BBCが、『野生生物の取引めぐる中国のジレンマ 新型ウイルス拡大で禁止でも再開求める声』なる記事で中国では政府の方針に反して中国国民からは野生動物取引の要望が強いという。やはり、国際社会は強く中国に要請すべきであろう。この点だけはトランプ施策は買える。
中国・湖北省武漢市で最初に確認された新型コロナウイルスをめぐっては、感染拡大のそもそもの起源が依然として明らかになっていない。
野生動物を扱う市場が発生源ではないかとの見方があり、中国政府は国際社会の圧力を受けて、野生動物取引を禁止してきた。しかし国内では、野生動物の取引再開を求める声が強まっている。
中国の一部地域で行われている食用や漢方薬用のヘビやネズミの繁殖は、一部の最貧層の人々にとって所得拡大の大事な手段だ。
しかし新型ウイルスのアウトブレイク(大流行)発生後、中国政府は数多くの禁止措置を導入した。一連の措置が永続的なものになるのかは今のところ不明だ。