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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・米耐久財受注[前月比]-2.2%(予想0.6% 前回-2.0%)
・米S&P/ケース・シラー[前年比]4.33%(予想4.24% 前回4.23%)
・米リッチモンド連銀製造業指数-4(予想-10 前回-10)
・米消費者信頼感指数104.1(予想105.9 前回104.7)
▼ニュース、要人発言
エヌビディア、DeepSeekは「AI技術の優れた進歩」-疑念を否定
米エヌビディアは中国のスタートアップ企業DeepSeek(ディープシーク)が発表した新人工知能(AI)モデルについて、米国の技術輸出規制に準拠した「AI技術の優れた進歩」だとの認識を示した(ブルームバーグ)
日銀の次回利上げは7月予想が50%超、ペースは半年に1回-サーベイ
ブルームバーグは27日、追加利上げを受けてエコノミスト45人を対象に緊急調査を実施した、政策金利の無担保コール翌日物レートを現行の0.5%程度から0.75%程度に引き上げる時期は、7月が56%と最多で、次いで9月が18%、6月の9%、リスクシナリオとして最も早いタイミングに関しては、最多の45%が4月を見込んでいる(ブルームバーグ)
ベッセント財務長官を承認、米上院 減税・関税政策推進へ
米上院は27日、トランプ大統領が財務長官に指名したスコット・ベッセント氏(62)の人事を68対29の賛成多数で承認した(ロイター)
EU外相、ロシアへの制裁6ヶ月間延長で合意
欧州連合(EU)は27日の外相会合で、ウクライナ侵略を続けるロシアへの制裁を6カ月間延長する方針で合意した、制裁の延長を巡っては、ハンガリーが慎重な姿勢を示していた(ロイター)
印中銀、170億ドル超の大型供給策を発表 2月利下げ観測強まる
インド準備銀行(RBI、中央銀行)は27日、銀行間市場向けに国債購入やドルとルピーの通貨スワップ取引を柱にした大型資金供給策を発表した、総額は1兆5000億ルピー(173億9000万ドル)に上る見込み(ロイター)
中米諸国、米と合意の可能性 強制送還者受け入れ巡り=メキシコ大統領
メキシコのシェインバウム大統領は27日、同国がここ1週間、米国からのメキシコ国籍以外の強制送還者受け入れているとした上で、他の中米諸国も他国からの強制送還者の受け入れを巡り米国と合意する可能性があるとの見方を示した(ロイター)
市場のインフレ期待が過去最高に上昇、日銀に利上げ継続促す要因に
日銀の0.5%への追加利上げと物価見通しの上方修正を受けて、ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)が27日、1.6%台に上昇した、BEIは新発10年国債から物価連動債の利回りを引いて算出したもので、物価連動債が発行され始めた2004年以降のブルームバーグのデータによると1.6%を超えたのは初(ブルームバーグ)
スコット・ベッセント、段階的に2.5%の米国一律関税計画を推進
財務長官スコット・ベッセント氏は、米国からの輸入品に対する新たな一律関税を2.5%から始めて段階的に引き上げる案を推進していると、この提案に詳しい4人の関係者が明らかにした(FT)
トランプ氏、DeepSeekを評価「安価なのはよいこと」
トランプ米大統領は27日の演説で、中国の人工知能(AI)企業であるDeepSeek(ディープシーク)の低コスト生成AIモデルについて「安価な方法があるのはよいことだ」と評価した(日本経済新聞)
オープンAIアルトマン氏、ディープシークのモデル「目を見張る」
生成AI(人工知能)「チャットGPT」を開発した米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は27日、中国の新興企業ディープシークのAIモデル「R1」は「目を見張る」と評価した一方、より大きなコンピューティングパワーがオープンAIの成功の鍵だと強調した(ロイター)
マイクロソフトもTikTok買収参入、トランプ氏明かす
トランプ米大統領は27日、記者団に対して、マイクロソフトが中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の買収に向け協議していると述べた、TikTokを巡り入札競争が繰り広げられることを望んでいるとも語った(ロイター)
トランプ氏「半導体に近く関税発動」2.5%より大幅に高い一律関税望む
トランプ米大統領は27日、外国製半導体チップや医薬品に近く関税を発動する方針を表明した、鉄鋼と銅・アルミニウム製品にも関税を賦課すると述べた、全ての輸入品に課すと公約してきたユニバーサルベースライン関税(一律関税)については、2.5%より「大幅に高く」設定したい考えを示した(ブルームバーグ)
ユーロ圏の銀行、昨年第4四半期に企業向け与信厳格化=ECB
欧州中央銀行(ECB)が28日に公表した銀行貸出調査(BLS)によると、ユーロ圏の銀行は昨年第4四半期に企業向け与信を厳格化し、2025年第1四半期にもさらなる厳格化を見込んでいることが分かった、経済成長の鈍化を背景に、追加利下げ観測が高まりそうだ(ロイター)
