メキシコ(Mexico🇲🇽)・グアテマラ(Guatemala🇬🇹)辺りか?
と推測されるも、実はハッキリとどこだか解明されていない原産地。

日本には天文年間(1532年〜1554年)に地球を半周しポルトガル(Portugal🇵🇹)の宣教師達により豊後(現・大分県)へ伝わったのが最初と云われている『かぼちゃ』(南瓜)
※学名・Cucurbite maxima 
※英語名・Pumpkin Squash

甘く、メイン・サブでも使い勝手がよく、ハロウィン🎃でも登場し、洋の東西を問わず食卓の人気者ですよね。

宣教師達のキラーパスを、品種改良と言う見事なトラップで受け継いだ先人達の努力の元、日本の風土に適して進化した『黒皮かぼちゃ』と呼ばれる伝統的な日本かぼちゃは、安価で加工に適した『西洋かぼちゃ』の勢いに押され、徐々に生産農家さんも少なくなってしまいました‥

『備前黒皮かぼちゃ』と呼ばれる日本かぼちゃの一大産地だった吉備の国・岡山県も、その例外ではありませんでした‥

だがしかし‥

先人達の努力の賜物である『備前黒皮かぼちゃ』を平成・令和の世に復活+普及を目指して立ち上がった有志達が現れたのです!

2014年、岡山県瀬戸内市にて発足。
日本カボチャ 備前黒皮を復活させる会』の軌跡を先ずはご覧頂きたく。



同会の会長にして、『日本一のだがし売場』を運営する㈱大町の副社長、そして何よりマイメン(浅草もんじゃ友達)である安達勇治さんより頂いた『備前黒皮かぼちゃ』を使用した風土趣菓の美味しさ、想い、センスに感涙しかけたので、ブログにアップします。
DSC_0949
(備前岡山『ちびだんご』。素材の力に情熱を注いで‥)

備前の国以前、岡山県と広島県の東部を含む一帯は吉備(きび)の国と呼ばれておりまして。

「お腰に付けたきびだんご〜♪一つ私にくださいな〜♪」でおなじみの桃太郎パイセンのきびだんご≒吉備団子なのは、この地名に由来するのです。

駄菓子の世界でも汎用性が非常に高い『きびだんご』系のパケにもほぼほぼ桃太郎パイセンが描かれておりますが、その元ネタは吉備団子ではなく、北海道の開拓史時代(屯田兵)の『起備団合』に由来しますから、要注意及びに要チェックやで〜。

ここでは詳細は省きますので当ブログの該当記事をご覧くださいませ。


さてさて。

筆者が頂いたのは、餡に『備前黒皮かぼちゃ』・きな粉に『黒大豆』と共に岡山県瀬戸内市産の素材を使った、お腰につけた‥もといその名も高き『ちびだんご』。

名付け親は上記、『日本一のだがし売り場』の看板娘・だるまちゃん。

だるまちゃん、いいセンスしてる〜!!


素材⇒
岡山県瀬戸内市産。

製造販売元⇒
県都・岡山市(北区)の『御菓子処 清風庵

ネームネタ⇒
きびだんご

プレゼンツ⇒
『備前黒皮を復活させる会』


地産地消+岡山県民スピリットが散りばめられていて、皆で地域を盛り上げようとする気概は、きびだんごをお腰に装着し、犬・雉・猿をお供にする頃の謂わば、桃太郎立志編とでも言うべき人情ストーリーに感動した訳です。

そして、なんと言っても

ぼっけぇ美味しい‥
DSC_0952
(1袋=8個入り・16個入りタイプの2種類。本気で美味しいですYO)

きな粉とかぼちゃが、くんずほぐれず一緒にDancing Allnight。

絶妙のさじ加減で配合され、袋を開ければすぐに漂うきな粉の香り‥

8個入り=432円
16個入り=864円

地元の名産品『備前黒皮』×『黒大豆』を、地元の御菓子処が丹精込めて作り上げる『ちびだんご』

その素晴らしき郷土愛に想いを馳せた筆者。

御腰に付けた『ちびだんご』一つ私にくださいな~などとは、安易に言えないわ・・
大事な日に、一人こっそりと食べ尽くしてやんよ~!

と、大海原の遥か彼方に聳える鬼ヶ島を見据えていたところ(完全無欠な妄想)、我が家のチビ鬼達が「お~。美味そう!食べちゃおう」と言っているのを聞いて、終わった・・・と、運命を悟りました。

伝統菓子として、駄菓子として、素晴らしき輝きをスパークさせ続ける『きびだんご』。
未来への希望とも融和性がとても高そうです。
DSC_0952

~商品情報~
『備前岡山 ちびだんご』
名称 和菓子

原材料名 
白生餡(隠元豆)、砂糖、水飴、かぼちゃ(備前黒皮)、黒大豆きな粉、麦芽糖、きび粉/トレハロース、酵素(一部大豆に含む)

栄養成分表示 1個あたり(8個入り)
エネルギー 37kacl
炭水化物 7.8g
たんぱく質 0.9g
食塩相当量 0.0g
脂質 0.4g

製造者

御菓子処 有限会社 清風庵 
岡山県岡山市北区下伊福1-4-6



日本一のだがし売場
岡山県瀬戸内市長船町東須恵1373-5