今年の3月で

 

学習サポート教室すてっぷは

 

開校から丸15年になります

 

この15年の間

 

発達障がいという言葉の認知が広がり

 

ある程度理解が深まったように思います

 

 

発達障がいの子どもたちにとって

 

支援してもらえる機関等が増えたことはとても喜ばしいことです

 

当事者が発達障がいであることを気軽にカミングアウトできる社会になったのも

 

素晴らしいことだと思います

 

 

ただ支援があついのは

 

学齢期の子どもたちの場合で

 

社会に出てからの支援というのはあまり進んでいないように思います

 

確かに福祉雇用で一般企業に就職する人たちにとっては

 

かなり門戸が開けてけたのではないでしょうか

 

ただ発達障がいの当事者はほとんどが

 

福祉的就労ではなく

 

一般就労のなかの一般雇用をめざす人が多いのが実情です

 

それに対し

 

サービスを受ける側から労働者になるという備えが

 

なかなか出来ていない

 

または理解が進んでいないように感じています

 

 

やはり社会に出てから

 

みんなと同じように働きみんなと同じ賃金をもらうためには

 

学齢期にいかにきちんと

 

トレーニングを積んでいくかによって変わってくると思います

 

 

学習はそのための基本となるものです

 

子どものときに学校できちんと宿題や課題をしていない人間が

 

一部のクリエイティブな仕事を除けば

 

全員とは言いませんが

 

社会に出てから周りの人間とうまくやっていくとことは難しいと思います

 

 

ギフテッドといわれるような子どもたちが存在するのは

 

親御様の希望になるとは思いますが

 

その言葉によって基本をおろそかにすることは

 

社会に出てからの二次障がいを生むということにつながりかけないということを

 

周りの大人たちが理解する必要があるのではないでしょうか

 

 

次回へ


 学習サポート教室 すてっぷ

 代表 宮原 一憲

 http://www.kodomo-shien.co.jp

 

     

※ 大阪(布施・豊中)・奈良(生駒)学習体験会 毎週土曜日、日曜日

※ コロナの状況等により中止することがございますのでご注意ください。

 

  奈良大和高田校 開校

  完全予約にて随時開催

 

  詳細はHPにて!

10月に不登校児の気持ちを知るというテーマと

 

11月には通常級に入るためには何が必要かというテーマにて

 

講演会を行いました

 

 

毎回講演会をするたびに様々な専門家と親御様の

 

話や気持ちを拝聴できる良い機会になっています!

 

 

その話の中でよく聞くのが

 

現在支援級の定員がいっぱいの状況になり

 

なかなか入級できない状態が続くということです

 

 

今のままでは

 

通常級で授業を受けなくてはならない子どもたちが

 

増えるのは間違いないと思います。

 

 

では

 

現在の体制で通常級の担任の先生に本来支援級にて教育を受けるべき

 

子どもたちまで

 

すべて押しつけるのは

 

今でも精神的にも肉体的にも大変な環境のか下で

 

教えている先生たちにとって

 

さらに過酷になるだけでなく

 

支援を受けなくてはならない子どもたちにとっても

 

良い結果を生まないと思います!

 

 

そのため

 

いま私たち支援者がしなくてなならないのは

 

通常級で支援の必要な子どもたちが

 

過ごすために何をすべきがしっかりと見極め

 

そのトレーニングを親御様とともに

 

していくことではないでしょうか!

 

 

次回へ


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もうすぐ夏休みにはいります

 

不登校や発達障がいの子どもたちにとっては

 

学校がはじまる8月下旬までは落ち着いてくる時期なります

 

 

ただこのつかの間の小休止にこそ

 

たくさんの経験を不登校や発達障がいの子どもたちだけでなく

 

全ての子どもたちが経験するのにまたとないチャンスです

 

 

私どもも夏休み中に発達障がいの傾向のある子どもたち20人ほどと

 

1週間前後キャンプを島根県雲南市で行ったことがあります

 

 

1日6時間という集団授業の時間と野外活動を毎日

 

規則正しい生活を送ってもらいました

 

 

当然限られたスタッフしかいないため

 

きめ細かい指導や支援は難しく

 

大人の介入は最低限にし見守るというスタンスで

 

子どもたちの自主性にまかしました

 

当初は

 

子どもたち同士の喧嘩や

 

慣れない環境によるストレスのため夜になってなく子どもたちもいました

 

 

しかしキャンプ四日前後から

 

自然と子どもたちに変化が見られ

 

お互いに助け合っていくようになりました

 

 

当然私たちは

 

叱る行動をとった時はきちんと叱ることをしましたが

 

日頃は言い訳ばかりする子どもたちが

 

素直に謝るのを目の当たりにすると

 

本来どんな子どもたちにも

 

生きていく力や成長する力は備わっているのだと改めて感じました!

 

 

大切なのはそのような力を伸ばす環境と

 

周りの大人たちが適切に見守るということができるかにかかっていると思いました!

