■ 単純文と複合文
文には単純文と複合文がある。
(1) 単純文と複合文とは
複合文=いくつかの文を組み合わせて作られた文。
単純文=複合文のもとになる一つ一つの文。
(2) 複合文の種類
複合文は文の組み合わせから、三つの形に分類できる。
① いくつかの文が対等の関係で組み合わされているもの
② 一方が接続部として働くもの
③ 文に相当する部分が、連体修飾の連文節となって、主部・述部・修飾部の一部に含まれるもの
■ 文と文との連接
意味上のつながりを持って二つの文が連続することを、文と文との連接という。文と文の連接では、指示語や接続詞が大きなはたらきをする。
〇 文と文との連接の型には、次のようなものがある。
①順接 ②逆接 ③同格 ④補足
⑤添加 ⑥対比 ⑦転換 ⑦連鎖
■ 文の集まり
――段落・文章
(1) 中心文
中心文=その段落の内容を端的に示す文。
〇 段落は、中心文と、その他のいくつかの文からなる。
〇 説明的文章の読解では、中心文の読み取りが重要となる。
〇 中心文は、段落の初めに来るとは限らない。
(2) 形式段落と大段落
形式段落
=形式上の改行された小段落。
大段落(意味段落)
=意味の上から分けた大きい段落。いくつかの形式段落からなる。
(3) 文章の全体構造
〇 起・承・転・結
〇 序論・本論・結論
〇 発端・クライマックス・大団円
など
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