韓国政府、オミクロン株の確認に七日…日本は二日で確認

◎韓国が先月24日に入国した新型コロナウイルス感染症のオミクロン株感染者をその七日後に最終確認した反面、日本は空港検疫段階で発見して二日後にオミクロン株感染者であることを発表した。感染が判明するまでに韓国でのオミクロン株感染者が地域社会でほかの人の感染を広めたおそれがあるのに対し、日本は同じ飛行機で入国した数十人を体系的に調査しており、対照的だと指摘されている。


 先月28日、アフリカ南部のナミビアから日本に入国した30代の男性外交官は成田空港の検疫で新型コロナ陽性反応が出た。すると、日本の検疫当局はオミクロン株感染の有無を確認するため、国立感染症研究所にゲノム解析を依頼し、二日後の30日にオミクロン株であることが判明した。その日のうちに日本政府はオミクロン株発生事実を公表、「同乗した乗客を把握し、管轄保健所に連絡して対応するなど、感染拡大予防措置を取っている」と明らかにした。

 その一方で、韓国で今回オミクロン株に感染した仁川市在住の夫婦は先月24日午後3時30分、仁川国際空港に到着した後、居住地の保健所で新型コロナ検査を受け、25日に新型コロナ感染が分かった。つまり、少なくとも二日間は空港・自宅・保健所などを移動していたことになる。

 

 この夫婦を空港から自宅まで車で送った知人1人はオミクロン株感染が疑われる状況のまま五日間、適切な管理下になかったが、29日になってやっとPCR検査で新型コロナ感染が確認されたため、「オミクロン株疑い例」と判断された。結局、この3人とも今月1日、オミクロン株感染が最終的に確認された。これは帰国してから七日後のことだ。同日、新たに追加されたオミクロン株感染者2人も入国(11月23日)から感染が最終的に確認されるまでに八日かかった。いずれもナイジェリアでの感染だったが、政府は当初8カ国からの入国を禁止したものの、ナイジェリアについては遅まきながら今月3日午前0時より入国を禁止することにした点も納得しがたい。


 
 韓国は現在、「変異株PCR検査」でアルファ株からデルタ株までの4種類の変異株が判定可能だが、オミクロン株は最長五日間かかるゲノム分析を経なければ判定できない。迅速なオミクロン株判定法の開発には約1カ月かかる見通しだ。専門家らは「政府はゲノム解析で最終判定を待つのではなく、変異株PCR検査段階から『事実上のオミクロン株』と見なして防疫を大幅に強化すべきだ」と話している。

 

 

 

 

韓国で初確認の”オミクロン感染夫婦”、防疫当局に「うそ」つき知人の車で帰宅…知人は「400人の礼拝に参加」

◎新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」感染者が韓国でも確認された中、オミクロン株”初確認”となった牧師夫婦が、防疫当局の疫学調査にうその回答をしていたことが明らかとなった。

 2日、インチョン(仁川)市などによると、先月25日、新型コロナウイルス陽性と判明した後、オミクロン株への感染が明らかとなった40代の牧師夫婦は、疫学調査に対して「空港から自宅に移動する際は、防疫用タクシーに乗って帰宅した」と陳述。

 しかし、夫婦は感染が確認された前日、ナイジェリアから帰国して自宅に移動する際、ウズベキスタン国籍の知人Bさん(30代)が運転する車に乗って帰宅していた。

 この事実は隠されていたため、知人Bさんは夫婦の感染が判明した先月25日以降も、濃厚接触者には分類されなかった。

 Bさんは夫婦が感染したことを知り検査を受けたが、陰性だった。これにより、隔離措置が取られることなく日常生活を送っていた。しかし、その後Bさんに発熱などの症状が出たため、2回目の検査を受け、結局先月29日になって「陽性」が判明したため隔離措置が取られた。

 Bさんは夫婦を車に乗せて移動した後、近所の飲食店やスーパーマーケット、歯医者などに行ったという。動きまわっていた6日間の間、Bさんが接触したのは家族や知人、職場関係者など87人にのぼり、接触者は検査を実施。このうち11人が濃厚接触者に分類された。この中でBさんの妻や家族、知人に「オミクロン株感染」が疑われるため詳しい調査が進められている。

 さらに、Bさんは感染判明の前日、教会で開催された外国人対象の大規模プログラムに参加していたことも明らかとなった。このプログラムには、中央アジア出身者など411人が参加。別の時間帯におこなわれた礼拝には、信者およそ400人が参加していたことがわかった。

 これにより、信者811人に対して韓国語、外国語での案内メッセージを送信し、検査を受けるよう指示する方針だ。なお、Bさんはワクチン接種をしていないという。

 夫婦がBさんとの接触事実を防疫当局に報告し、その時点で隔離措置が取られていたら、市中感染の危険性が抑えられたと指摘されている。同件について、防疫当局は夫婦を「感染病予防および管理に関する法律違反容疑」で告発することを検討中だ。

 

 

 

 

★一人の身勝手な行動が・・・国全体を危機に陥れる―――。

 

これは韓国だけに限りませんが・・・。

 

「うそ」をつくのが平気なお国柄というイメージが強い韓国で起きた「嘘」から始まったオミクロン株の広がり。

 

すでに5人もオミクロン株の感染者が見つかっているなんて・・・・。

 

明日以降、さらに増えているのでは・・・とかなり心配です。

 

なのに、今の文政権・・・本当に馬鹿なのか・・・。これでも11月から始まった新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」を後退させる可能性について、現時点では元の防疫措置に戻す予定はないとの考えを示したといいます。

 

 

このままWithコロナは見直すけれど・・・すぐに強化はせず、元に戻すだけだと。

 

 

 

 

 

とにかく、韓国の医療従事者の方々のご苦労を思うと・・・いたたまれない気持ちになります。

 

どうか、医療従事者の方の心労を政府がいち早く悟ってあげてほしいです。

 

 

危機レベルの段階を上げて「規制強化」へ切り替える方向転換をすべきだと思います。

 

 

 

 

でも、こんなコロナの社会的な状況で「2021 Asia Artist Awards」を開いている韓国。

 

全然、危機意識がない。

 

これでは、感染者は減らないわよ。

 

 

 

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