7月4日から日本選手権の予選が始まります。
3年生にとっては最後の大舞台。
今まで自分達が培った力を全力で悔いなく発揮してほしい。
これに尽きます。
今期はコロナの影響で大会も少なくなり、3年生の無念さは計り知れません。
そしてこれは同時に指導者の無念さでもあります。
でも何とか我々指導者も選手のためにできることはないか、そう考えてここまできました。
幸い3年生をはじめレギュラー陣はこのコロナ自粛(ピンチ)を
自分達の力(チャンス)に変えてくれたと思っています。
ある程度の戦える、勝てるための”準備”はできたと思っています。
しかし準備は準備に過ぎません。
結果が出ないとこれは指導者のエゴに終わってしまいます。
結果を出すために、一人一人が何をすべきか、選手達も、あと1週間強、真剣に考えてみませんか?
例えば・・・
少年野球の選手に言うようなことですが・・
ベンチ入り全員が常時、勝利を目指して戦えているのか・・
スタメンでないから・・今出てないから・・今打席にいないから・・
俺はヒット打てたからいいや・・・
そんな気のゆるみはありませんか?
それは同じチームのメンバーとしてお粗末すぎます。
もってのほかです。上(高校)で野球をしても到底メンバーには入れないでしょう・・
叱られるのが嫌だ、叱られないようにしないと・・に徹していませんか?
それは本末転倒。あなた達の向かうべき相手は誰ですか??
何回も選手には話をしていますが、そんな簡単なことにこそ落とし穴がある。
気のゆるみこそ最大の障壁。
そんなに余裕のあるチームではありませんし、
野球は個の力もさることながら集団の力こそ重要なスポーツです。
精神論かもしれませんが、そんな簡単なことを解消できれば
自ずと結果は変わると思っています。
我々指導者も一緒に戦います!
是非3年生には最後を飾って欲しいと願います。
頑張ろう‼
見せて欲しい!
3年生10名の底力を‼
さて、テレビをつければまだまだ新型コロナのニュースばかりです。
これまで経験したことのない自粛や、これまでと異なる普通でない日常生活を経験した選手達には
ボディブローのように不安が蓄積し、これに思春期も重なり、一方で考える時間もあり・・
ふと立ち止まると、色々考えることが多いのでしょう・・
明らかにコロナ前後で表情が変わった選手が多いのが今、私の心配事項です。
でも、そんな時こそ原点に戻ろう!
➀なぜ、このチームを選んだのか?なぜ中学軟式野球でなくあえて厳しいクラブチームを選んだのか??
②体験にきて入団を判断した理由は何??その時に何を誓ったのでしょうか?
➂同じ志で同じ道を選んだ仲間がいる!もちろん目標は人ぞれぞれ違うけど、同じ練習を乗り越え同じグランドに立つ仲間がいる。
その仲間はきっと一生の宝になる。でも仲間って自分にとって何だろう??それ以上の仲間を簡単にみつけられるだろうか?
④あなたの人生にとって今は非常に大事な時期にある。もやもやしている間に時間は過ぎていきます。
もやもやしている原因は何?私に説明できますか?
他にも色々言いたいことはありますが、
もやもやしてたら、是非、私にぶつけてください。
正直に自分の気持ちを私に教えて下さい。
私は全力で受け止めます!
なぜなら、あなた達は、ユニフォームを着てグランドに入った時点で全員私の息子です。
私はそう思ってあなた達を迎え入れたつもりです。
だからこそ時には厳しく叱るわけです。
いい格好なんかしなくていい。
苦しい時は是非私に心を見せて下さい。
チーム全員でこの危機を乗り越えよう!