前回

 

愛着障害を併発している子どもたちのお話をさせて頂きました。

 

愛着障害をもつ子どもたちというのは

 

施設の子どもたちや親のいない子どもたちだけでなく

 

兄弟姉妹同じ育てられ方をしても

 

片方は大丈夫なのに

 

もう一方は愛着に問題が出てきたりすることもあります。

 

 

要は本人が望む愛情を受けていない場合に問題が生じるのであって

 

どんな人にも生じるリスクがあるということです。

 

 

ではそのような子どもたちにとって学習を支援する場合

 

どのような問題が起きてくるのでしょうか

 

 

私が支援してきた経験の中で一番顕著なのは

 

学習意欲がないまたは極端に持続しないことです!

 

 

学習目的を達成してもほめられず

 

けなされたり無視されることにより無気力になり

 

その結果

 

学習に対する喜びが無くなってしまい学習意欲の減退につながっていくのです!

 

 

これは無理矢理

 

保護者の意見や本人が望まない学習を強いることによっても

 

生じる危険性があります!

 

 

このような状態の子どもたちは

 

どこの塾や支援施設にいっても結果が出る可能性は低く

 

更に

 

保護者はあらゆる機関を次から次へと短期間の間に

 

はしごするようになります!

 

 

この問題を根本から解決することの難しさは

 

子どもたちだけでなく

 

保護者の気づきのために保護者自身の支援も

 

子供と同じように必要になることなのです

 

しかし

 

現状では子どもの虐待やネグレクトのような

 

わかりやすい事案が無い限り

 

なかなか保護者自ら自分自身のことを

 

顧みることは困難です

 

 

だからこそ支援者や学校関係者が子どもの小さな変化にすぐ気づき

 

保護者との関係を断ち切らず関係を持続することが

 

結果として子どもたちの学習意欲を守ることにつながるのです!

 

 

次回へ

 


 学習サポート教室 すてっぷ

 宮原 一憲

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