不登校でも大丈夫!不登校のHAPPY子育て論
あやちゃん先生こと、高崎文子です。
今日は「不登校でも大丈夫」「不登校で幸せ」と言える状態になるには?というテーマでお話ししたいと思います。
極論ですが、必要なのは親御さんの「開き直り」と「覚悟」です。
開き直りとは、「うちの子は学校へ行っていないんですぅー、アハハ」と、軽やかに言えるようになること。
覚悟とは、「この子の教育は私がするもんね。」と、しっかりと思い切ること。
「それができないから悩んでいるんじゃない?」という声が聞こえてきそうですね。
その通りです。
そこに至るまでは、心がザワザワ、モヤモヤし、深刻に悩みます。私も最初はそうでした。
けれども、この「開き直り」と「覚悟」ができれば、多少の葛藤や悩みがあっても、すべてが回り出すんです。
実際、サポートしてきた親御さんたち、そしてお子さまも、これができるようになった後、「親が期待する以上に子どもが成長する」という現象が起きています。
- 「学校へ行かなくてもいい」と開き直っていたら、中学・高校に行くと言い始める。
- 「私が面倒見ればいい」と覚悟を決めたら、あれよあれよと自立していく。
何なんでしょうねー('◇')ゞ
ここで言いたいのは、巷でよく言われる「子どもの不登校を受け入れる」というアプローチではないということです。
「受け入れる」場合、親御さんが納得しきれていないことも多いんです。
受け入れようとしても、受け入れきれずに悩む…その結果、親がパンクしてしまい、その雰囲気からお子さまも悩みの中でさまよってしまう。
これは避けたいですよね。
ですので、「開き直り」と「覚悟」することが重要です。
では、どうしたらそうなれるのでしょう?
そのためにはまず、親御さんが「なぜお子さんが学校に行かないことに対して焦りや不安を抱くのか」を知ることが大切です。
なぜ不安を抱くのか、なぜ開き直れないのか。
それには、以下のような要因があることが多いです。
親御さんが不安を抱える要因
1. 社会的なプレッシャー
子どもが学校に行かないことで、世間から「しつけが不足している」「親の責任だ」といった否定的な評価を受けるのではないかと心配することがあります。周囲の目や他の保護者との比較が不安の原因となります。
2. 将来への不安
学校に行かないことで学業の遅れが生じ、進学や就職に影響が出るのではないかと心配する親も多いです。「このままで大丈夫なのか?」という漠然とした不安が、親を追い詰めることがあります。
3. 子どもの心理状態への懸念
不登校の背景には、いじめやストレス、家庭外でのトラブル、またはメンタルヘルスの問題が潜んでいるのではないかという不安があります。子どもの心の状態を把握できないことが、親の悩みになります。
4. 親自身の無力感
子どもの不登校にどう対応すればよいのか分からず、あるいは自分の対応が原因ではないかと自責の念を抱くことがあります。「何が正解なのか分からない」という状況が不安を増大させます。
5. ライフスタイルの変化
子どもが学校に行かないことで、親の生活や仕事にも影響が出ることがあります。家庭内で子どものケアが必要になり、時間や経済的な負担が増え、不安やストレスの原因になることもあります。
これらの原因を知ることで、親の不安がどこから来ているのかが見えてきます。
あなたの不安はどこから来ていますか?
ちなみに私は、全部でした(笑)。
不安を軽減するためには
まず「知る」こと、そして親自身が「自分軸を持つ」ことが大切です。
信頼できる相談先を見つけ、冷静に子どもの状況を受け止める心構えを持つことも重要です。
まずは、自分の不安がどこから来ているのかをしっかりと見極めて、それに対する解決法(具体的な行動)を思いつくまま書き出してみてください。
お子さまにばかりフォーカスし、「何でこんなに困らせるの!?」という感情や、どうしたら良いのだろうというループから抜け出す。
他人を変えることはできません。自分では動かしようのないものを動かそうとしても現状は変わりません。
むしろ無理に変えよう、動かそうとすればするほど、相手の抵抗は強まるものです。
ですから、「どうしたらわが子が学校へ行けるのか」「どうしたらこの子を動かせるのか」ということに労力を割くよりも、まず先に自分自身にアクションを起こしていく方が早いのです。
自分が変われば周りも変る。
それは私自身も経験済みですが、素直に実践してくださった方々は皆さん初めこそモヤモヤしていますが、段々と雲が晴れ、やがて明るい景色が開け、「子どもが明るくなった」「子ども側から学校へ行くと言われた」「毎日が楽しい」と変化しています。
まず親御さん自身が、自分の不安はどこから来ているのか整理してみる。
それに対するアクションを一旦自分なりに考えてみる。
それが、一歩前進への第一歩です。
YouTubeではあいぎふ・自由学校代表のひろし先生と私が語り合っております。
是非ご覧くださいね。