不登校でも大丈夫!不登校のHAPPY子育て論☆の部屋にようこそ。
このブログでは、わが子の不登校や私が立ち上げたフリースクールでの日々の経験、学習塾で講師を務める中で、「不登校からの幸せの道」についてお伝えしていきます。
さて、今日は「不登校はだまって見守るべき?」というテーマでお伝えします。
不登校はだまって見守るべき?
お子さんが不登校になったとき、このブログにたどり着いているみなさんは、きっと色々調べたり勉強したりしてこられたことでしょう。
今では、不登校に関する多くの情報が発信され、サポートしてくれる方もたくさんいます。カウンセラーの方に相談された経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな中で、こんなフレーズを耳にすることがあるかもしれません。
「不登校は見守りましょう」
「不登校は見守るべき?」ということに関してですが、半分YESで半分NOです。
私たちも「見守ってください」ということは頻繁に口にしています。
では、「見守る」とは具体的にどういうことなのでしょう?
私の考えをお伝えしながら、一緒に考えてみましょう!
見守るって、どういうこと?
「見守る」という言葉の定義は、人によって異なるかもしれません。たとえば:
- Aさん:「見守る」=一切手出し口出ししないこと
- Bさん:「見守る」=放置すること
- Cさん:「見守る」=必要なときにだけ手を差し伸べること
- Dさん:「見守る」=常に笑顔で子どもの話を聴き、ほめること
あなたにとって「見守る」とは、どのような行為でしょうか?
ちなみに、私の考える「見守る」とは、以下のようなものです。
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子どもの能力や成長を信じる
- 失敗から学ぶ力を尊重し、先回りして手出し口出しをしない。多少の失敗は経験させつつ、必要なフォローを行う。
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子どもの人生を応援する
- 子どもの人生は子どものもの。親の価値観を押し付けず、選択を尊重する。
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押し付けないアドバイス
- アドバイスは、求められたときや会話の中で必要に応じて行い、ダメ出しはしない。
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自由にさせつつ把握する
- 子どもを自由にさせつつ、状況をしっかり把握する。
みなさんも一度、自分にとっての「見守る」定義について書き出してみてくださいね。
NGな「見守り」の例
次に、不登校において避けるべき「見守り」の例を挙げます。
- 放置状態(好き放題させて関わりを放棄する)
- 過度なわがまま対応(子どもの言いなりになる)
- 親の自己犠牲(親が全てを我慢してしまう)
- 子どものご機嫌取り(親がしもべのようになる)
不登校における「見守り」のポイント
「見守る」中で大切なのは以下の点です。
- 子どもの成長や心理状態、体調をしっかり把握すること。
- 子どもの興味や生き生きとする瞬間を観察すること。
- 親子間で難しいと感じた場合は、「第三者ならどうするだろう?」という視点を持つこと。
「見守る」と一口に言っても、その定義や方法は人それぞれです。
一度、ご自身の中で「見守りとは何か」を書き出してみてはいかがでしょうか?
その上で、「不登校でも大丈夫!」と、お子様を見守っていきましょう。
もしよければ、このブログのコメント欄でアウトプットしてみてくださいね!