ネットニュースに載ってから
3/2の開館日には、まあまあの数の
来館者がいました。
博物館へ入られる方が大半で
（博物館は建屋の奥に入口がある）
博物館の中には懐かしいレトロゲーム機が
少し陳列されています。
それも1回10円のやつですね。
ほとんどの方が10円のゲームで
遊ばれていたようで両替を言われる事が
とても多かったです。
入館する際に両替しておけば
いいですがメインの展示がある
2階へ急な階段を上がったあとに両替となると
わざわざ受付がある1階へ
下りてこなければなりません。
そういうケースを何度か見ていて
両替機があれば・・・と思いました。
しかし2階に両替機を置くにも重量の
問題や設置する予算の問題があります。
他にも100円で動く機械もあるので
せめて100円を持っていれば10円10枚にして
遊ぶ事ができると思うので100円を10円にする
両替機があればいいと今は考えます。
駄菓子屋向けゲームを置いてる店で
よくある両替アイディアとしては
100円のガチャに10円10枚のカプセルを
入れて両替機の代わりとして使う案。
しかしここはアミューズメントミニ博物館なので
できれば、その昔あった手動式の両替機を
置きたい！！
ただそんな両替機はもう国内での現存が
少なすぎるので残ってたとしてもバカ高い・・・
（レバーをひくと10円が10枚出てくる
レスタータイプの手動両替機）
（DAITOが昔作っていた手動式の両替機で
横のハンドルを回すと10円が10枚落ちてくる）
手に入れるだけでも一苦労な上に
バカ高くて入手する予算はない。
そこで本当はアミューズメントミニ博物館の
手動販売機コーナーに展示するか悩んで
事務所に保管したまま、出ししぶっていた
DAITO製の手動販売機を
（貝印専用の手動販売機）
改造して両替機にする事にしました。
見ての通り、この手動自販機は
貝印のカミソリを販売する専用販売機に
なっている珍しいタイプです。
ちょっと見てみましょう。
（貝印のカミソリのロゴが入っている）
（貝印のカミソリを展示する
ショーケースが付いている）
（100円専用機になっている、売切時
販売中止する機能も付いている）
（DAITOのハンドルが横に付いている
タイプは古い機種）
どういう改造したかは防犯上、写真を
掲載する事はできませんが
この手動販売機は傾けて少し揺らすと
ハンドルを回さなくても商品が
出てしまう構造になっていました。
これを出ないように改造しました。
また本体内の改造は最小限にして
現状回復できるようにしました。
この手動販売機は箱に入った貝印のカミソリを
販売する構造のためサイズが近い箱を用意して
10円10枚を入れてセットすれば両替機として
使える訳です。
そうやって箱のサイズに近いものを探して
回り、なんとか両替機として
準備ができました！！
実際に100円を入れてみましょう。
（100円を投入口に入れる）
返却口も返却レバーもありません。
100円以外は絶対に入れないで下さい。
無駄に飲み込まれます。
横のハンドルをガリガリと
回します。
コトンッ・・・
箱が出てきました。
この箱の中に
10円玉が10枚入っています。
なぜか左右にネジが付いてる変わった形を
していますが、この箱をこの販売機で
使うためには左右のネジが重要な役割を
しています。
これで両替機が準備できました！！
最近、1970年代風のテープ劣化感がある
リアルな映像を作る事に凝ってます。
箱は再利用しますので必ず
返却して下さいね。
次の開館日は4/29です。
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