次は今年1種類目の東京の屋守、10か月ぶりの家飲みとなる雄町の純吟生原酒です。
開栓すると、上立ち香はやや控えめ、柑橘系果実様の甘酸っぱい吟醸香がほんのりと。
口に含むと、新鮮でキュートな酸と、濃醇なお米の甘旨味が舌の上に拡がってきます。
酸味6、甘味の4くらい、中盤にはジューシーな甘旨味とコクが前面に押出しを強めます。
終盤になって甘味が後退すると、最後はキリッととシャープな旨酸がキレる後口でした。
苦渋は殆ど無く、やや酸味が強めのフレッシュな濃醇系甘旨口食前・食中酒ですね。
甘酸のバランスが良く、レモンを搾ったオレンジリカーのようで美味しかったです。
銘柄：屋守 純米吟醸 雄町 無調整生 06BY
酒蔵：豊島屋酒造㈱
種類：純米吟醸
原料米／使用酵母：岡山県産雄町
精米歩合：50%
アルコール度数：16度
日本酒度：+1.0
酸度：1.5
アミノ酸度：不明
製造年月：2025年1月
購入価格：¥2,074 ／ 720ml
お気に入り度：★★★★☆
【2025-17本目】