 

 

次回へ

 

 

告知

10月1日 奈良生駒市生駒コミュニティセンターにおいて

発達障がい児の支援を考える児

NPO発達支援相談会 Lagom 共催による講演会を行います

 

当日は

不登校の問題を専門とされている

さくら国際学校学園長 荒井裕司先生を迎えて

『不登校児の気持ちを知る!~不登校児とその家族を支援するために~』

という内容で講演会を行っていただきますので

ご興味のある方は

http://www.npolagom.org

のお問い合わせフォームまでご連絡ください


 学習サポート教室 すてっぷ

 代表 宮原 一憲

 http://www.kodomo-shien.co.jp

 

     

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※ コロナの状況等により中止することがございますのでご注意ください。

 

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  詳細はHPにて!

梅雨の時期に入り不安定な天候の要素も加わり

 

私たちの周辺でも子どもたちの不登校が徐々に増えていっています

 

親御様の私どもへの相談内容も

 

自身のお子様の不登校問題に関しての悩みが増えています

 

この時期は

 

頑張りすぎた子どもたちや新しい環境になれない子どもたちが

 

壁にぶつかる時期でもあります

 

そのうえ

 

現在のような変化の激しい天候により

 

一般の人でさえ

 

体調だけでなくメンタルの不調を訴える人が増えています

 

まして感覚に過敏な特性を持った発達障がいの子どもたちにとっては

 

一年の中で越えなければならない一つ目のおおきな壁でもあります!

 

そして

 

このような時こそ周りの大人たちの支えが必要になります!

 

 

たとえ学校を休むことになっても大人たちに求められるのは

 

一喜一憂しないことです!

 

 

どうしても学校に行かないという選択をされると

 

そのことで大人たちは不安な状態になり

 

次々と新たな手を打ちたくなります

 

当事者の親御様がそのような気持ちになるのは当然だし当たり前です

 

 

ただ

 

こんなときだからこそ

 

周りの大人たちに求められるのは

 

子どもたちを静かに見守るということではないでしょうか

 

しかし言葉でいうことは簡単なのですが

 

実際行動に移すとなると

 

これが本当に難しいことなのです!

 

 

確かに

 

静かに見守ることの難しさは

 

ほとんどの親御様にとって鬼門ではないでしょうか

 

 

どうしても見守ることが難しいといくことならば

 

せめて自分たちのとった行動や言動が正しかったのかを

 

振り返る作業をしてみることもいいかもしれません

 

 

子育てという答えのない難問こそ

 

いろいろな角度や長いスパンで考えてみること

 

そして

 

試行錯誤を繰り返しながらでも育てていくことが

 

大事なのではないでしょうか!

 

 

 

次回へ

 

 

告知

10月1日 奈良生駒市生駒コミュニティセンターにおいて

発達障がい児の支援を考える児

NPO発達支援相談会 Lagom 共催による講演会を行います

 

当日は

不登校の問題を専門とされている

さくら国際学校学園長 荒井裕司先生を迎えて

『不登校児の気持ちを知る!~不登校児とその家族を支援するために~』

という内容で講演会を行っていただきますので

ご興味のある方は

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前回お話しさせていただきましたが

 

昨年の12月に東京都目黒区のこぶしえんにおいて

 

不登校の子どもや親御様のためのパネルディスカッションの

 

パネラーの一人として参加させていただきました

 

 

その中で

 

様々な立場の人からたくさんの貴重な意見を聞くことができました 

 

今回は不登校の子供の心を知るということに

 

出来るだけテーマに絞っての討論になりましたが

 

その中において学校の存在意義ということが話題になり

 

立場が違うと捉え方も変わるんだということが改めて再認識させられました!

 

 

コロナ禍を迎え

 

新生児が80万人ほどしか誕生しない現在

 

約24万人が不登校になっています

 

小学生では100人に1人

 

中学生では25人に1人という大変な数字です

 

オンライン授業により

 

今まで不登校にギリギリならずにいた子どもたちが

 

一斉に不登校に流れていったのではと考えられています

 

そして不登校の子どもたちの多くが

 

発達に課題がある

 

または発達障がいということもわかってきています


 

そういった状況下で

 

現存する公立の学校は限界を迎えていることは確かだとは思います

 

様々な子どもたちの個性を伸ばしていくような教育が叫ばれてはいますが

 

現実的には40人学級の生徒一人一人にそこまで時間と労力を費やす

 

人材も時間も学校には不足しているもの事実です

 

 

しかし今の社会に子どもたちが出ていくためには

 

集団生活を送るということに関して

 

学校はまだまだ存在意義があると私は思っています!

 

 

当然今のような学校に過度な期待をすることは無理であるし人材も育っていません

 

ですが

 

現実の社会はまだまだ協調性が必要とされています

 

一部の成功者を除いては

 

ほとんどの人は社会生活の中で協調性を求められ

 

これはまだまだ変わることのない現実です

 

 

そして

 

その能力を培ってくれるのは身近には学校ではないでしょうか

 

当然学校といっても様々な学校スタイルがあります

 

その子供にあった多種多様な学校という存在はまだまだ必要なはずです!

 

 

そのためにも

 

学校をどう変えていくかを全員で考えていく必要が

 

あるのではないでしょうか!

 

 

 

次回へ

 


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