こんにちは!
不登校でも大丈夫!不登校のHAPPY子育て論☆
あやちゃん先生こと、高崎文子です。
週の半ば、みなさんはいかがお過ごしですか?
私は水曜日、フリースクールのスタッフとして子どもたちと遊ぶ日です。
子どもたちと過ごす時間は、わが子が大きくなった私にとって、子育て2巡目、3巡目のような感覚で、とても楽しいひとときです。
「不登校でも大丈夫」と言われても、不安が消えない理由
不登校のお子さまを抱える親御さんに、「不登校でも大丈夫だよ」とお伝えしても、なかなか不安を拭い去ることは難しいですよね。
その理由のひとつとして、「ポジティブな未来が見えない」という点があるのではないでしょうか?
支援者やお偉いさん方の間で、「不登校からの成功事例がもっと知られれば変わるのに」「ロールモデル(前例)が少ない」といった声を耳にします。
でも、本当にロールモデルがいないのでしょうか?
答えは「いえ、そんなことはありません!」です。
ロールモデルは確かに存在する!
実際、不登校の子どもたちは、8年前でも13万人もいたと言われています。
その多くが今では社会人、高校生、大学生として生活を送っていますし、不登校自体はさらに以前から存在していました。
では、不登校だった子どもたちがみんな不幸な人生を送っているのでしょうか?
もちろん、答えはNOです!
全員が幸せになっているわけではないですが、それは学校に通っていた子どもたちも同じです。
「不登校だったから」「学校へ行っていたから」で区別できるものではありません。
身近にある「成功事例」
私たちのスクールや学習塾からも、多くの子どもたちが巣立っていきました。
高校生活を満喫している子、バイトに精を出している子、私立中学や不登校特例校に通っている子、自分でビジネスをしている子、学校へ復帰した子…。
それ以外でも、学校に通っていなくても、幸せな家庭生活を送っている子どもたちがたくさんいます。
支援者やお偉いさんが言う「成功」とは、「社会で名が知られるほど活躍する」「何かの分野で入賞する」といったことを指す場合が多いようです。
でも、親として本当に望んでいることは何でしょうか?
それは、「心身共に健康で、自分の人生に幸せを感じて生きること」、そして「自立すること」ではないでしょうか?
このように考えると、すでに多くのロールモデルや成功事例が存在していることがわかります。
最近は新しいフリースクールが増えていますが、新しいスクールの方々はまだ卒業生がいなくて模索中の方も多いのですが、長年フリースクールや支援をしている方々は沢山の事例を持っています。
もしも成功事例の情報を知ってみたい方は、そういった方々へアクセスしてみると良いと思います。
他にも不登校だった方の発信も今はいろいろありますので、是非探してみてくださいね。
なぜ成功事例が広まらないのか?
それでも成功事例があまり知られていない理由は、次のような点にあると思います:
- 不登校だった人が「自分は不登校だった」とわざわざ言わない。
- 不登校について考える機会は、親御さんが自身の子どもが不登校になったときに初めて訪れることが多い。
- 社会全体で見ると、まだ不登校経験者の割合は少ない。
情報を届けるガイドとして
たとえば、旅行に行くとき、誰も行ったことのない場所へ地図や情報なしで行くのは不安ですよね?
でも、地図やガイドブック、行ったことのある人の体験談があれば、不安よりもむしろ楽しみになりますよね?
不登校の子育ても同じです。
私たちは、みなさんが「不登校の子育て」という人生の旅を楽しめるように、ガイドの役割を果たしたいと思っています。
このブログのテーマと今後の展開
このブログでは、次のようなテーマで記事をお届けします:
- 月曜日:「不安な気持ち、葛藤」
- 水曜日:「成功事例やポジティブな変化、選択肢について」
- 金曜日:「実践!どうするの?不登校のHAPPY子育て」
気になる方はぜひ読者登録をしてくださいね。
一緒に歩んでいきましょう!