eMAXIS Slimのインデックスファンドで分散投資(2020年末~2022/6/17)

投資信託

ショー太です。

資産運用にあたり、分散投資の重要性はある程度浸透しています。

ただ、実際「何をどう分散すれば良いか分からない」という人は多いのではないでしょうか。

 

そこで、3種類のモデルポートフォリオを作りました。

ショー太
ショー太

簡単に真似できるよう、eMAXIS Slimのインデックスファンドを使用しました。

 

2020年末から運用し、どのような推移となったかを載せています。

基準価格の実績値からポートフォリオの累積リターンとリスクも計算しています。

参考になれば嬉しいです。

(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)

 

モデルポートフォリオのリターン推移

2020年末から2022年6月17日までのモデルポートフォリオのリターン推移です。

モデルポートフォリオ 累積リターン 年率リスク
(2022年5月末時点)
安定型 +3.47% 4.83%
標準型 +6.98% 7.05%
積極型 +10.22% 9.21%

 

2022年は難しい投資環境となりました。

  • ロシアのウクライナ侵攻
  • 止まらないインフレ
  • FRBの金融引き締め

上記への警戒から株式市場・債券市場が不安定になっているためです。

 

分散投資の実力が試される1年になりそうです。

資産クラスのリターン推移

資産クラスごとのリターン推移を見てみましょう。

資産クラス(eMAXIS Slim) リターン
先進国株式 +23.97%
国内株式 +4.97%
新興国株式 +5.05%
先進国債券 +1.85%
国内債券 -3.03%

(2020年末~2022年6月17日 eMAXIS Slimの株式&債券ファンドの基準価格から計算)

 

国内債券を除いて全ての資産がプラスです。

ただ、全体的に上値が重たくなっています。

 

今年に入って1ドル130円台半まで円安・ドル高が進みました。

円安は外貨資産にとってプラスです。

株と債券のマイナスを為替でカバーといったケースも多くなってきました。

 

難しいマーケット環境の中、今後も安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合にリターン・リスクがどうなるのか見ていきます。

 

 

モデルポートフォリオについて

ここからは、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで作ったモデルポートフォリオについて説明します。

 

以前、

分散投資のキホン理論「現代ポートフォリオ理論」とは

ショー太おすすめの効率的ポートフォリオ

という記事を書きました。

 

そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。

 

具体的には以下のポートフォリオです。

 

①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 25 45 10 10 10

 

安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→130万円
  • 平均的なブレの範囲→105万円~150万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 5 45 10 20 20

 

標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→140万円
  • 平均的なブレの範囲→100万円~185万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

 

②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 0 15 25 30 30

 

積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→165万円
  • 平均的なブレの範囲→85万円~240万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

以上がモデルポートフォリオについての説明です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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