ドイツは深刻な経済危機、25年GDPは0.1%縮小へ=産業連盟
ドイツ産業連盟(BDI)は28日、ドイツは深刻な経済危機に見舞われていると指摘し、2025年の国内総生産(GDP)が0.1%縮小するとの見通しを示した、25年のGDPが縮小すれば、ドイツ統一後初めて3年連続のマイナス成長となる(ロイター)
ハンガリー中銀
政策金利を現行の6.50%に据え置く事を決定した
米住宅価格指数、11月は前月比0.3%上昇=FHFA
米連邦住宅金融庁(FHFA)が28日発表した2024年11月の米住宅価格指数(季節調整済み)は前月比0.3%上昇した、住宅ローン金利の上昇で需要が抑制され、市場に出回る住宅の供給が増加する中、緩やかに上昇した(ロイター)
米耐久財受注、12月のコア資本財0.5%増 予想上回る
米商務省が28日発表した2024年12月の航空機を除く非国防資本財(コア資本財)受注は前月比0.5%増加した、伸びは予想の0.3%を上回ったものの、米航空機大手ボーイングのストライキで航空機の納入に影響が出たことで、第4四半期の企業の設備投資は全体として低調だった可能性がある(ロイター)
米1月CB消費者信頼感104.1に低下、労働市場への懸念が浮上
コンファレンス・ボード(CB)が28日発表した1月の消費者信頼感指数は104.1と、前月の109.5(上方改定)から低下し、ロイターが調査したエコノミストの予想中央値105.6も下回った(ロイター)
米政府専用「チャットGPTGov」を発表、オープンAI=報道
生成人工知能(AI)を手がける米オープンAIは28日、米政府機関による使用に特化して開発した「チャットGPTGov」を発表した、CNBCが報じた、同社はこの新プラットフォームを、セキュリティーの面でビジネス向けのAIツール「チャットGPT Enterprise」を超えるものと位置付けている(ロイター)
トランプ氏、米軍のDEI撤廃とワクチン拒否兵士の復帰を命令
トランプ米大統領は27日、軍の「多様性、公平性、包摂性(DEI)」プログラム撤廃と、新型コロナウイルスのパンデミック(世界大流行)中にワクチン接種を拒否し除隊となった数千人の兵士の復帰を認める大統領令に署名した(ロイター)
日銀審議委員に小枝・早大教授、安達委員の後任 政府提示
政府は28日、日銀の新たな審議委員に早稲田大学政治経済学術院教授の小枝淳子氏を充てる国会同意人事案を提示した、3月25日に任期を終える安達誠司審議委員の後任となる、衆参両院で可決、承認されれば正副総裁を含む政策委員9人のうち、2人が女性委員となる(ロイター)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
「DeepSeekショック」で始まった昨日の東京市場でしたが、トランプ大統領はDeepSeek社による生成AIを評価するなど過度なリスク回避は一服。
加えて米上院がベッセント氏の財務長官就任を承認しましたが、2.5%の関税賦課から始めると主張した同氏に対しトランプ大統領はさらに高い関税賦課を主張。
再び関税リスクが意識され、ドル高の影響からドル円は一時155円98銭まで上昇。
米経済指標の失速から一時155円近くにまで下落したものの、ドル円相場は堅調に推移しています。
日本時間明朝4時、注目のFOMC政策金利が公表されます。
▼株式
ダウ:44,850.35ドル(+136.77)
ナス:19,733.59(+391.76)
DeepSeekショックは一服、ハイテク株に買い戻しが入りました。
▼債券
米10年債利回り:4.536%(+0.002)
実質金利:2.125%(-0.004)
期待インフレ率:2.411%(+0.010)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
FOMCを控え、米債利回りの低下は一服しています。
▼原油
NY原油3月物は、0.60ドル高の73.77ドルにて終了。
「DeepSeekショック」によるリスク回避ムードは一服、NY原油は買い戻されて引けました。
▼金
NY金4月物は、28.40ドル高の2,794.60ドルにて終了。
今朝の国内金は、99円高の13,886円で終了しています。
前日の大幅安の反動や米経済指標の失速から、NY金は大きく買い戻されて引けました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:861.04トン(+4.02トン)
▼白金
NY白金4月物は、0.70ドル安の959.40ドルにて終了。
今朝の国内白金は、4円高の4,685円で終了しています。
パラは9ドル下落しほぼ白金と同値、国内外価格差も100円ほどに縮んでいます。
本日もよろしくお願いいたします。
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谷本 憲彦
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