,766.20

2.129

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:期待インフレ率(%)

 

リスク回避の動きから債券は買われ、利回りは低下しました。

 

▼原油

NY原油3月物は、1.49ドル安の73.17ドルにて終了。

 

 

株安からNY原油は再び下げに転じています。

 

▼金

NY金4月物は、40.40ドル安の2,766.20ドルにて終了。

今朝の国内金は、158円安の13,715円で終了しています。

 

 

ドル安による戻りは一服、NYタイム入りを前後して急落しました。

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:信託金残高(トン)

 

SPDR:857.02トン(-3.16トン)

 

▼白金

NY白金4月物は、12.00ドル安の960.10ドルにて終了。

今朝の国内白金は、7円高の4,690円で終了しています。

 

 

乖離していた国内外の価格差でしたが、かなりのペ-スで縮小しています。

 

 

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