オルタナティブスクール

あいぎふ自由学校

あやちゃん先生こと高崎文子です。

 

このブログでは

お母さんたちの相談によくあるお悩み相談も取り上げていきたいと思います。

 

今日はこんな相談

 

朝登校時間になると息子が行き渋って喧嘩になります。

昨日までは行くと言っていたのに、朝になるといつもこうです。

理由を訊いてもハッキリした理由はこたえず、「行きたくない」の一点張りです。

朝からとてもヘトヘトです。

息子に折れて「もう、休んでいいよ」というと、部屋に戻ってゴロゴロしています。

しばらくするとお腹空いたと言って冷蔵庫の中のものを食べて、その後は遊んでいます。

見ていると、朝は顔色もご機嫌も悪いのに、昼前にはもうケロッとしていて元気に過ごしています。

毎日その繰り返しです。

そんなに元気なのだったら学校へ行け!!と思います。

朝送っていって無理にでも学校へ行かせたら良いのでしょうか?

お昼に元気になった時点で学校へ行かせた方が良いのでしょうか?

このままでは息子が勉強も遅れてますます学校へ行かなくなるのでは?と不安です。

 

 

そうですね~。

私の息子たちでも同じようなことがありました。

そして、同じように悩みました。

 

まずは毎朝の喧嘩をやめてみましょう(^^)

中々難しいかもしれませんが

「行きたくない」と行った時に

「そうなんだ、行きたくないんだね。」とまずはその気持ちや言葉を受け止めましょう。

そして、理由は無理に訊かず

「休む?送っていく?」などと選択させてあげてください。

理由を言わない(言えない)時は、自分でも理由がわからない場合や、言いたくないことがある場合です。

問い詰めると心を閉ざしてしまいます。

自分から話してくれるようになるまでは、訊くとしても軽く一言訊く程度にしましょう。

これがSTEP1です。

 

昼に元気になることに疑問を持っているようですが

そんなものです。

元気になっているのであれば、むしろ良いことだと思います。

中には、ずっと自分を責めたり、悩んでしまって、ずっと寝てしまっているパターンもあります。

休むと決まった途端に元気になるのであれば、心配ありません。

好きなことを自由にさせたり、何か楽しそうなことを提案してみましょう。

これがSTEP2

 

勉強のことや今後のことは

しばらく休んでお子さんが客観的に自分を見られる心の状態になってからです。

嫌なことを乗り越えなくてはならないのだから、学校へも行くべき、

という方もいますが、それは違います。

心に逆らって嫌なことばかり毎日続けていると、心が壊れてしまいます。

そもそも、行き渋りが始まり、喧嘩にまでなるころには、

相当頑張って今まで学校へ行ったいたのです。

学校へ行っていればお母さんに叱られたり、朝から喧嘩することはないのです。

だけど、それよりも、喧嘩よりも、学校へ行くことの方が彼にとっては負担なのです。

まず、心が休まる、安心できる日常をつくってみましょう。

 

因みに、我が家の場合

長男は小4の時、1学期をほぼまるッと休みました。

お昼はゲームやったり、TVを見たり、工作をして過ごしていました。

そして・・・2学期に、普通に学校へ戻っていき、以後、遅刻こそすれほぼ皆勤状態でした。

次男は小4から五月雨登校・放課後登校となり、小5からはほぼ行かなくなり、小6以降は全く行っていません。

喧嘩もしましたが、今は堂々と不登校、そしてフリースクールで過ごしています。

学校へ行かなくてOKな選択をしてからというもの、どんどん笑顔が増えました。

ずっと勉強もしてきませんでしたが、中1になってからは数学の勉強はし始めました。

他の教科に関しては教科学習はしていませんが、生活の中で沢山知識を身に付けています。

それでも全然大丈夫だということを見せてくれています。

 

そしてお知らせ~

11月からは親だけ入学(親学コース)スタートします。

1DAYセミナーやステップアップセミナーなどで

不登校勉強会やHSPママのマインドアップ、コーチングなどのセミナーを開催していきます☆

近日中に募集内容をお知らせしますので、お楽しみに♪

 

今日もありがとうございます。