ひっっさびさに、多分皆さんが読みたいんじゃ、と思うようなハナシを書きます。

ピンサロは、風俗の中でも、ちと特殊なように思える。

ちょっとキャバに近いというか(実際、飲み屋として届出をしてるので。表向き。)働く嬢には待機時給があり、お財布空っぽでとぼとぼ帰宅、ということにはならない。

ただ、店により時給分がその日に、バック分が〇日ごとに、とか翌出勤日払いとか・・・と独自のシステムがある場合も。

音楽が大音量でかかる真っ暗なフロアの中、女の子やらスタッフさんが周りをウロウロするボックス席の中で、あれやこれやと、いちゃこらする。

個室ではない。ボックス席である。

女の子の格好は様々。ベビードールや、ドレス、店のテーマにより学園系、OL系、その他コスプレなど。



シャワーはないので、消毒を染み込ませたおしぼりで拭き拭き。

シートや双方の身体を汚せないので、手、もしくはお口で最後。おしぼりで受け止めて(はき出して)おしまい。

マンツー式、回転式などお店によるが、花びら回転、ニッコリ、V、女の子を番号で〇番と呼ぶなど、特有の用語がある。

これらを場内アナウンスでしっかりと聞き取らなければならない。

なぜなら、イメクラやデリで当たり前だったタイマーや、ホテルの部屋にあるような時計はもうない。

初めましてのその方が、ようは早いのか、遅いのかなんて未知の世界。全て数をこなし掴んでいく自分の感覚である。

時間は、今まで60分とか120分という時間軸で生きてきた嬢からすれば、あっっちゅー間。

真っ暗な中で、基本は短時間のサービスなので、求められる容姿のレベルはそこまで高くない。みたい。多分。

ヘルス系で全身リップやらす〇たやら受け身やら、もっとハードなサービスをしていた嬢さんは、そのサービスが割愛というかライトになるだけだから、時間の感覚さえ掴んでしまえば多分対応はしやすいかなあ。

ただ、そのぶん回転、回転となるからそこに慣れないとだし、その短時間でどうやってアピールしていくかですよね。。

個室待機でぬくぬくしていたから、

あまり寛げるとは言えない大部屋待機に入ると、最初は気を使うかなあせる


とはいえ、

昔ほんのひと月いた店は、待機室すらなかった ショボーン

フロアの1画のボックス席に、女の子達がベビードール姿で効きすぎの冷房に凍えながら、ひしめき合っていた。

当時のあたしもバカだったけど、いつ払われるかわからないお給料をひたすら物言えず待ちながら、ひと月近くただ働きした。(その店、給料の未払いで有名だったのです)

今のお店はフラットだから(上の画像みたいな、まんきつのフラットシートみたいなやつ)比較的動きも取れるけど、前のお店はベンチで。

何ともアクロバティックな態勢で、あんな事こんなこと、全身痛かったな汗

10年以上を経て、よい環境に巡り会い、きちんとお給料も頂けて(当たり前だが)ようやくトラウマが払拭できました笑い泣き

ありがたいことに、ぼち、ぼちとリピーター様も。

サロンはリピーターとフリーで大きくバックが変わります。とにかく1日ひとりでもリピーターさんなり、場内指名なりをもらわないと。諭吉2枚は、夢のまた夢。位です。

キツいねチーン家賃や光熱費がある独身時代なら、まず無理だったわ。

旦那さまのお陰で雨風凌げているいま、頑張らねばね。

そして風俗店で働くのは・・・今度という今度は、最後にしたいものですね。